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中国四国農政局

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    香川ぴっぴ通信 第41号 2017(平成29)年9月1日 中国四国農政局香川県拠点

    もくじ

    ~日本の農業、もっと強く。~
    「農業競争力強化プログラム」は、農業者が自由に経営展開できる
    環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決するためのものです。農林水産省HPで説明動画を公開しています。ぜひご覧ください。
    http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

    1【今週のひとこと】

    農地中間管理機構の取組事例
                                                                                                                    総括農政業務管理官   川上  貴史

    今春、鳥取県拠点から転入した川上です。よろしくお願いします。

    私のチームでは、米政策や経営所得安定対策をはじめ、担い手対策、農地中間管理事業などの業務を行っています。ご案内のように、この25年間で全国の耕作放棄地面積は42万haに倍増しました。一方、担い手による農地利用は全体の5割にとどまっています。

    このような中、平成26年度各都道府県に設置された農地中間管理機構は、農業の競争力強化のために不可欠な農業構造の改革と生産コストの削減を図るため、担い手への農地集積と集約化を支援する事業を行っています。

    この度、中国四国農政局では、「農地中間管理機構の取組に関する事例~それぞれの地区における創意工夫~(H29.8.1版)」を作成しました。高齢化や後継者不足等により、今後の地域農業の継続に懸念が生じている中で、どのように農業を継続すべきかを地域で話し合いを行い、機構を活用した農地集積のポイント等を紹介しています。

    香川県からは2つの事例、人・農地の問題を地域での話し合いから取り組んだ「まんのう町上種子地区」、基盤整備の検討を契機とした「三木町中地区」が紹介されています。ご関心がある方は是非ご覧ください。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/chushi/ninaite/nouchi/chuukan/attach/pdf/index-15.pdf

    2【お知らせ】

    平成29年産水稲の生育状況(8月15日現在)について

    香川県の水稲の生育状況(8月15日現在)は、平年並みとなりました。草丈及び茎数は、6月中旬から6月下旬にかけて、気温が平年を下回って推移したため生育が抑制されたものの、7月以降の気温が平年を上回って推移したことから、平年並みとなりました。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/chushi/press/t_toukei/170830_6.html

    第1回全国高校生花いけバトル日本一決定!

    高校生が2人1組で生け花の腕を競う「第1回全国高校生花いけバトル・栗林公園杯2017」の決勝戦が8月20日、栗林公園商工奨励館で行われ、初代高校日本一に宮城県立柴田農林高校の「モルフォ」が輝きました。準優勝は地元の高松第一高校の「縁」、また特別賞(個人)には、同校の近藤宏美さんが選ばれました。

    平成28年度食料自給率等について

    農林水産省は、平成28年度食料自給率及び食料自給力指標を公表しました。カロリーベース食料自給率は、小麦及びてんさい等について、作付面積は拡大したものの、天候不順により単収が落ち込み生産量が減少したこと等により、38%となりました。

    生産額ベース食料自給率は、野菜及び果実について、輸入額が減少する中で国内生産額が増加したこと等により、68%となりました。

    食料自給力指標は、農地面積の減少や単収の伸び悩み等により、全体として昨年度から微減となっています。昨年と同様に、米・小麦・大豆中心型では推定エネルギー必要量(2,147キロカロリー)を下回るものの、いも類中心型ではこれを上回っています。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/170809.html

    「飼料用米活用畜産物ブランド日本一コンテスト」の募集について

    (一社)日本養豚協会では、飼料用米を生産する農家と連携しながら、従来の畜産物より付加価値を向上させて飼料用米活用畜産物を販売している畜産事業者を表彰する「飼料用米活用畜産物ブランド日本一コンテスト」を開催しています。ぜひご応募ください。

    ・応募期間
       平成29年11月30日(木曜日)まで

    (詳しくはこちら)
    http://okome-sodachi.jp/contest2017.html

    平成29年上半期の農林水産物・食品の輸出実績について

    農林水産省は、財務省貿易統計の公表を受け、農林水産物・食品の輸出実績を取りまとめました。

    平成29年上半期の輸出額は、農産物2,284億円(対前年同期比+2.0%)、林産物173億円(同+33.9%)、水産物1,328億円(同+6.0%)で、総額3,786億円(同+4.5%)となりました。主な輸出先は、1位が香港、2位米国、3位中国の順となっています。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kaigai/170810.html

    平成28年農地法に基づく遊休農地に関する措置の実施状況について

    農林水産省は、平成28年の農地法に基づく遊休農地に関する措置の実施状況について、結果を取りまとめました。

    各市町村の農業委員会は、農地法に基づき、毎年1回、管内の農地の利用状況を調査し、遊休農地の所在を確認しています。

    平成28年に農業委員会が実施した利用状況調査の結果、遊休農地の面積は前年からおよそ3万ha減の約10万4千haでした。

    この遊休農地の所有者等に対しては、農地法に基づき、農業委員会が利用意向調査を行い、農業上の利用の意思がない場合等には、農地中間管理機構による農地中間管理権の取得に関する協議の勧告を行います。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/seisaku/170802.html

