ホーム > 報道・広報 > 災害関連情報 > 台風第14号の接近及び通過に伴う農作物等の被害防止に向けた技術指導の徹底について
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気象庁発表の台風情報(10月28日9時発表)によると、台風第14号は強い勢力で日本に接近しており、今後進路においては、強風及び大雨による農作物等への影響が懸念されるところである。 |
1 台風が接近、通過する地域にあっては、県、普及指導センター、農協など関係機関の連携体制を整備し、気象庁の台風情報を基に地域に雨、風等どのような影響があるか把握しつつ、地域の品目や生育ステージに応じた対応を速やかに現場に徹底すること。
2 事故防止の観点から、台風接近後におけるほ場の見回り等については、気象情報を十分に確認し、大雨や強風が治まってから行うこと。
3 局地的な大雨が予想される地域においては、ほ場の冠浸水のおそれがあることから、速やかな排水に備えること。特に、これまで冠浸水したことのあるほ場や地域については、重点的に対応を進めること。
排水ポンプの融通等についても積極的に進めること。なお、中国四国農政局土地改良技術事務所で、冠浸水したほ場の排水対策に活用できる災害応急用ポンプの貸出を行っているので、活用されたい。
4 台風通過後の対策として、適時適切な防除を心がけること。特に、県病害虫防除所から発表される発生予察情報に基づき適期防除に努めること。
なお、薬剤を使用する際には、ポジティブリスト制度への対応を念頭に農薬の使用基準を遵守し、周辺への飛散低減対策を講ずるとともに、適時適切な散布に心がけること。
(1)ほ場内の早期排水対策として、あらかじめ溝切り、畦立て等の管理作業に努めること。また、台風による風害・潮風害のおそれのある場合には、べたがけ資材の利用等により被害回避に努めること。
(2)園芸施設については、防風対策として、防風網の設置、施設周辺の清掃等を行うほか、フィルムの取付金具の点検や抑えひもの固定等を行うこと。特に、燃料タンクについては、転倒しないように安定性の確認を行うこと。
(1)冠水や浸水等を受けたほ場においては、速やかな排水に努めること。また、土寄せ、追肥、液肥の葉面散布等により生育の回復に努めるとともに、病害虫の発生を防止するため、折損した茎葉の除去と適切な薬剤散布を行うこと。
(2)果菜類では、根傷みによる草勢低下を防ぐため、摘果や若どりにより着果負担を軽減すること。
(3)生育初期において被害を受けた場合には、予備苗による植替えや再は種を行い、被害の軽減に努めること。また、被害が著しい場合には、他の品種又は作物に転換することも検討すること。
(4)園芸用施設については、できるだけ早期に施設の破損、倒壊等の点検を行い、施設内に水が侵入した場合には、換気を十分に行い土壌の乾燥を図り、施設内の湿度を下げ、病害の発生を防止すること。
(5)潮風害を受けた場合には、できる限り速やかに散水により除塩すること。
(1)強風に備えて事前に防風網や果樹棚支柱の点検・補修を行っておくこと。また、倒伏しやすい樹体は支柱により補強すること。
(2)収穫可能な果実はできる限り収穫しておくこと。その際、農薬使用基準(散布から収穫までの経過日数)に留意すること。
(3)排水が速やかに行われるよう園地周辺の集排水路の点検、清掃を行うこと。
(4)潮風害が予想される地域においては、除塩のための水源を確保しておくこと。
(1)被害程度に応じた適切なせん定、施肥、摘果を実施し、生育の回復に努めること。強風による倒伏や枝裂けが起こった場合には適切な処置を行うこと。
(2)落果した果実については、農薬使用基準に留意し、必要に応じて低温保管、選別の徹底、早期出荷等に努めること。また落葉した場合は、日焼けや樹脂病等の発生に注意し、被害程度に応じて摘果や白塗剤の塗布等を行うこと。
(3)潮風害を受けた場合には、できる限り速やかに散水による除塩を行うこと。
(1)園芸施設については、施設周辺の清掃等により飛来物による損傷を防ぐほか、フィルムの取付金具の点検や抑えひもの固定等の防風対策を講ずること。
(2)露地栽培の草丈の低い花きについては、寒冷紗等で被覆し、草丈が高く支柱を立てている花きについては、支柱の点検・補強を行い、風害に備えること。
(1)冠水又は浸水の被害を受けたほ場においては、速やかな排水に努めるとともに、倒伏した株を早急に立て起こし、茎や花穂の曲がりを防止すること。
(2)折れた茎葉の除去、適切な薬剤散布等により、病害の発生抑制に努めること。
(3)天候が回復した後、被覆資材、支柱、防虫ネット等の栽培施設や資材の点検及び修復を行うこと。特にキク等の栽培に係る電照・補光関連施設(電球、タイマー等)については、速やかに作動状況の点検を行うこと。
