ホーム > 統計情報 > 先進的取組事例 > 「食料・農業・農村で輝く女性たち」第1集~新しい風を感じて~ > 広島県 世羅高原6次産業ネットワーク理事 井上幸枝
販売・流通加工分野 (世羅高原6次産業ネットワーク理事) No.販売8
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取組主体の名称 |
世羅高原6次産業ネットワーク |
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氏名 |
井上 幸枝(いのうえ ゆきえ) |
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年齢 |
59歳 |
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所在地 |
広島県世羅郡世羅町黒渕518-1 |
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電話 |
0847-25-4304(夢高原市場) |
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ホームページアドレス |
http:/www.serawinery.jp/sdp/index.html |
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経営規模 |
生産者 53団体、会員 約1千名 |

井上幸枝さん 広島県世羅町
広島県世羅町在住の井上幸枝さんは、昭和60年に農家の主婦を中心とした生活近代化グループ連絡協議会(せらにしふれあいの会町内15グループ)を発足させた。同会では各地区で農産物の加工など農家の生活改善を目指したが、農産物加工の許可施設がないため、ほとんどの産品はイベント等しか販売できなかった。平成2年に町の活性化のための活動が評価され、生活改善全国表彰で農林水産大臣賞を受賞。この受賞がきっかけとなり5年に会員が待望した農産物加工所が建設され、会が運営する形で特産品センター「かめりあ」をオープンした。地元食材にこだわった、黒米おはぎ、大豆発酵食品「テンペ」等少量多品目生産が可能となった。現在、井上さんは、通称世羅台地を活動エリアとする「世羅高原6次産業ネットワーク」の理事を務めている。この団体は11年に設立され、世羅町の一次産業から三次産業まで行う生産者37団体(設立当時)から成っている。広域にわたる生産者(果樹・花農園)、産直市場、女性起業家等、地域の農業資源・人材をネットワーク化することで、それぞれの特徴を活かしながら、地産地消運動の相乗効果を高め「世羅高原」を、一つの活動範囲として位置付けつつ町の活性化に取り組んでいる。
平成18年4月にオープンした「せら夢公園」を、六次産業ネットワークの拠点として、世羅町全体の農業公園化に向けて取り組んでいる。同公園の店舗においてブース(間仕切りした場所)を設置し、テイクアウト販売(郷土食の持ち帰り販売)、交流、体験、ふるさと便発送、レストラン「ダイナック」への食材提供を行いながら、中庭では生産者による新鮮な産品のワゴン販売を行う。ネットワーク(現在53団体約1千人)を組むことによって、会員それぞれが各自の農園のPRを行い観光客を呼び込むなど、相乗効果を高めつつ収益の向上も図っている。また、毎年1月に産品試食会を開催し、各グループが開発した産品を持ち寄り、試食と情報交換や商品力を高めるなど研究開発につなげている。
今後、世羅町全体の農業公園化に向け、会員の増加を目指しているが、高齢化や後継者不足の問題がある。担い手に対しても自信をもってやれるよう兼業でも良いので「育てる町、住みよい町」を目指している。
そして、農業公園化に向けてグリーンツーリズムが必要であり、単に新しい宿泊施設を建てるのではなく、現在ある農家の空部屋を改装することで有効利用していければと考えている。
☆井上さんのことばより☆
「誠心誠意、嘘じゃなくて飾らない心から対応している。広島弁丸出しで普通に接してます。ネットワーク会員さんの自信のあるこだわりの品を売っているので、作った人の気持ちをお客さんにいかに伝えるか、心からお客さんに接することですよ。」
現在は「世羅高原6次産業ネットワーク」の拠点としての役割を着実に進めていきたい。
以前は米を作っていれば買ってもらえたが現在では難しい。自分で作り自分で売っていく必要がある。またそれを喜びと感じるようにならなければならない。田畑は休耕地が多く荒れてきている。田が荒れたら元に戻すのが大変。米を作らなくても山にならないように管理できる体制づくりが必要だと思う。
何からでもいいので、できることから取り組むのが良いと思う。特に体験が大切。頭で考え悩むより、体を動かし汗をかくことが必要だと思う。農業体験が良い。人はいずれ土に帰る。土に触れることが必要なのではと思う。座右の銘は特にないが「人のためではなく自分のために。人生死ぬまで勉強。」

せら夢公園夢高原市場内の様子
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