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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第34号 2017(平成29)年5月16日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
       「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる
    環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問
    題を解決するためのものです。農林水産省HPで説明動画を公開して
    います。ぜひご覧ください。
    http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    GAPについて
                                       総括農政推進官(東讃地区担当)   日下   清

       東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村や競技会場で提
    供される、持続可能性に配慮した農産物の調達基準が、3月24日組織委員会か
    ら公表されました。
       調達基準では、JGAP  Advance、GLOBAL  G.A.P.及び組織委員会
    が認める認証スキームによる認証を受けて生産された農産物が要件を満たすも
    のとされました。
       GAP(Good  Agricultural  Practice)とは、農業生産活動の持続性を確
    保するため、食品安全、環境保全、労働安全に関する法令等を遵守するための
    点検項目を定め、その実施、記録、点検、評価を繰り返しつつ生産工程の管理
    や改善を行う取組のことです。
       日本の農作物は、高い品質と安全性を備えていると考えられますが、国際水
    準のGAP認証が無ければ、東京オリパラに農産物を供給することはできませ
    ん。また、東京オリパラを契機として、大手量販店や食品メーカー等から生産
    者に対して、GAP取得を求められることも想定されます。このため、今から
    国際水準のGAP取得を視野に入れ、将来に備えておくことが必要です。
       農林水産省では、平成29年度予算でGAP体制強化・供給拡大事業に6億円
    の予算を計上し、「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドラ
    イン」(平成22年4月)に準拠したGAPを産地において広く普及する取組や
    体制の整備を支援しています。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/attach/pdf/yosan-2.pdf 

    2【お知らせ】

    平成28年産米の契約・販売状況、民間在庫の推移等について

       米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や
    販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることが
    重要です。
       今回、平成29年3月の契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について、
    米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめました。
    ・契約・販売状況
       平成29年3月末現在の全国の集荷数量は299万トン、契約数量は262万ト
    ン、販売数量は137万トンとなっています。
    ・民間在庫の推移
       平成29年3月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で247
    万トンとなっています。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/kikaku/170425.html

    平成28年産収入減少影響緩和交付金に係る収入額等の告示について

       平成28年産の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)の算定基礎となる単
    位面積当たりの収入額等が5月9日に告示されました。
       収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)は、米、麦、大豆の当年産収入額の合
    計が、過去の平均収入である標準的収入額を下回った場合に、その差額の9割
    を、対策加入者(認定農業者、集落営農、認定新規就農者が対象)と国が1対
    3の割合で拠出した積立金から補填するものです。
       告示の内容は、香川県拠点において縦覧しています。また、農水省HPでも
    ご覧になれます。香川県の対象農産物の当年産収入額の告示の内容等は、以下
    のとおりです。

          コメ         当年産収入額   104,301円/10アール
                         標準的収入額   105,046円/10アール
                               差額                745円/10アール

          小麦         当年産収入額     14,328円/10アール
                         標準的収入額     19,194円/10アール
                               差額           ▲4,866円/10アール

          はだか麦   当年産収入額     10,230円/10アール
                         標準的収入額     14,535円/10アール
                               差額           ▲4,305円/10アール

          大豆         当年産収入額     13,119円/10アール
                         標準的収入額     17,924円/10アール
                               差額           ▲4,805円/10アール
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_seido/seido_suikei/law/kokuji_28_narashi.html 

    平成29年産ナラシ対策に係る標準的収入額等の告示について

       平成28年産収入額の決定に伴い、平成29年産の対象農産物の補填基準とな
    る単位面積当たりの標準的収入額も5月9日に告示されました。
       告示の内容は、香川県拠点において縦覧しています。また、農水省HPでも
    ご覧になれます。香川県の対象農産物の標準的収入額の告示内容は、以下のと
    おりです。今後、以下の額に基づき積立額などが計算されます。
     
       29年産標準的収入額
          コメ            101,277円/10アール
          小麦              18,300円/10アール
          はだか麦        12,764円/10アール
          大豆              17,801円/10アール
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/keiei/kokuji_29_narashi.html   

    「アグリビジネス創出フェア2017」の出展者等の募集について

       農林水産省は、平成29年10月に東京ビッグサイトにおいて開催する「アグ
    リビジネス創出フェア2017」の出展者及びマッチング企画への協力機関の募
    集を6月9日まで行っています。
       本フェアは、全国の産学の機関が有する、農林水産・食品分野などの最新の
    研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し、研究機関間
    や、研究機関と事業者との連携を促す場として開催する技術交流展示会で、今
    年で14回目の開催です。
    (詳しくはこちら)
    http://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/170509.html  

    「平成27事業年度総合農協一斉調査結果」について

       農林水産省は、平成27事業年度における総合農協の組織、財務及び事業に
    ついて取りまとめました。
       平成27年4月1日から平成28年3月31日までの間に事業年度が終了した
    686組合において、役員数は1万8,139人(対前事業年度1.5%減)、女
    性役員は1,313人(同4.8%増)、職員数は20万4,516人(同1.3%
    減)でした。
       また、信用事業の貯金の平均残高は95.3兆円(同2.3%増)、貸出金の
    平均残高は22.3兆円(同1.1%減)でした。
       経済事業の購買品供給・取扱高は、2.6兆円(同5.2%減)、販売品販売
    ・取扱高は4.5兆円(同4.8%増)でした。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/keiso/170428.html  

