ホーム > 統計情報 > 先進的取組事例 > 地域におけるバイオマス利活用取組事例(平成19年改訂版) > 丸和林業 株式会社
| 取組主体名 | 丸和林業 株式会社 |
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所在地 |
高知県高知市知寄町3丁目303番地 |
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電話 |
088-882-6155 |
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FAX |
088-882-8273 |
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ホームページアドレス |
http://www.maruwa-forest.co.jp |
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取組開始年度 |
平成9年度 |
種類名 〔製材の端尺材・樹皮〕 収集範囲 〔四万十町〕
種類名 〔製材の端尺材・樹皮〕 発生量 〔1,500立方メートル〕
利活用量 〔緑化木の保護・育成用マルチマット約7万袋(1袋1.5キログラム)〕
高知市の丸和林業株式会社は、平成9年から木材の廃材等を利用して緑化木の保護・育成用マットを製造しており、同社は、山林の伐出・造林事業及び製材、木材チップ、集成材製造販売など様々な事業に取り組んでいる。 製材の過程で多量に発生する端尺材や樹皮、緑化木のせん定枝条、ダムの流木等の大部分は現場で焼却されていた。そこで、森林資源の有効利用ができる製品の生産を目的として、9年に木材の廃材を利用した、法面、土砂の流出防止等への植物のマルチングとしてマルチマットを開発した。これらは、わらによるマルチングと比較して施行が簡単なうえ、耐久性、保水性が高く、また、雑草の抑制効果が期待できる。
丸和林業株式会社は、収集した山林、工場残材等から出る木材及び樹皮を利用して緑化木の保護・育成用にマルチマットを製造している。マルチマットは、山林、工場残材等から出る木材及び樹皮を切断、粉砕処理してできた特殊チップを麻袋(50センチ×34センチ)に4~5リットル入れた製品を同社工場で年間約105トン製造している。 それを現場で均一に敷くなどし(斜面等では木製の杭を打ち積み上げている)、主に道路や林道の法面の緑化のほか、山火事後の山林回復、治山工事、水源森林の整備等に幅広く利用されている。また、最近ではブルーベリー栽培の土壌乾燥防止用として活用されている。
今まで利用されなかった資源の一定量の利用ができるようになった。当初の緑化木の保護・育成という用途のほかに、砂防堰堤等での土砂の流出防止にも利用されるなど、用途が拡大している。 また、土壌の保水力が乏しく降水量も少ないため、従来の方法では樹木が活着しにくい瀬戸内海地域等から多く依頼を受け、山火事で被害を受けた山林復元に利用された。更に、保水性のある土壌が好まれるブルーベリーの栽培で香川県内の農家から注文が入っている。
丸和林業株式会社の事業所に持ち込まれる製材からの端尺材等の量は膨大であり、マルチマットとして再生利用しているものはごく一部でしかなく、需要量以外はたい肥化している状況である。また、従来の資材に比べて価格が高いため、環境よりも経済性を重視して、過去の工法に戻ってしまった顧客もあり利用が広がりにくい状況となっている。 現在、マルチマットの利用はほとんどが県外であり、原料は高知産の木材であるので、地産地消の意味でも高知県内での利用拡大に努めていく。あわせて、県外においては、技術的な指導を行いながら、今後は、輸送コスト面等も考慮し、地元での木材調達、地元で供給する体制づくりが必要となってくるものと考えている。 更に、マルチマットのほかに、チップの需要拡大や利用方法の多様化を図るため、火力発電所や企業等のボイラーの燃料化等にも力を入れていきたい。


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統計部調整課
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