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中国四国農政局

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    管内の取組 (平成29年度)

    中国四国管内のイベント情報や取り組んだ事例を紹介します。

    白ネギの農業体験を行いました(平成29年度農林漁業体験及び交流会)

    1.日時  平成29年12月16日(土曜日) 11時30分~15時00分
    2.体験場所  圃場・作業所  鳥取県鳥取市国府町(白ネギ35アール)
                      交流会  鳥取市立谷地区公民館(鳥取県鳥取市国府町)
    3.主催  公立鳥取環境大学学生サークル人と自然部
    4.農林漁業体験  白ネギの収穫から調整まで
            指導者:生産者  成相  皓太氏
            体験者:公立鳥取環境大学学生サークル人と自然部4名(2回生)
    5.試食・交流会
            ・白ネギの試食(簡単白ネギときのこのスープ調理:大学生)
            ・交流会出席者:公立鳥取環境大学生4名
                                 :体験受入生産者1名及び地域の生産者3名


       平成29年12月16日、本年は寒波が来るのが早く、当日の天候が心配されましたが、幸い曇天ながら風もなく、圃場作業にも苦のない天気となりました。公立鳥取環境大学のサークル「人と自然部」の2回生4名は、鳥取市国府町の圃場で白ネギを栽培する成相氏の指導の下、白ネギの収穫から調整までを体験しました。


    (1)白ネギ畑で1人ずつ、手で収穫を行いました。


    圃場での説明
    圃場での生産者による説明

    畝崩し
    生産者のネギの掘取機による畝崩し 


    白ネギの収穫
    白ネギの収穫

    白ネギの収穫2
    白ネギを運びます



       葉や茎を折ると商品にならないため注意しながら収穫します。


    (2)収穫後、作業場に移動し、根切りや皮むきなどの作業を行いました。

    根切り機
    根切り機

    根切りの様子
    根切りの様子

    皮むき
    皮むきの様子



       根切り機で、根と葉の上部を切りそろえます。根元を切りすぎると商品価値が下がります。根が残るとまた切らなくてはならないため、機械のセンサーに合わせるには慣れが必要です。
       皮むきは圧縮空気を使って行います。薄い外の皮と傷んだ葉を落とします。
       剥きすぎると重量が落ちて商品価値が下がります。


    (3)作業後は谷地区公民館で、生産者との交流会を行いました。
       交流会には大学生4名、体験受入れ生産者と、地域の生産者(新規就農者)3名が参加しました。大学生は、収穫した白ネギを使った「簡単白ネギときのこのスープ」を作り、生産者の方にも振る舞いました。
       生産者は自分の栽培する白ネギや梨、米、養蜂について簡単に説明したのち、農業の良いところや、初期費用の話、収入が天候に左右されること等の体験談を、大学生を交えて話し合いました。大学生が米を栽培した時の失敗談に対して、生産者は、除草剤の種類や栽培方法の助言を行いました。大学生からは、体験について、「ネギが目にしみるとは思わなかった。」、「葉が作業着にふれて折れてしまい、服装にも注意が必要だと思った。」、「出荷に細かい規格があり、注意が必要だと知った。」等の感想がありました。年齢が近いこともあり全員がすぐに打ち解け、短時間ではありましたが、有意義な交流会となりました。

    交流会の様子
    交流会の様子



    邑久小学校の食育授業(マッシュルームの収穫体験)

    岡山県瀬戸内市

       岡山県瀬戸内市は、平成29年11月21日(火曜日)午前中(3~4目)、瀬戸内市立邑久小学校(瀬戸内市邑久町山田庄:神崎 卓校長)において、同校3年生の3クラス99人を対象に、食育授業の一環で、農業体験を行いました。
       地元の瀬戸内市牛窓でマッシュルーム生産を行っている「有限会社 三蔵農林」のご協力により、マッシュルームの生産の様子の講義及びマッシュルームの収穫体験を行いました。
       まず、(有)三蔵農林の社員を講師に、(有)三蔵農林におけるマッシュルーム生産の様子をスライドを使用して説明がありました。第一段階の堆肥製造である馬の敷きわらに稲わら、麦わらを加え一次発酵させる工程から、2ヶ月後に収穫できるまでの生産工程、きれいにカットしてパックする仕上げの工程を経て出荷するまでを、児童たちは驚いたり、活発な質問をしたりして、興味津々に講義を受けました。
       いよいよマッシュルームの収穫体験です。(有)三蔵農林のご協力により、ブラウンマッシュルーム2台、ホワイトマッシュルーム1台を準備していただき、小学校の駐車場に収穫体験コーナーを設営し、1クラスずつ交代しながら、みんなが手取りによるマッシュルームの収穫体験を行いました。大人でも体験したことのないマッシュルームの収穫体験に児童たちは、興味津々にマッシュルームを見たり、講師からマッシュルームを取るときのコツを教えてもらいながら歓声を上げながら手取りしたりして、初めての体験に大喜びでした。