    平成29年度病害虫発生予報第6号の発表について

    農林水産省は、向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)を発表しました。

    ・水稲では、いもち病の発生が東北、中国、南九州等の一部の地域でやや多くなると予想されています。8月に入り、北日本を中心に低温・寡照が続いているため、本病に感染しやすい条件が整っており、急激に発生が拡大するおそれがあります。特に、稲の生育が遅いほ場や葉色が極端に濃いほ場では、本病が発生・拡大しやすいため、注意が必要です。適切な栽培管理を行うとともに、水田の観察を行い、本病の発生状況に応じて、適期に防除を実施してください。

    ・野菜では、オオタバコガ及びヨトウムシ類の発生が一部の地域で多くなると予想されています。ほ場の観察をきめ細かく行い、適期に防除を実施してください。

    ・果樹では、果樹カメムシ類の発生が一部の地域で多くなると予想されています。本虫の飛来状況は、地域及び園地により異なるので、都道府県の発表する発生予察情報を参考にしつつ、園内を注意深く観察し、適期に防除を実施してください。

    (詳しくはこちら)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/170823.html  

     3【農政ミニ知識】

    小麦粉の種類とグルテンについて

    小麦粉はどんな成分ででき、どんな種類があるかご存知ですか。小麦粉には主にでん粉とたんぱく質が含まれています。たんぱく質にはグリアジンとグルテニンがあり、小麦粉に水を加えてこねるとこの2つが絡みあって「グルテン」ができます。その特性は弾力と粘着力の両方を持っていることです。

    小麦粉の種類は、このグルテンの含有量の違いにより、薄力粉、中力粉、強力粉に分けることができます。薄力粉はグルテンが少なく、用途としてはケーキ、お菓子、天ぷらの衣などの軽さのある食品に使われます。強力粉はグルテンが多く、もちもちで弾力があり、パン、ピザ、中華麺、餃子などに使われます。中力粉はその中間くらいで、うどん、そうめん、たこ焼きなどに使われています。このように小麦粉の用途は広く、我々の食卓には欠かせないものとなっています。

    一方、欧米での食物アレルギーは人口の3~4%と言われており、我が国でも成人の食物アレルギーのうち、小麦アレルギーは約4割(第1位)と高い割合を占めています。欧米のグルテンフリー食品の市場規模は急速に拡大しており、我が国においても、グルテンを使用しない米粉製品の開発等が進んでいます。

    次回は、ノングルテン米粉表示について御紹介します。

    4【AFFクイズ】

    ★   平成26年に行われた工業統計調査(経済産業省)の従業者4人以上の事業所の産業細分類別統計表の事業所結果によると、香川県の「めん類製造業」の結果は何事業所でしょうか?のこたえ

    正解は(ア)109事業所 でした。

    平成26年に行われた工業統計調査(経済産業省)の結果によると、香川県における「めん類製造業」の事業所数は、109事業所で全国第3位です。第1位は兵庫県の423事業所、第2位は長崎県の209事業所です。

    ★   Q   香川県のうどんといえば、かけうどん、釜揚げうどんが有名ですが、みそ煮込みうどんも食されています。地元では別名何というでしょうか。

    (ア)うちこみうどん      (イ)かまたま      (ウ)しっぽくうどん

    (解答は次号) 

    5【コラム】

    我が家の水事情について

    我が家は、水稲を約60アール作付けしており、夏場の主な作業は水管理と草刈りです。週に一度は用水路から水を入れるのですが、水田がため池から遠く、用水路の水量が安定しないので、全ての水田に水を入れるのに丸一日を要するなど、夏場の水管理には大変苦労します。しかし、近所の年配の人からは、「昔は夜になってから用水路に水が流れ出し、それも少ししか流れず、日照りの時は一株一株に勺で根元に水をかけた時もあった。香川用水ができてからは本当に楽になった」と聞きました。

    昔の苦労話を聞くと、今は非常に恵まれていると感じます。香川県は年間降水量が少なく、干ばつになると水不足となり、古来より1万4千余のため池を築いてきました。それでも十分な水を確保出来ず、その水不足を解消するため、高知県の「早明浦ダム」に貯えられた水を徳島県の「池田ダム」でせき止め、香川県へ運んでくる全長108キロメートルの香川用水が昭和43年から昭和56年にかけて造られました。

    その歴史と恩恵を長く後世に伝えるため、香川用水記念公園(三豊市財田町)が整備されました。また、今年の7月には、高松市の旧県立病院東側の駐車場跡地に香川用水記念会館が完成し、香川用水資料館もリニューアルオープンしました(入場無料、土日祝日休館)。

    皆様も水の大切さを再確認するため、香川用水記念公園や資料館に出かけて、香川用水の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
                                                                                                                                   
    (主任農政業務管理官大前)


    お問合せ先

    香川県拠点 地方参事官室
    電話:087-831-8151
    FAX:087-833-7291

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