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中国四国農政局

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    那賀川農地防災事業所

    コラム―万代堤と大岩(ばんだいづつみとおおいわ)

    江戸時代の1787年にこの地を襲った洪水は、あたりの全てをのみ込む壮絶なものでした。この洪水を契機に、万代堤の工事が始まります。 阿波(あわ)藩から工事を任されたのは、庄屋の吉田宅兵衛(よしだたくべえ)でした。宅兵衛は、私財を投じて堤防の工事にあたります。5年かけて行われた工事により、長さ1,070メートル、幅45メートル、高さ7メートルの大規模な堤防が完成しました。宅兵衛は台風時の荒れ狂う水の勢いから堤防を守るために、牛枠(うしわく)、水はね岩(現在の水制)などの水防方法を考案しています。

    しかし、それでも堤防は決壊するため、1867年の修築の時に、水の勢いをそぐため、那賀川(なかがわ)に迫って立っている覗石山(のぞきいしやま )から長さ9メートル、高さ7.2メートル、周囲23.4メートルの巨大な岩を水の勢いの最も強い所に落としこみました。今も当時のままあり、地元の人たちから「大岩」と呼ばれ親しまれています。

    【写真】万代堤修築の際に投げ込まれたといわれる大岩

    【写真】万代堤修築の際に投げ込まれたといわれる大岩

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    那賀川農地防災事業所
    〒774-0013
    徳島県阿南市日開野町西居内456
    TEL 0884-23-3833
    FAX 0884-21-0178