更新日:令和4年4月1日
動物検疫所における検査の信頼性確保に関する取組
これらの取組に加え、平成23年度からISO/IEC17025の認定の取得に取り組み、国内で初めて家畜衛生分野での認定を取得しました。以後もこの取組を続けています。 |
検査の信頼性確保のための取組
動物検疫所では、平成13年度から検査の信頼性確保のための体制整備を開始し、平成15年度に専門部署として検疫部管理指導課を設置しました。その後、平成16年に「動物検疫所の検査室における検査の業務管理要領」などの関係要領を策定し、検査等の記録の作成・保管、検査機器、検査試薬、検査材料の管理方法、検査業務点検などの方法を定め、運用することにより、検査の信頼性確保に取り組んでいます。
国際規格ISO/IEC17025
平成24年2月に精密検査部微生物検査課が、家畜衛生分野では国内で初めて試験所認定制度の国際規格であるISO/IEC17025:2005の認定を取得しました。さらに、ISO/IEC17025が2017年に改訂されたことから、移行審査を経て令和2年2月にISO/IEC17025:2017の認定を取得しました。令和4年3月現在、6検査室で認定を取得しています。詳細については、認定証をご覧ください。
ISO/IEC17025:2017認定証(PDF:423KB)
動物検疫所は、輸出入される動物や畜産物に対し、検査を行うことで畜産の振興及び公衆衛生の向上を図ることを目的としており、これからも検査の信頼性確保に努めていきます。
ISO/IEC17025(試験所等の能力に関する一般要求事項)について
ISO/IEC17025は、試験所又は校正機関が試験又は校正を行うに当たって、正確な結果を生み出す能力があるかどうかを権威ある第三者認定機関が認定する規格です。
この認定を取得すると、ISO9001に基づく品質マネジメントシステムへの適合性と同時に、試験機関の技術的能力に関する適合性が保証され、技術的に的確で妥当な結果を出す能力があることを保証されます。
検査の信頼性確保に関する情報は、農林水産省Webサイト科学的に信頼できるデータを得るために(化学物質編)の「データの信頼性を客観的に証明するためにできること」にも掲載されています。(別ウィンドウで開きます。)
このページに関する問い合わせ先: 検疫部管理指導課