ホーム > 報道・広報 > 災害関連情報 > 低温及び凍霜害に伴う農作物等の被害防止に向けた技術指導の徹底について
平成22年4月20日
| 3月下旬以降、低温傾向で推移しており、農作物の生育の遅れや凍霜害等による被害が生じているところである。こうした中で、気象庁の異常天候早期警戒情報によると、4月23日頃から約1週間中国四国地域で平年より平均気温がかなり低い確率が30%以上と見込まれており、今後の生育への影響が懸念されている。 貴県におかれても、低温等の対策について適切な指導を行われていることと存じますが、今後の指導に当たっては「平成22年農業技術の基本指針について」(平成22年2月26日付け21政第175号農林水産大臣官房技術総括審議官)及び下記の事項に留意の上、各地域の条件や状況に応じた適切な対応が行われるよう、貴県関係機関、農業者等に対する特段のご指導方よろしくお願いします。 |
育苗中の苗については、気温の変化に留意し、育苗ハウスの加温や育苗箱の被覆等苗の生育にあわせた温度管理を徹底し、健苗育成に努めること。移植作業については、活着適温に配慮し、気温及び水温が十分上昇してから作業を行うこと。
出穂後の開花期が赤かび病の防除適期となるが、低温により例年より出穂・開花が遅れたり、不斉一となることが予想されるため、ほ場の見回り等により適期防除に努めること。
霜害の発生するおそれのある地帯では、霜害警報連絡体制を確認し、防霜ファンや散水用スプリンクラー等の稼働点検を行う。
(a) 凍霜害等を受けた茶園では、荒茶品質の低下を防ぐため、被害葉が混入しないように浅摘みを行う。
(b) 凍霜害等により新芽及び再生芽の生育が不揃いになっている場合は、刈り遅れに注意する。
(c) 凍霜害等の被害が部分的に発生している場合は、被害の無い芽の拾い摘み又は部分摘採を行う。
(a) 二番茶に遅れ芽が混入しないように、遅れ芽が出そろうのを待って、摘採面より上で浅く整枝する。
(b) 遅れ芽が多く発生する場合は、摘採後2週間以内に2回目の整枝を行う。
(c) 一番茶後の農薬散布に当たっては、使用時期に十分注意するとともに、地域で農薬散布規制期間が定められている場合は、これを遵守する。
(1) 発芽又は定植後の幼苗期は不織布などの被覆資材などのべたがけ等により地温の上昇等を図る。
(2) 加温設備のあるハウス施設等では、暖房機の不着火等による低温障害がないよう暖房機具の保守・点検・補修を行う。
(3) ハウスやトンネルなどの保温施設では、保温効率を高めるためハウスバンドの緩み、ビニールの破損や隙間などがないよう確認し、必要があれば補修等対策を講じて密閉度を高める。寒さが厳しい場合はカーテンや多層被覆などにより更なる保温対策に努める。
(4) 育苗については、外気温が低い時期には施設内が多湿となり、病害が発生する場合があるため、晴天日に短時間換気するなど低温障害に留意しながら換気を行う。
(5) 土壌が乾燥しているなど灌水の必要がある場合には、日中の温度が高い時間帯に行い、適湿を保つようにする。
(6) 病害が発生した場合には、速やかに防除を実施する。
(ア) 霜害の発生するおそれのある地帯では、霜害警報連絡体制を確認し、防霜ファンや夜間散水用スプリンクラー等の稼働点検を行う。
(イ) 冷気の停滞は霜害の発生を助長するので、防風樹等で冷気が停滞するような場所は裾部を刈り込む。
(ウ) 燃焼で防ぐ場合は周辺環境に十分配慮するとともに、固形燃料や重油、灯油などばい煙の発生の少ない燃料を使用する。
(エ) 土壌が乾燥している場合には、散水を行う。散水は日中の温度が高い時間帯に行い、地中へ蓄熱させる。
(ア) 霜害発生後、被害を受けた新梢はその後の生育をみて、枯死した部分はせん除する。
(イ) 蕾、開花中に霜害を受けた場合は、残存花への人工受粉の徹底を図り、結実の確保に努める。
(ウ) 幼果に霜害を受けた場合は、果実の状態を観察後、被害果の判定ができるようになってから摘果を実施する。
(エ) 結実量が少なく強樹勢になるおそれがある樹では、可能な限り着果させる。副芽や不定芽などから発生した徒長枝は整理し、翌年の結果枝・結果母枝として利用可能な枝は誘引などを実施する。
(オ) 結実量が少ない樹では枝葉が過繁茂になりやすいため、結実量の減少程度や樹勢に応じて施肥量を減らす。
(1) 発芽期又は定植後の幼苗期は、不織布などの被覆資材などのべたがけ等により地温の上昇等を図る。
(2) 加温設備のあるハウス施設等では、暖房機の不着火等による低温障害がないよう暖房機具の保守・点検・補修を行う。
(3) ハウスなどの保温施設では、保温効率を高めるためハウスバンドの緩み、ビニールの破損や隙間などがないよう確認し、必要があれば補修等対策を講じて密閉度を高める。寒さが厳しい場合はカーテンや多層被覆などにより更なる保温対策に努める。
(4) 土壌が乾燥しているなど灌水の必要がある場合には、日中の温度が高い時間帯に行い、適湿を保つようにする。
(5) 病害が発生した場合には、速やかに防除を実施する。
青刈りとうもろこし等の播種においては、降霜による被害が生じないよう気温の動向を見て作業を実施するとともに、牧草収穫や放牧地への入牧は気象及び牧草生育状況に応じて行う。
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