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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第31号 2017(平成29)年4月3日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
       「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる
    環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問
    題を解決するためのものです。農林水産省HPで説明動画を公開して
    います。ぜひご覧下さい。
    http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    震災復興の一助
                                                       前主任農政推進官   藤原   公彦

       昨年10月21日に鳥取県中部地震が発生し、最大震度6弱を観測しました。
    私の自宅は震源地の隣町にあり、家族の話では経験したことのない大きな揺れ
    だったようです。当日の夜に高松から帰省しましたが、震度3から4クラスの
    余震が頻繁に発生し、ずっと揺れているような感覚でした。幸い自宅近くで大
    きな被害はなく胸を撫で下ろしました。しかし、震源地に近い場所では今でも
    屋根にブルーシートを張った住宅が多くあります。また、道路は各所で路面損
    傷の影響が残っており改めて地震の怖さを感じます。
       鳥取県の資料によれば、農林水産業関係の被害は全体で約16億円にのぼり、
    特に梨や西瓜の選果場などの施設被害は約5億円に及びます。梨や西瓜は県中
    部地域の基幹作物であり、県を代表する特産物であるためハード面の早期復旧
    が待たれるところです。
       ところで、地震の揺れに耐え落果しなかった梨は、「合格まちがい梨」と名
    付け受験生向けの縁起物として全国で販売されました。また、北栄町のワイン
    醸造所では地震により約5万本のワインを失いましたが、割れなかったワイン
    を「幸福のワイン・砂丘~とっとりの絆~」と名付け発売しました。近隣の飲
    食店に立ち寄った際に、店員の方が本ワインを「地震で割れなかった幸福なワ
    インです」と丁寧に紹介している姿が印象的でした。
       このたびの地震による営農者及び事業者の方々が受けたダメージは計り知れ
    ませんが、こうした取り組みが「災い転じて福となす」のきっかけになること
    を念じてやみません。私も幸福のワインを親戚へお歳暮で贈りました。今後も
    微力ながら支援して参りたいと思います。
      

    2【お知らせ】

    高病原性鳥インフルエンザの発生について

       宮城県及び千葉県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜につい
    て、動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果、3月25日には高病原性鳥
    インフルエンザの患畜であることが確認されました。また、当該高病原性鳥イ
    ンフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であること
    が確認されました。
       関係の皆様におかれましては、引き続き本病ウイルスの侵入防止対策等に万
    全を期すようお願い申し上げます。
     

    28年産ナラシ対策の交付申請は5月1日(月曜日)まで

       昨年ナラシ対策に加入され、積立金を納付された方は、5月1日までに「収
    入減少影響緩和交付金」の交付申請書の提出が必要です。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/keiei/pamph.html   

    29年産ナラシ対策の加入申出受付が始まりました

       昨年ナラシ対策に加入され、積立金を納付された方には、出張受付のご案内
    をお送りしています。書類の提出期限は6月30日です。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/keiei/pamph.html  

    全国の野生鳥獣による農産物被害状況について(平成27年度)

       農林水産省は、平成27年度の野生鳥獣による農産物被害状況について、都
    道府県からの報告を基に全国の被害状況を取りまとめました。
       鳥獣による農産物被害は、176億円(対前年8%減)、8万1千haで前年度
    を若干下回りました。被害量は50万t(同8%減)でした。
       主要な獣種別の被害金額は、シカが60億円(同9%減)、イノシシが51億
    円(同6%減)、サルが11億円(同16%減)となっています。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/170314.html  

    平成28年度日本型直接支払の実施状況(見込み)について

       農林水産省は、平成28年度日本型直接支払の平成29年1月末時点における
    実施状況(見込み)を取りまとめました。
       多面的機能支払交付金について、香川県の農地維持支払交付金の取組市町数
    は15、組織数は379、面積は13,623haと見込まれます。
       資源向上支払交付金のうち地域資源の質的向上を図る共同活動の取組市町数
    は15、組織数は255、面積は11,422ha、施設の長寿命化のための活動の
    取組市町数は11、組織数は179、面積は8,840haと見込まれます。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/170314.html   

    フランス政府による日本の農業高校指導者のフランスへの招聘について

       この度、フランス政府より、次世代の農業経営者育成を担う日本の農業高校
    の指導者がフランスに招聘されることとなりました。
       日本の農業高校の指導者が、フランスの農業教育の現場や、特に持続的農業
    の実践をはじめとした農業の現状等について学ぶことにより、日本の農業高校
    における実践的な職業教育の推進を図るとともに、今後の日仏農業高校間の具
    体的な交流・連携に寄与することを目的としています。本招聘に参加する農業
    高校の指導者を募集しています。
    ・招聘の時期   平成29年5月下旬(現地滞在5日間を予定)
    ・場所   フランス(パリ、アラス)
    ・募集人数(予定)   5名程度
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/zinzai/170315.html

