1.地形那賀川は、流域面積874平方キロメートル、長さ125キロメートルで、徳島県では吉野川に続いて第二位の大きさをほこる一級河川です。急峻(きゅうしゅん)な剣山(つるぎさん)山系に源を発し、険しい山地を蛇行しながら紀伊水道(きすいどう)へと注いでいます。那賀川が上流から運んだ土砂は下流部に堆積し、河口部の那賀川が平野に出る地点、持井橋(阿南市持井)より東に大規模な三角州扇状地が形成されています。 流域の地形は、山地が92%を占めており、河口付近まで山が迫っています。中流域は、川による浸食作用で山の形が険しく、V字谷や急斜面の入り組んだ地形となっており、平地はほとんど見られません。残り8%の平地は、ほとんどが河口部に集中しており、そのうち約60%が農地となっています。 【図】那賀川流域 |
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