(4)潮風害を受けた場合には、できる限り速やかに散水により除塩すること。また、 肥料が流亡した場合は、 土壌分析を実施し、 適正量を施用すること。
(5)天候が回復した後は、強反射によりハウス内温度が急上昇し、作物に高温障害を生じやすいので、フィルム巻上げの等の換気操作を行うこと。
(1)事前に排水路の詰まり等の点検・補修を行い、冠浸水時の速やかな排水に備えること。
(2)貯蔵施設において、あらかじめ浸水の被害が想定される場合には、収穫物を浸水の危険がない安全な場所に移動するなど、適切な対応に努めること。
収穫直前の地域において、稲体の倒伏や穂発芽の発生などにより品質の低下が懸念される場合には、可能な限り速やかに収穫作業を開始するとともに、被害籾については、仕分けを行い、乾燥、調製作業を実施すること。
事前に排水路の詰まり等の点検・補修を行い、冠浸水時の速やかな排水に備えること。
は種後に冠浸水の被害を受けたほ場においては、速やかな排水に努めること。 また、発芽不良が見られる場合は、再は種を行い、被害の軽減に努めること。
事前に排水路の詰まり等の点検・補修を行い、冠浸水時の速やかな排水に備えること。
(1)冠水又は浸水の被害を受けたほ場においては、速やかな排水に努めること。
(2)冠水や浸水等を受けた場合、生育遅延や根腐れを引き起こし、日照不足と相まって、病害虫に対する抵抗性が弱まるほか、風により莢が損傷した場合や倒伏した場合に、傷口からの病原菌の侵入により、カビ粒、腐敗粒、紫斑粒の発生が懸念されるので、病害虫の発生動向に注意し、農薬使用基準(散布から収穫までの経過日数)に留意しつつ、適切な防除を行うこと。
(3)倒伏した場合は、莢の損傷や泥などの付着により腐敗しやすく、カビ粒、腐敗粒の発生が懸念されることから、必要に応じて速やかに防除を行うとともに、早期の収穫に努めること。
(4)腐敗粒等が発生した場合は、収穫前又は脱粒時に腐敗粒等の発生程度を確認し、 腐敗粒等が多い場合は、仕分けを徹底して乾燥、調製を行うこと。
(5)高水分大豆の急激な乾燥は、裂皮粒、しわ粒の発生による品質低下が懸念されることから、乾燥初期の送風速度を低く抑えるとともに、送風湿度は比較的高く
維持するなど、ゆっくりとした乾燥に努めること。
冠水や浸水の予想されるほ場において、作物の性質やほ場の状況に応じて、冠水又は浸水後の排水対策が速やかに行われるよう、溝切り等の対策を講じること。
(1)潮風害を受けた場合には、できる限り速やかに散水により除塩すること。
(2)かんしょ・ばれいしょについては、ほ場が冠浸水した場合、塊茎腐敗を起こすので、速やかに排水すること。
(3)茶については、潮風害が懸念される場合、散水等による速やかな除塩に努めること。 また、天候が回復した後、防霜ファン、茶工場等の施設や資材の点検及び修復を行うとともに、傾斜地茶園の場合は、排水溝、石垣、法面等の点検及び修復を行うこと。
(1)畜産施設については、損傷、倒壊等を避けるため、必要に応じて補修を行うこと。
(2)大雨による畜産施設への浸水の恐れがある場合、明渠の施工等により排水に努めること。また、畜舎への浸水等により家畜への被害が生じる恐れがある場合には、事前に避難場所を確認し、状況に応じて家畜を避難させる等の適切な処置を行うこと。
(3)各地域において、あらかじめ停電や断水等の対応を確認し、被災時には自家発電機による搾乳や生乳冷却等について、早急に対応できるよう努めること。
(1)飼料作物及び稲わら
ア 冠水や浸水等の被害を受けたほ場においては、速やかな排水に努めること。
イ 生育後期になっている飼料作物は、天候の回復後に収穫を行うこと。また、とうもろこし等の長大作物については、倒伏すると収穫量が減収し、品質が低下するため、倒伏した場合には早めに収穫し、サイレージ調製等を行うこと。
ウ 稲わらの収穫を行っている地域においては、天候の回復後、速やかにほ場から搬出して乾燥に努めるとともに、付着した土汚れ等を除去した上で飼料に用いること。
(2)家畜
ア 天候が回復した後、直ちに畜産施設内及びその周辺の排水を行うこと。また、土砂が流入した場合には、再度の土砂流入等の事故に十分注意しつつ、土砂を除去すること。
イ 家畜防疫対策要綱(平成11年4月12日付け農林水産省畜産局長通知)に基づき、必要に応じて立入検査の実施、消毒等の適切な発生予防措置の実施に努めるとともに、家畜伝染病予防法(昭和26年法律第166号)に基づく飼養衛生管理基準に沿った衛生管理を徹底すること。
ウ 養分の低下した飼料作物や品質の低下した濃厚飼料の給与をする場合にあっては、栄養価、嗜好性等にも配慮し、家畜の生産性が低下することのないよう注意すること。
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