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中国四国農政局

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    那賀川農地防災事業所

    コラム―お松大権現(だいごんげん)

    阿南(あなん)市加茂(かも)町にあるお松大権現には、福岡の有馬(ありま)・佐賀の鍋島(なべしま)とともに、日本三大怪猫伝(かいびょうでん)と呼ばれる化け猫の伝説が残っています。

    江戸時代のこと、加茂の村は不作が続き、庄屋の惣兵衛(そうべえ)は、村を救うため、私有地を担保に、近在の富豪の野上三左衛門(さんざえもん)からお金を借ります。返済日も近づき、惣兵衛はお金を返しますが、通りがかりの路上だったため、証文は翌日渡すという約束で、三左衛門は帰りました。しかし、その後、何度請求しても三左衛門は 証文(しょうもん) を渡しません。惣兵衛が病死してしまうと、三左衛門は惣兵衛の妻お松に、金を返せと迫り、ついには、担保となっていた土地を取り上げてしまいます。思案の末、お松は奉行所に申し出ますが、すでに奉行所にも三左衛門の手は回され、取り合ってもらえません。お松は最後の手段として徳島の藩主に直訴を行いますが、厳禁されていた直訴を行ったことで、那賀川(なかがわ)の河原で打ち首となってしまいます。その後、三左衛門と奉公の家々には、お松の愛猫であった三毛(みけ)が妖怪となって現れ、怪事が続くようになり、両家は断絶してしまったといいます。

    お松大権現は、お松を哀れんだ村人がまつった神社で、飼い主のお松に代わり敵討ちをした愛猫・三毛の話から、 勝負事、願い事の神様として知られ、受験シーズンには合格祈願の参拝客でにぎわいます。地元では、通称「猫神さん」と呼ばれ、社殿(しゃでん)にはたくさんの招き猫が奉納されています。

    【写真】お松大権現

    【写真】お松大権現 

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    那賀川農地防災事業所
    〒774-0013
    徳島県阿南市日開野町西居内456
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    FAX 0884-21-0178