ホーム > 家畜の伝染性疾病の発生状況
平成22(2010)年4月20日に宮崎県において口蹄疫の発生が確認され、感染が疑われる牛や豚等の家畜の殺処分が行われるなど甚大な被害を及ぼしました。
国内で多くの家畜が殺処分されることは、畜産物の安定供給にも影響を及ぼします。中国や韓国をはじめ、多くの国では口蹄疫の発生が確認されていることから、日本の畜産農家に被害が及ばないよう、動物検疫所では口蹄疫の我が国への侵入防止の徹底を図っています。

ご自由にダウンロードして活用して下さい。
リーフレット:韓国へ旅行される皆様へ口蹄疫発生のお知らせ(PDF:689KB)
ご自由にダウンロードして活用して下さい。
韓国では、平成22(2010)年1月に口蹄疫が発生し、6月には一端終息したものの、11月に再発が確認されました。
韓国における口蹄疫の発生状況(平成23年7月28日)(PDF:198KB)
韓国における口蹄疫(O型)発生の概要(平成23年7月28日)(PDF:119KB)
口蹄疫ウイルス(Picornaviridae Aphthovirus)
牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし等
突然40 ~41 ℃の発熱、元気消失に陥ると同時に多量の流涎(よだれ)がみられ、口、蹄、乳頭等に水疱やびらんを形成し、食欲不振、跛行(足を引きずる)を呈する。乳牛では泌乳停止。
ウイルス株のタイプによっては、鼻・口部のびらん、潰瘍等軽度の症状しか示さないことがあることにも留意する。
牛 :発熱、過度の流涎、咀しゃく困難、急性の跛行、著名な一般症状の悪化。妊娠牛ではまれに流産が起こる。泌乳牛では乳量の減少が見られる。幼若牛は本病の特徴的な症状を示さず死亡することがある。老齢牛では発症率は高いが、死亡率は2 ~3 %である。
豚 :病変は蹄部に多く見られ、このため跛行が最も気付きやすい。口腔粘膜及び鼻鏡の病変は非常に小さい。幼豚では、通常急性胃腸炎及び心筋の変性が起こる。感染子豚は哺乳を嫌い、弱くなり、元気消失し、悪臭を伴う下痢をする。子豚の死亡率は60 %にも及ぶことがある。成豚では跛行がひどく、歩くことを嫌う。
牛では通常2 ~8日(1 ~21日の範囲)
感染動物との接触(飛沫感染)、感染動物の生産物、汚染物品等により伝播。
常在地等を除き発症牛のとう汰による清浄化を推進するとともに、緊急接種用の不活化ワクチンを備蓄。我が国では厳重な検疫を実施(発生国からの畜産物等の輸入禁止措置等)。
なし。発生した場合は、家畜伝染病予防法に基づき、まん延防止のため、と殺が義務付けられている
関係機関へのリンク
農林水産省「口蹄疫に関する情報」
独立行政法人動物衛生研究所「東アジアの口蹄疫情報」(外部リンク)
平成22(2010)年11月29日、島根県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。アジア諸国をはじめ、多くの国で高病原性鳥インフルエンザが発生していることから、動物検疫所では鳥インフルエンザの我が国への侵入防止の徹底を図っています。

海外へ旅行される皆様へ(鳥インフルエンザ)(PDF:594KB)
ご自由にダウンロードして活用してください。
海外における高病原性及び低病原性鳥インフルエンザの発生状況(平成24年1月27日)(PDF:1,443KB)
家きんの高病原性及び低病原性鳥インフルエンザの発生等に伴う輸入停止状況(平成24年1月27日)(PDF:1,432KB)
A型インフルエンザウイルス(Orthomyxoviridae, TypeA influenza virus)
鶏、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥、あひる、がちょうなどの鳥類等
鳥インフルエンザのうち強毒タイプ(これまで強毒タイプの鳥インフルエンザはH5、H7亜型に限られている。)に罹った鶏の臨床症状は、産卵率の低下、呼吸器症状、下痢、流涙副鼻腔炎、頭部・顔面のはれ、鶏冠(トサカ) ・脚部の皮下出血、神経症状などが見られ、高率で死亡します。
鳥インフルエンザが発生すれば、日本を含め世界のほとんどの国では、ワクチンに頼らない殺処分による防疫措置が採られています。また、我が国では厳重な検疫を実施しています(発生地域からの家きん、家きん肉等の輸入停止措置等)。
関係機関へのリンク
農林水産省「鳥インフルエンザに関する情報」
独立行政法人動物衛生研究所「高病原性鳥インフルエンザのページ」(外部リンク)
国立感染症研究所感染症情報センター「高病原性鳥インフルエンザ」(外部リンク)