このページの本文へ移動

中国四国農政局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    四国東部農地防災事務所

    コラム―山田古嗣(やまたのふるつぐ)

    平安時代初期の実務官僚・貴族。能吏(のうり)として知られ、内記・外記を勤めた後、諸国国司を歴任。勤務成績は優秀で、その広い見聞と有能さから公卿(くぎょう)・大臣らの顧問として重用され、『日本後紀(続日本書紀の続き)』の編纂(へんさん)にも携わっています

    846年阿波(あわ)介に補任されました。 阿波国(あわのくに)の阿波郡・美馬(みま)郡は、常に干ばつに悩まされていましたが、古嗣は池と用水を築造する灌漑(かんがい)事業を成し遂げ、その仁政(じんせい)と能力の高さから広く名声を得ました。現存する浦池(うらのいけ)(徳島県阿波市土成(どなり)町内)と古池(徳島県 三好(みよし)市池田町内)は、古嗣が築造したとの伝承が残っています。

    お問合せ先

    四国東部農地防災事務所

    〒779-0105
    徳島県板野郡板野町大寺字王子72-2
    TEL:088-672-5252