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バイオマスって何だろう?

 バイオマスって何だろう?

バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、エネルギーや物質に再生が可能な、動植物から生まれた有機性の資源(石油や石炭などの化石資源は除かれます。)のことで、具体的には、農林水産物、稲わら、もみがら、食品廃棄物、家畜排せつ物、木くずなどを指します。

バイオマスの分類

廃棄物系資源

家畜排泄物
食品廃棄物
建設発生木材
製材工場残材
黒液(パルプ工場廃液)
廃棄される紙
下水汚泥
し尿系汚泥
未利用資源 農作物(稲わら、もみ殻等)
林地残材(間伐材、被害木等)

資源作物

なたね
でんぷん系作物等

  

 今、なぜバイオマスなの?

私たちの生活は、石油や石炭などの化石資源に依存してきました。しかし、化石資源の大量消費、大量廃棄の社会システムは、地球温暖化の深刻化、廃棄物や有害物質などの増加といった、さまざまな環境問題を引き起こしています。
このような状況を踏まえ、限りある資源やエネルギーを持続的に利用する「循環型社会」への転換が必要となっています。
バイオマスは、適切に生産・一次利用・再資源化・二次利用すべき資源であり、循環型社会の基本となるものです。

地球温暖化とバイオマス

  • 現在地球規模で問題化している地球温暖化現象は、二酸化炭素などの地球温暖化ガスの大気中の濃度が上昇していることが原因と言われています。
  • この二酸化炭素は、石油などの化石燃料の燃焼により発生するものがほとんどであり、地球温暖化はこれまで私たちが得てきた便利さの代償として顕在化してきた問題なのです。
  • 現在の使い方をつづければ、私たちが最も利用している石油、天然ガス等の化石燃料は21世紀中にほとんど使い切ってしまうことになります。
  • バイオマスは、これらの化石燃料の消費を抑え、代わりのエネルギー資源として利用できるものであり、地球の温暖化を抑制しながら循環利用できるという極めて優れた特徴を持っています。
  • バイオマスの利活用は、未来においても人類が豊かな生活を営むために、是非とも取り組まねばならない課題なのです。

 

 バイオマスは今どれくらい使われているの?

バイオマスの主なものは、廃棄物として処分されています。この廃棄物系のバイオマスは、国内廃棄物の約6割を占めていますが、その利活用状況は充分とは言えない状況です。
木質系廃棄物の林地残材はほぼ未使用であり、食品の廃棄物は90%が再利用されずに焼却・埋立処分されています。

バイオマスの賦存量と利活用状況

対象バイオマス 年間発生量 利活用の状況
家畜排せつ物 約9,100万トン 堆肥利用約80%
食品廃棄物 約1,900万トン 肥飼料利用10%未満、残り90%が焼却・埋却処理
廃棄紙 約1,400万トン 古紙として回収されず、その大半が焼却
黒液(乾燥重量) 約1,400万トン ほとんどがエネルギー利用(主に直接燃焼)
下水汚泥(濃縮汚泥ベース) 約7,600万トン 建設資材・たい肥利用約60%、埋め立て約40%
製材工場等残材

約610万トン

エネルギー・たい肥利用約90%
林地残材

約390万トン

ほとんど未利用
建設発生木材

約480万トン

製紙原料、ボード原料、家畜敷料等への利用約40%
農作物非食用部
(稲わら、もみがら等)
約1,300万トン たい肥、飼料、畜舎敷料等への利用約30%

出展:バイオマス・ニッポン総合戦略等

 バイオマスには大きな可能性があります

バイオマスを原料として、電気や熱、液体燃料などのエネルギーや生分解性プラスチック、工業原料などの製品が生産され、さまざまな用途に利活用が可能です。
今後、利活用技術の進展等により、その可能性はさらに拡がります。
このバイオマスを最大限活用し、持続的に発展可能な社会「バイオマス・ニッポン」を早期に実現することが、今、強く求められています。

バイオマスを利活用すると

  • バイオマスの利活用は、植物や生ゴミ、家畜のふん尿など、皆さんの身の回りの有機物をたい肥や建設資材、あるいは電気などのエネルギーに再利用することです。
  • たとえば、地域において処理に困っている家畜のふん尿や下水の汚泥はたい肥として利用でき、森林の間伐材や生ゴミなどもエネルギーとして再利用できます。
  • バイオマスよりエネルギー量は、大いに期待できるものです。例えば、牛3頭分のふん尿で1日の1家庭の電力がまかなえる程度の発電が可能です。
  • また、サトウキビを発酵させることにより、自動車の燃料にも使えるエタノールを得ることができますが、サトウキビ1トンでエタノールが0.2トン得られます。これを石油に換算すると0.15トン程度になります。

バイオマス利活用の具体例

バイオマスプラスチック製の容器

お問い合わせ先

経営・事業支援部食品企業課
代表:086-224-4511(内線2153)
FAX:086-224-7713

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