    ブラウンマッシュルーム
    ブラウンマッシュルーム



    収穫の説明を聞く児童たち

    収穫体験
    クラスごとに収穫体験

    「魚食でハラル」異文化を学び、調理実習をしました 

    唐戸魚食塾

    日時:平成29年11月18日(土曜日)10:00~14:00
    場所:唐戸市場 魚食普及センター(山口県下関市唐戸町)
    主催者:(独)国際協力機構国中国国際センター(JICA中国)、唐戸魚食塾
    参加者:41名(スタッフ含む)

       唐戸魚食塾とJICA中国事務所は、日本そして山口県を訪れるムスリム(イスラム教徒)の方をおもてなしできるように、また、「魚食を通じた日本型食生活」の普及のため、下関特産のフグを使って講義と調理実習を行いました。
      まず山口県JICAデスクの木下愛さんからムスリムに関する基礎知識とハラル(許されているもの)の具体的な説明があり、次に唐戸魚食塾の酒井塾長からフグの食文化の歴史と世界ブランド「下関ふく」の現在の取組についてお話がありました。
      そして、今井龍弘講師による調理実習が行われ、「シロサバフグ」をメイン食材にした、ハラルで野菜たっぷりの栄養バランスがとれた献立に挑戦しました。ムスリムの方の参加もあり、地元の方と交流を深めながら楽しく調理を行い、会食では、「おいしい」と満足した様子でした。

     
    ハラルの説明
    ハラルの説明


    今井先生の調理実演
    調理実演


    ふぐ鍬焼きメニューの完成
    ふぐ鍬焼きメニューの完成

      

     「お米の学校:田植え」を開催しました 

    JA松山市&コープえひめ

       JA松山市とコープえひめ共催の「お米の学校:田植え」が、5月13日(土曜日)に久万高原町アグリピアにて開催されました。今回241名の参加申込みがあり、抽選の結果、コープえひめ組合員33家族103名が参加しました。
      前日からの雨が続き、当日開始時点では小雨でした。JA松山市の職員から苗の植え方についての説明をいただき、近所の田んぼに移動しました。最初に女の子が田んぼの神様にお供え(「久万高原町では「おさんばいさん」といいます)をして今年の豊作をお祈りしました。田んぼに入り、田植えを始めると天気は回復に向かい、約3a弱を植えました。参加者の中には、初めて田植を体験する方もいました。苗を多めに植えてしまったため、苗が足りず予定した区画を少し残して、田植えは終了しました。
      アグリピアに戻り、中国四国農政局が提供した「お米&食べものクイズ」を行いました。昨年は全問正解者がいませんでしたが、今回は久万高原町の「ももたろうとまと」を含む8つ問題に10名以上が全問正解でした。クイズを通じて日本の農業について学ぶ機会になりました。その後、薪で炊いたご飯と豚汁等で昼食交流を行いました。
      「どろどろになったんだけど気もちよかった。いねかりを早くしたい。おいしいお米をまってます」などの感想が寄せられました。お米の学校では9月に稲刈りを予定しています。「バケツ稲コンテスト」も行います。

     

    一斉に田植え



    一直線に並んで



    薪でご飯を炊きます

      

     「鬼北特別栽培米お田植え祭」を行いました 

    JA松山市&コープえひめ

       コープえひめとJAえひめ南は合同で、田植え体験を通じてお米づくりの大切さや生産者の思いを肌で感じてもらい、自然に親しみながら食の大切さや農業への理解を深めてもらうため、お田植え祭を毎年開催しています。
      天候にも恵まれ、今回は4月22日(土曜日)に、コープえひめ組合員家族94名(大人45人 子ども49名)の参加でお田植え祭を開催しました。初めて田んぼに入った子どもも多く、泥の感触にとまどい、泥だらけになりながらも普段は出来ない貴重な田植え体験を楽しみました。
      田植え体験のあとは、きじ鍋と自分で作ったおにぎりを食べました。昼食後は、お米クイズでお米に関する知識を深め、ビンゴゲームを楽しみ、希望者はバケツ稲体験を行いました。今日植えたお米は8月末の収穫祭で収穫し、バケツ稲は収穫祭でコンテストを行います。は収穫祭でコンテストを行います。

    初めての田植え
    一直線に並んで田植え

    みんなでがんばりましょう
    みんなでがんばろう

    きじ鍋とおにぎりの昼食交流
    きじ鍋とおにぎりで昼食交流会

    お問合せ先

    消費・安全部消費生活課
    担当:食育担当
    ダイヤルイン:086-224-9428