米国・オランダ等へグロリオサを輸出
JA高知市三里園芸部(高知県)
オランダ向けグロリオサ(オランダ卸にて) |
取組の概況
- JA高知市三里園芸部は、グロリオサを国内花き市場経由で間接輸出している。主な輸出先は米国・中国・オランダ。
- 平成14年にオランダのフロリア-ドで金賞を受賞するなど、世界で多数を占めるオランダ産のものと比較しても「圧倒的に優れた品質」との評価を受けたことが輸出開始のきっかけとなった。
- 市場との信頼関係を大切にしており、海外販路の拡大や代金回収におけるリスク引き受け等の協力を得ている。
工夫している点
- 輸出用にパッキング方法を開発することでコスト低減を実現。(国内向け1箱20本入り→海外向け1箱60本入り)
- 生産メインは赤色の花(80%)だが、オレンジ色の花などを用意し、海外のニーズに応じた商品を柔軟に提案。
- 温度管理の徹底や、出荷場稼働日直前の収穫により品質を保持。
- 周年栽培だが、ニーズに見合った作付けにより、価格帯を維持。
輸出による効果
- 海外から高い評価を受けたことにより生産者のモチベーションが向上。
- 輸出量の増加により国内需給バランスの安定及び生産者の所得向上に貢献。
輸出実績
- 輸出先:米国、中国、オランダ、フランス、カナダ等
- 輸出品目:グロリオサ(切り花)
- 輸出額:5.3万本(平成28年)、7.0万本(平成29年)、10.5万本(平成30年)
今後の展望・課題
- 担い手不足に苦慮しているが、輸出を伸ばすことで「産地」を今後も維持したい。
印刷用
米国・オランダ等へグロリオサを輸出(高知県:JA高知市三里園芸部)(PDF : 285KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258