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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第32号 2017(平成29)年4月17日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
       「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる
    環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問
    題を解決するためのものです。農林水産省HPで説明動画を公開して
    います。ぜひご覧下さい。
    http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    古民家再生と地域の活性化
                                                             総括農政推進官   岸本   聡

       この4月から香川勤務となりました。よろしくお願いします。前任地は山梨
    で、ぶどう、もも、それにほうとうざんまいでした。もちろんワインも。香川
    には讃岐うどんを始め、美味しいものがたくさんあると聞き楽しみです。
       さて、山梨を離れる直前に、古民家再生を手がけている関係者と意見交換を
    行いました。一般的に古民家とは築50年以上の木造建築を指すようです。山
    梨には、何もしなければそのまま朽ちていく、かつて養蚕を行っていた古民家
    が結構あります。一方、外国人観光客等の間で古民家が宿泊施設としてちょっ
    としたブームになっています。しかし、施設の改修費用は決して安くありませ
    ん。構造や大きさ、保存状態により、数百万から数千万円かかるようです。そ
    れでも最近、都会から来た若い女性が古民家を再生し、丸ごと1軒を1泊3万円
    位で貸している例もあります。10人で借りれば1人3千円、古民家に宿泊する
    のは、現代人にとって「おしゃれ」な体験です。
       農林水産省では、今年度から本格的に「農泊」の支援を行います。農泊とは、
    一言で言えば、農山漁村に宿泊してもらい、その地域でお金を使ってもらおう
    というものです。泊まってもらうためには、景観、宿、食事、農業体験といっ
    たメニューの充実がポイントですが、そのためには地域の人たちの協力が不可
    欠です。そして永続的なビジネスにしていくための磨き上げも必要です。
       高齢化・過疎化が進み、将来希望が描けなかった地域でも、そこにある古民
    家が再生され、大きな付加価値を生み出す宝物に変わり、地域の活性化につな
    がる、そう考えるととてもワクワクする、と山梨の関係者が話していたのが印
    象的でした。香川県においても、そのような取組を応援していければと考えて
    います。
    (農泊に関する情報はこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/170203.html
     

    2【お知らせ】

    市町村別の農業産出額(推計)について

       農林水産省は、平成27年の市町村別農業産出額(推計)を3月に公表しまし
    た。
       県内では三豊市179億円、観音寺市157億円、高松市93億円、綾川町62
    億円、さぬき市・まんのう町53億円、坂出市51億円、丸亀市36億円、三木
    町34億円、東かがわ市・善通寺市23億円、土庄町9億円、多度津町7億円、
    小豆島町・琴平町5億円、宇多津町1億円、四国の全95市町村のうち三豊市は
    第1位、観音寺市は第3位となっています。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sityoson_sansyutu/index.html

    平成29年度「麦の需給に関する見通し」の公表について

       農林水産省は、平成29年度の「麦の需給に関する見通し」を策定しました。
       食糧用小麦の総需要量は572万トン、国内産の流通量は82万トン、米粉用
    の流通量は2万トン、外国産小麦の需要量は488万トン、備蓄数量は93万ト
    ン、輸入量は487万トンと見通しています。
       食糧用大麦及びはだか麦の総需要量は34万トン、国内産の流通量は10万ト
    ン、輸入量は24万トンと見通しています。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/boeki/170331.html 

    「平成29年度 飼料需給計画」の策定について

       農林水産省は、平成29年度飼料需給計画を策定しました。
       本年度の飼料大麦の買入・売渡数量は80万トン、飼料小麦の買入・売渡数
    量は50万トン、総計で130万トンです。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_siryo/170324.html   

    農地の区画情報(筆ポリゴン)の提供開始について

       農林水産省は、平成25年度から整備を進めている筆ポリゴンを、農業行政
    及び農業振興の推進に活用する関係機関等へ提供を行っています。
       また、全国農地ナビでも筆ポリゴンによる農地の区画を見ることができます。
    筆ポリゴンは現況に近い農地の区画を地図上に表示して加工できるため、農地
    の集積・集約化等の分析に活用することができます。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/170328.html  

    農業技術・研究の見える化サイトの開設について

       農林水産省では、様々な農業技術に関する情報を集約した「農業技術総合ポ
    ータルサイト」、研究者や研究成果等の情報を提供する「まるみえアグリ:農
    業研究見える化システム(仮称)」を公開しました。
       農業技術総合ポータルサイトでは、各品目の基本的な栽培技術の情報のほか、
    現場が直面している課題解決に役立つ様々な実用化技術やマニュアルなどを知
    ることができます。
       まるみえアグリ:農業研究見える化システム(仮称)では、約3,300名の
    研究者と約28,000件の研究成果を収録しており、今後も順次更新して充実
    を図る予定です。生産者をはじめ、普及指導機関、関係団体・企業等にも活用
    していただくことを期待しています。
    (詳しくはこちら)
    http://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/170410.html  

    平成28年度補正予算の「経営体強化プロジェクト」及び「人工知能未来農
       業創造プロジェクト」における公募の審査結果について

       農林水産省では、農業競争力強化プログラムに基づき、農林漁業者等のニー
    ズを踏まえた明確な研究目標の下で、農林漁業者、企業、大学、研究機関がチ
    ームを組んで、現場実装まで視野に入れて行う技術開発として、経営体強化プ
    ロジェクト及び人工知能未来農業創造プロジェクトをスタートします。
       今般、公募審査の結果、経営体強化プロジェクトは46件、人工知能未来農
    業創造プロジェクトは7件が採択されました。
    (詳しくはこちら)
    http://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/170327_22.html   

