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狩猟免許の取得の経費を助成

イノシシによる被害に苦慮していたため、狩猟免許取得代金とワナ代金の経費を交付金で助成している。

1.協定締結の経緯

 当集落は、脇町北西部の阿讃山脈南斜面に位置し畑が8割程度を占めており、野菜が主に栽培されている他,ブロイラー経営が盛んである。
 山振事業により農産加工施設が整備される前から,生活改善活動が盛んであったが,整備後は,加工品の販売等に取り組むようになり,更に山振事業で総合交流促進施設が整備されたのを契機としてグリーン・ツーリズムも積極的に推進している。
 以前から鳥獣害被害が多いため,ネットやトタンを設置して被害防止に努めてきた。 しかし,イノシシについては頭数が増えてきている状況で,対応に苦慮していた。そこで,交付金を集落全体で使うことの必要性と,これまでの対策では不十分だったことから対象を増加傾向にあるイノシシに絞った対策が必要であったため,集落での話し合いで対策を講じることになり、集落協定の締結に至った。

集落協定の概要

市町村名 徳島県美馬郡(みまぐん)脇町(わきまち)
集落協定名 横倉(よこくら)集落
対象地域 特定農山村地域
協定面積
14ha
草地 採草放牧地
17% 83%
作目 水稲、大豆 茶、リンゴ、トマト
交付金使途  個人配分分      50%
共同取組活動分
(50%)
役員報酬   4%
水路農道管理 20%
鳥獣害防止5%
諸会合費  21%
協定参加者
25人
農業者25人

2.取り組みの内容

 イノシシについては出現頭数がかなり増えてきている状況の中,捕獲用ワナ(ククリワナ)を8本購入し,4人に狩猟免許を取得してもらい、有害捕獲の許可を得て平成13年10月頃からイノシシの通り道に8本ワナを仕掛けた。この後も有害捕獲の許可を得て定期的にワナを仕掛けている。
 その他の取り組みとして地元産の大豆を使用した加工品づくりするため交付金により大豆種子の購入をしている。また,当集落には,観光りんご園があるが,そのりんご園の更なる集客を図るため観光案内板とパンフレットの作成代の一部を助成している。その観光りんご園を利用して山振事業で設置した総合交流促進施設と連携してのグリーン・ツーリズムの取り組みの他,鶏糞発酵堆肥を施用して環境に優しい農業にも取り組んでいる。

3.取り組みによる効果

 ワナを仕掛けてから2頭を捕獲することが出来,イノシシの出現回数が多少,減少したように感じている。
 狩猟免許を取得しワナを設置できるようになったので,特に収穫前の農作物を守るのに役立った。また,平成14年度についても交付金でワナを6本追加購入している。今後も引き続いて対策を講じていくとともに他集落へも広めていきたい。
 また,総合交流促進施設を利用したグリーン・ツーリズムに力を入れているとともに花いっぱい運動にも積極的に取り組む動きが出てきた。

捕獲イノシシ

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