4.環境への配慮
本地域では、「神々の国」の古くから先人たちにより継承されてきた遺跡や史跡とともに、斐伊川・宍道湖等の豊かな水を生かした暮らしや農業が営まれており、これに適応した多様な生態系や景観など自然豊かで特有な農村環境が形成されています。
このため、事業の実施にあたっては、動植物に配慮した施設構造、工事実施中の騒音濁水対策等についても検討したうえで方針を定め、周辺環境の維持に努めます。また、「工事による生態系や景観への配慮」とともに、近隣住民や関係自治体などとの「地域協働による環境保全活動」への支援を行い、事業完了後を見据えた地域ぐるみの環境保全活動づくりを目指します。
事前調査により確認された生物、また、確認された生物への影響を低減させるための方策は以下のとおりです。
【保全対象種(施設整備による配慮)】:12種
落差に配慮した水路整備
水生植物等の生育に配慮した水路及び遊水地の整備
護岸構造への配慮(多自然型護岸、土羽護岸)
【その他留意すべき種(施工上の配慮)】:25種
低騒音・低振動型重機の使用
段階的な施工による配慮
表土の保全
生息・生育個体の一時避難
濁水の防止
生息する動植物(一部)
【魚類】 |
【両生類】 |
【底生動物】 |
【鳥類】 |
【植物】 |
お問合せ先
宍道湖西岸農地整備事業所
〒691-0001
島根県出雲市平田町2112番地1 ひらた子育て支援センター内
TEL:0853-25-8252
FAX:0853-63-3952