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」中国四国応援プロジェクト取組事例
       集の更新について

       中国四国農政局は、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に応募された団
    体の取組概要等を取りまとめた事例集をホームページに掲載しました。ぜひご
    覧下さい。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/chushi/press/shinko/170327.html

    「新品種・新技術の開発・保護・普及の方針」に基づく「強み」のある農畜
       産物創出の取組について

       農林水産省では、「新品種・新技術の開発・保護・普及の方針」に基づき、
    我が国の「強み」である優れた品種や高度な生産技術を用いて消費者や実需者
    のニーズに的確に対応するとともに、戦略的に知的財産等を活用し、品質やブ
    ランド等の「強み」のある農畜産物づくりを進めてきました。
       この度、平成28年度までの取組状況を調査し、123の産地の取組について
    取りまとめました。県内では「オリーブ牛」の取組事例が紹介されています。
    ぜひご覧ください。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/tuyomi/index.html

     3【農政ミニ知識】

    農業競争力強化プログラムQ&A(その6)

       前号に続き農業競争力強化プログラムについて、Q&A形式で紹介します。

    真に必要な基盤整備を円滑に行うための土地改良制度の見直し

    Q   土地改良制度の見直しはいつから実施するのですか。

    A・今般の見直し事項については、土地改良法等の改正法案に盛り込み、先月
       国会に提出されたところです。

       ・過去の改正では、公布日から約6ヶ月後を施行日としていること等を考慮
       し、施行時期について検討していきたいと考えています。

    Q   現行のほ場整備事業を実施している地区(工区)が、農地中間管理機構と
       連携した新たなほ場整備事業に乗り換えることは可能ですか。

    A現行事業で実施中の地区において、農地中間管理機構と連携した新たなほ
       場整備事業に乗り換えることについては、現行事業を廃止した上で、改めて
       本事業に係る要件に該当するか否かを審査することとなり、事業の完了時期
       が当初の予定よりも大幅に遅れる可能性が高いこと、また既に工事が完了し
       ている地区と農家負担割合が異なることとなり、事業実施地区内での不公平
       感が生じ、生産現場に混乱を招きかねないことから、適当ではないと考えて
       います。

       なお、現行制度においても、担い手への農用地の集積率が85%以上か
       約化率が80%以上となれば、12.5%の促進費が交付され、実質農家
    負担は
       ゼロとなります。

    Q  
    「畑作物に軸足を置いた汎用化」を行った地区について、事業完了後5年
       間は激変緩和措置を講ずることということですが、激変緩和措置の
    具体的な
       内容はどのようなものですか。

    A高収益作物を導入した営農体系へ転換する際には、安定した収量・収益を
       得られるまでに一定期間を要するという初期の経営の不安定性に鑑み、これ
       までの収入を一定程度確保し、経営リスクを回避させることが重要です。
      
    このため、激変緩和措置として、畑作物に軸足を置いた汎用化をした部分
       を対象に、従前の経営の基礎となる水田活用の直接支払交付金(戦
    略作物助
       成)を事業完了後から5年間、引き続き交付することとしてい
    ます。

    4【AFFクイズ】

    ★   稚魚は東日本ではコウナゴ、西日本ではシンコ(新子)と呼ばれている
       魚の名前のこたえ

       正解は(イ)イカナゴでした。
       春を告げる魚イカナゴは、新鮮であれば刺身で、主にはちりめんや釜揚げに
    して食べられています。
      

    ★   Q   香川用水で近年の慢性的な渇水状態の緩和対策や大地震などの不測
       の事態に対処するために作られた池の名前は?

       水道用水を一時的に貯留しておき、渇水時の補給や緊急時に活用するため、
    平成21年に設けられた池の名前は?

    (ア)三豊池       (イ)山本池       (ウ)宝山湖

    (回答は次号) 

    5【コラム】

    春の一日

       香川県といえば「うどん県」に改名するほど、うどんに対して強い思い入れ
    があります。街を歩けば各所にうどん屋があり、その数は700軒以上ともいわ
    れています。うどんの原型にあたるものは、9世紀に唐から帰国した弘法大師
    が伝授したと言われています。さぬきうどんの発祥地については、坂出市府中
    町の綾川沿岸説と水車のあった滝宮説がありますが、綾川沿いであることには
    間違いなさそうです。
       さて、香川県内に三路線を持つ高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」には様
    々なラッピング電車が走っています。電車の先頭部分に滝宮天満宮で毎年4月
    24日に開催の「うそかえまつり」で配布される「うそ鳥」をあしらった綾川
    町号があります。車体側面には念仏踊り、主基斉田お田植え祭り、道の駅滝宮
    のうどんアイスやいちご狩り、そしてさぬきうどん発祥の地と記されたぶっか
    けうどんなどがラッピングされ、見ているだけでも楽しくなってきます。
       また綾川町内には、ことでん琴平線のうち6駅(挿頭丘、畑田、陶、綾川、
    滝宮、羽床)があります。畑田駅には戦時中の迷彩も残る旧畑田変電所がある
    ほか、大正15年当時より使用され続けている滝宮駅舎は、平成21年に近代化
    産業遺産に認定されています。駅からは徒歩10分ほどで滝宮天満宮、道の駅
    滝宮へも行けます。
       ぜひ春の一日、琴平線の綾川町号に乗って綾川町を訪れてみてください。
                                                                            (前統計専門官   加内


    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-831-8151
    FAX:087-833-7291

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