    豪州向け牛肉エキスの輸出について

       農林水産省は、豪州当局との間において、牛肉エキスに係る検疫協議を終了
    し、輸出条件が締結したことから、豪州向けに牛肉エキスの輸出が可能となり
    ました。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/170427.html   

    平成29年度農薬危害防止運動の実施について

       農林水産省は、農薬の使用に伴う事故・被害を防止するため、農薬の安全か
    つ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用等を推進する農
    薬危害防止運動を6月から実施します。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouyaku/170426.html

    未承認の遺伝子組換えペチュニアの取扱いについて

       農林水産省は、タキイ種苗(株)が販売していたペチュニア4品種について、
    未承認の遺伝子組換え体であることを確認しました。これを受け、農林水産省
    及び環境省は、同社に対して、既に販売した該当品種の種子を回収するよう指
    導しました。
       当該品種の種苗を所有する方は、今後、新たな栽培及び採種・交配を行わず
    に、タキイ種苗(株)による回収にご協力いただきますようお願いします。商
    品名はF1オレンジクイーン、F1ディーバマンゴー、F1ディーバレッド、F1
    ディーバディープパープルの計4品種です。すでに播種または移植を終えた苗
    については、すき込みや焼却により適切に廃棄するようお願いします。
      
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/170510.html

    平成29年度病害虫発生予報第1号の発表について

       農林水産省では、向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)
    を発表しました。
    ・水稲では、種子消毒等を的確に実施し、健全な苗を育成することに努めてく
    ださい。また、麦類の赤かび病については適期に防除を実施してください。
    ・野菜類の病害虫の発生動向として、たまねぎのベと病の発生が西日本の一部
    地域で多く、また、施設栽培では、アザミウマ類やハダニ類等の微小害虫の発
    生が多くなると予想されています。
    ・果樹について、ナシ・リンゴ黒星病やモモせん孔細菌病の前年の発生が多か
    った地域では、本年も発生が多くなることが懸念されるので、り病部の除去や
    薬剤散布等の防除対策を徹底してください。
    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/170419.html

     3【農政ミニ知識】

    食品ロス

       世界の人口は現在の73億人から、2050年には97億人に増加する見込みで
    す。今後の人口増加に備えて、食料生産を増加させる必要がありますが、穀物
    生産の増加率は、人口1人当たり食料消費量の増加率を下回っている状況です。
       FAO(国連食糧農業機関)によると、世界の栄養不足人口は約8億人、これ
    は世界人口の9人に1人の割合で、発展途上国では年間500万人もの5歳未満
    の子どもが栄養不良により命を落としています。
       日本は、食料自給率(カロリーベース)は先進国の中で最低水準で、食料の
    約6割を海外に依存しているにも係わらず、食品ロスは年間約621万トンにも
    及びます(平成26年度推計)。これは国連WFP(世界食糧計画)による世界
    全体の食料援助量約320万トンの約2倍、国民1人1日当たりの食品ロス量は、
    おにぎり2個分のご飯の量に相当します。国民一人ひとりが食べものに、もっ
    たいないの気持ちで食品ロスの削減に努める必要があります。

    4【AFFクイズ】

    ★   宝山湖は、香川県全体の何週間分の水道水をまかなうことができるでし
       ょう、のこたえ

       正解は(イ)約2週間分でした。
       宝山湖の貯水量は、約300万トンです。香川用水1日あたりの取水量は約
    52万トンで、渇水時には60%取水制限して約21万トンを水道用水に回しま
    す。その結果、約2週間分の水道用水をまかなうことができます。

    ★   Q   香川用水のうち、農業用水に使われる割合は?

       香川用水は8市6町に年間2億4700万トン供給され、農業用水のほかに水道
    用水と工業用水に使われます。では、農業用水に使われる割合は?

    (ア)約2割      (イ)約4割       (ウ)約6割

    (回答は次号) 

    5【コラム】

    芸は身を助く?

       私は10代の頃から和太鼓に興味を持ち、仲間達と和太鼓集団活動を続けて
    います。全国に根付く伝統芸能としての和太鼓を、休日毎に各地へ赴いて現地
    の方々と交流し、その地の歴史や自然、風土から生まれた芸能を学び、自分達
    のレパートリーに取り入れています。また、我が故郷の歴史・風土を肌で感じ
    つつ、それを太鼓の音で表現してオリジナル曲を創作したりしています。
       たかが太鼓されど太鼓で、色んな人との交流が生まれ、また他の地と比較し
    た我が故郷の特色・素晴らしさを再発見することもあります。さらにこれは
    「現場と農政を結ぶ業務」に繋げることが出来るのではと考えています。
       4年ぶりに地元香川勤務となり、挨拶回りを兼ねて、4月は少し緊張しなが
    ら関係機関を訪問しました。そんな私に、イベント等でよく顔を合わせるJA
    の幹部の方から「帰ってきたんやね。お疲れさま」と声をかけていただき、緊
    張もほぐれ本当にありがたく感じました。ちょっと用法が違うかも知れません
    が、思い浮かんだ言葉は「芸は身を助く」でした。

                                                                          (主任農政推進官   河野


    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-831-8151
    FAX:087-833-7291

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