ホーム > 経営 > 男女共同参画 > 農業分野における社会参画促進フォーラム開催
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3人の娘さんの子育て経験を通じた、父親としての関わり方やご自身が考える男女共同参画について、わかりやすく、また、楽しくお話していただいた。
会場内は終始、笑い声に包まれた。最後に、落語「桃太郎」を披露していただいた。
現在の女性の経営参画状況、社会参画状況を踏まえながら、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%程度にするという目標達成に向けて、個人、組織、行政が取り組むべき方向性等について説明があった。その中で、農山漁村男女共同参画推進協議会が実施する平成22年度農業・農村男女共同参画推進事業の取組内容を紹介するとともに、地域における社会参画を進めるには地域での取組が重要であるとの説明があった。
(1)三次農業協同組合 組合員課長 滝口彰子氏
平成3年の合併後、財務の健全化を目的とした事業改革を推進した。その改革の過程で、少子高齢化による地域の存続やJAの存続などJA三次の課題が浮き彫りとなった。また、合併後、組合員の減少が進んだため、その対策として、平成17年に「組合員拡大3カ年計画」を策定した。計画の一環として、JA三次の組合員等の実態調査を実施した。その結果、JA三次発足当初から、女性組合員が多い状況を再認識した。JAの学習活動を職員だけではなく組合員も対象とするよう活動対象を拡大したほか、組合員拡大運動として、職員1人当たり組合員10人/年間の加入目標を立て、男性組合員の理解促進により一戸複数の正組合員化(女性の加入を重点)を推進した。この結果、総代への女性選出枠(10%)を確保した。このような女性参画の効果として、3つの常任委員会に、女性1人づつを配置することが実現した。すると、女性ならではの生活の視点からの発想・意見等により雰囲気などが変化した。
こうして、JA活動への参画意識は高まり、各種活動への女性参加者は増加傾向である。
(2)やまぐち女性農業委員の会 会長 石本和子氏
平成11年7月議会推薦で選任委員となる。山口市農業経営改善計画審査会会長として家族経営協定締結による共同申請を推進した。また、農業委員会活動の対応窓口を委員会事務局に統一し、全ての委員会活動を事務局に報告するようにした。平成18年8月の選挙では、議会推薦枠4名全員が女性になった。
平成18年に下関市で開催された日本女性会議に女性農業委員3名が参加し、大いに刺激を受け、山口市女性農業委員自主研究集会(4回)を開催した。各人が行動する農業委員をめざして取組を行っている。平成21年3月には、山口県内の女性委員のネットワークとして「やまぐち女性農業委員の会」を設立し、初代会長に就任した。会では、農業・農村における男女共同参画の推進、女性の視点を活かした農業振興、次世代にとって魅力ある農村づくりを目的に交流と連携に取り組むとともに、地域の女性指導者として資質の向上を図っている。
(3)まんのう町生活研究グループ協議会 馬場俊江氏
(元香川県農家生活改善士。県水産業基本対策審議会委員、県農業士連絡協議会副会長、地区農業士連絡協議会会長を歴任し、現在香川県名誉農業士。)
「チャンスの神様」を大切にしてきたのが私の人生である。ブロッコリーが全滅したときも、これもチャンスの神様が与えてくれた転機(出会い)へと発想を変え、主人と八十八ヵ所参りをスタートした。平成3年のヨーロッパ研修の案内があったときもチャンスと捉え参加した。チャンスの神様に出会ったときは、即決断、実行あるのみ。また、最後に「男性を手のひらに乗せて、自由にさせているように見せながら、しっかり管理していけるよう女性の皆さん、頑張っていきましょう。」と女性への エールをいただいた。



第1分科会「正組合員25%以上、総代10%、理事2名以上の目標を達成するには」と第2分科会「女性が農業委員に立候補できる環境づくり」を設け、各分科会では5つのグルー プに分かれて、男女共同参画の必要性と課題、今後の具体的方策などについて討論しました。
概要はこちらをご覧下さい。