    ★「平成29年産水稲の10a当たり平年収量」について

       農林水産省は、「水稲の作柄に関する委員会(平成28年度第3回)」(平成
    29年3月15日開催)の意見を踏まえ、平成29年産水稲の全国及び都道府県別
    10a当たり平年収量を決定しました。
       平成29年産水稲の全国の10a当たり平年収量は、前年産から1kg増加し532
    kgとなりました。
       北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、千葉県、東京都、新潟県、富山
    県、石川県及び長崎県が前年産に比べ引き上げ、長野県、香川県及び福岡県が
    引き下げとなりました。当県の10a当たり平年収量は496kgで前年産より3kg
    減少しました。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/170316.html

     3【農政ミニ知識】

    農業競争力強化プログラムQ&A(その5)

       前号に続き農業競争力強化プログラムについて、Q&A形式で紹介します。

    収入保険制度の導入

    Q   収入保険制度はいつから開始するのですか。

    A・本制度については、先月関係法案が国会に提出されたところです
       ・法案が今通常国会で成立した場合でも、本制度のシステム整備等の準備に
       1年程度の期間が必要となることから、平成30年の秋に、年産で言えば平成
       31年産から加入申請を開始する予定です。

    Q   収入保険制度の対象者を青色申告を行っている者としているのはなぜです
       か。

    A・収入保険制度を適正に運営するためには、個々の農業者の収入を正確に把
       握することが必要であること、また、他産業にはない保険制度なので、収入
       把握は消費者など誰でも納得のいくものとする必要があることから、本制度
       では、税の仕組みを活用して農業者の収入を把握することとしています。
       ・税申告には青色申告と白色申告の手法がありますが、青色申告では、白色
       申告と異なり、複式簿記等が義務づけられており、日々の取引を損益の状況
       だけでなく、資産負債項目ごとにも整理して記帳させるため、帳簿の信頼性
       が高く不正が起こりにくいこと、1年間の農業者の取引内容のチェックを行
       うことも容易であることなどから、青色申告を行っている者を対象としてい
       ます。
       ・なお、青色申告には「正規の簿記」(複式簿記)と「簡易な方式」があり
       ます。「簡易な方式」では、複式簿記までは求めていませんが、白色申告に
       はない現金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳を整備し、日々の取引を
       残高まで記帳することになっており、現在、白色申告を行っている方でも、
       容易に取り組めるものと考えられます。

    4【AFFクイズ】

    ★   海面近くを泳ぎ回る魚で、泳ぎは敏捷で時に釣り人やサーファーなどを
       負傷させる魚の名前のこたえ

       正解は(ウ)ボラでした。
       メスの卵巣を塩漬けし乾燥したカラスミは、味は少し粘りけがある濃厚なチ
    ーズのようで、高級な酒の肴になります。
      

    ★   Q   稚魚は東日本ではコウナゴ、西日本ではシンコ(新子)と呼ばれて
       いる魚の名前は?

       銀白色の細長い体形の小魚で、下あごが上あごよりも長いのが特徴で、春の
    訪れを感じさせる魚です。鮮度落ちが早いため、新鮮なうちに加工、料理が必
    要です。この魚の名前は?

    (ア)キビナゴ       (イ)イカナゴ       (ウ)イワシ

    (回答は次号) 

    5【コラム】

    わがふるさと

       先日、香川を舞台にした「ブラタモリ」を一緒に見ていた妻が「こんぴらさ
    んに行きたい」と言うので、約20年振りに参拝しました。
       春寒の肌寒い陽気でしたが、本宮までの785段を一気に登り、その上の奥社
    (1368段)まで初めて登りました。参拝後は綾川町の某製麺所でうどんをす
    すりながら「昔、全国から訪れた参拝客もこうして口伝えに聞いた讃岐うどん
    を味わったのだろうな」と当時に思いを馳せました。
       高松地域センターの次長として4年前に着任し、初めて最も現場に近い県域
    拠点勤務となり、私なりに「現場目線」ということを意識しながら日々業務に
    あたってきたつもりです。関係機関や市町の皆様にはいつも丁寧に対応して頂
    き、逆に「現場とどう向き合うか」教えて頂くことの方が多かったように思い
    ます。
       この度、東海農政局に転任することになりました。公私に亘りたくさんの経
    験と思い出を頂くことが出来ました。恵まれた気象条件のもとに多品種、高品
    質で収益性の高い産品を擁する香川県農業の発展を確信するとともに、我が第
    2のふるさと香川をこれからも応援し続けたいと思います。有り難うございま
    した。

                                                                  (前総括農政推進官   田鎖


    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-831-8151
    FAX:087-833-7291

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