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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第9号 2016(平成28)年5月2日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    1【今週のひとこと】

    ★ 稲作にまつわる話

    香川支局地方参事官室 総括農政推進官(東讃地区担当) 中山正人

    香川県では、ゴールデンウィークの頃に早期米コシヒカリの田植えが行われます。その後も順次田植えが進み、満濃池のユル抜きとともに県内の田植えは最盛期を迎えることとなります。

    コシヒカリが導入されたのが、昭和60年です。それまでの中生種のコガネマサリに代わり面積は拡大し、平成12年にはヒノヒカリに逆転されましたが、依然人気があり作付面積は4割弱を占めています。

    東讃地域では、田植えが終わると「さのぼり」(挿苗植え上がり。田植えの終わりに手伝ってもらった人を自宅に招いて、祝宴を開く内祝い。)が行われます。また、同じように稲の収穫が終わった後には「おかいれ(陸入れ)」が行われていました。先人の頃より田の神に感謝し、秋には豊作を祈願して秋祭りが行われてきました。しかし、現在は収穫後の祭りと変貌しているのも時代の変化と言えます。

    時代は変われど田の神に感謝し、豊作を祈念することは、農家の皆さんの自然な気持ちだと思います。天候不順等に左右されることなく、平成28年産米の豊作を祈るばかりです。

     

    2【お知らせ】

    ★ 「2016年春の農作業安全確認運動」の実施について

    農林水産省では、全国で毎年約400件の農作業死亡事故が発生し続けている現状を踏まえ、事故が多発する春作業の時期を農作業安全対策の重点期間として、「2016春の農作業安全確認運動」を展開しています。

    今回の重点推進テーマは、「一人一人の安全意識の向上で事故防止」です。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/2016_spring.html

    なお、「農作業安全ポスターデザインコンテスト」の作品も募集中です。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/28poster_design.html

     

    ★ 「食と農の景勝地」に関する中国・四国ブロック説明会の開催

    中国四国農政局では、「食と農の景勝地」制度の普及及び制度の登録を促進するため、ブロック説明会を開催します。

    ・中国ブロック説明会(岡山市会場)

    日時:平成28年5月17日(火曜日)13時30分~16時10分

    会場:岡山県農業共済会館6階大会議室(岡山市北区桑田町1-30)

     ・四国ブロック説明会(高松市会場)

    日時:平成28年5月18日(水曜日)13時30分~16時10分

    会場:香川県社会福祉総合センター第1中会議室

    (高松市番町1-10-35)

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/chushi/press/ke_zigyo/160422.html

     

    ★ 「飼料用米多収コンテスト」の開催

    農林水産省は、一般社団法人日本飼料用米振興協会と共催で、「飼料用米多収日本一」表彰を開催します。

    対象者は、平成28年産の飼料用米の生産において、多収品種を1ha以上作付けし、生産コスト低減に取り組む方です。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouqa.html


    ★ 日本農業遺産の認定及び世界農業遺産への認定申請に係る承認に関する公募について

    農林水産省は、将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業システムを広く発掘するため「日本農業遺産制度」を創設し、認定を希望する地域を募集します。併せて、世界農業遺産への認定申請に必要な農林水産省の承認を希望する地域を募集します。

     ・募集対象

    日本農業遺産の認定及び世界農業遺産への認定申請に係る承認を希望する地域

     ・公募期間

    平成28年4月12日(火曜日)~平成28年9月30日(金曜日)まで

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kantai/160412.html

     

    3【農政ミニ知識】

    ★ 「食と農の景勝地」とは

    海外における日本食・食文化に対する関心は近年高まっており、また日本を訪れて「本場の日本食」を体験したいという外国人のニーズも高まっています。そこで、「地域の食」と地域の景観などの資源を組み合わせて、訪日外国人を中心とした観光客の誘致を図る地域の取組を「食と農の景勝地」として認定します。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/keisyoti_kentokai/

    ★ 地理的表示保護制度とは

    地域で育まれた伝統と特性を有する農林水産物・食品のうち、品質等の特性が産地と結び付いており、その結び付きを特定できるような名称(地理的表示:GI)が付されているものについて、その地理的表示を知的財産として国に登録することができる制度です。登録すると、GIマークを付することができ、不正な地理的表示の使用は行政が取り締まります。平成28年3月31日現在、「あおもりカシス」(登録番号第1号)をはじめ12産品が登録されています。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/

     

    4【AFFクイズ】

    ★  香川県の小麦で、販売目的で作付している経営体数の解答

    正解は  (イ)548経営体でした。

    販売目的で小麦を生産している経営体数は年々減少傾向にあり、10年前と比べ約4割に減少しましたが、1経営体当たりの作付面積は約4倍となり、規模拡大が進んでいます。

    ★  Q  香川県でさとうきびを生産している農家数は?
    香川県特産の高級和菓子「和三盆」、その原料となる「さとうきび」を生産している県内の農家数(販売目的で作付けしている経営体数)は、全国で何位でしょうか?

     (ア)3位    (イ)8位    (ウ)13位

     (解答は次号)
     

    5【コラム】

    ★ 家畜による除草-除草作業にお困りの方々へ-(その2)

    引き続き、ヤギ放牧による水田畦畔や未利用地等の除草について紹介します。

    ヤギの放牧法には、(ア)電気柵・固定柵の中で放牧させる方法と、(イ)繫牧器に繫いで放牧させる方法(以下「繋牧(けいぼく)」)があります。

    柵による方式は、広範囲の除草に適しており、長期間同じ場所に放しておく事ができます。また、電気柵は設置・移動が簡単なことから、移動放牧に向いています。一方、繋牧は支柱やロープ等で簡単に設置でき、資材費もかからず急傾斜地や凹凸のある地形にも向いており、水田畦畔の除草にも応用できます。

    鹿児島大学が行った繋牧による水田畦畔の除草実験では、除草効果は顕著、ヤギの健康上の問題点もなく、牛の放牧で課題となっている畦畔法面の崩壊も見られなかったそうです。

    繋牧に係る経費ですが、ヤギを1頭レンタルすると月額約1万5千円程度、繋牧に必要な材料(杭、ワイヤー、パイプ等)は比較的安価で入手可能で、作業も給水などの軽作業が中心となります。

    なお、ヤギは1頭では不安がって鳴いたり食欲が低下したりするので、2頭以上の放牧がおすすめだそうです。(続)

     ・山羊放牧による水田畦畔の植生管理(鹿児島大学農学部学術報告)
    http://ir.kagoshima-u.ac.jp/bitstream/10232/8200/1/article02.pdf

     ・「有畜農業の役割と展開」(ヤギによる未利用地等の植生管理)(p25~p99)、((独)農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所山地畜産研究チーム)
    https://www.naro.affrc.go.jp/training/files/material2008-11.pdf

     ・ヤギの放牧と除草効果(香川県畜産試験場)
    http://www.pref.kagawa.jp/chikusanshiken/danwa/data/danwa22yagi_houboku.pdf

    (総括農政推進官 松尾)

     

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