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児童はもとより、保護者が伝統食の「ねぼし」を知らないこと、また、児童の偏った食生活に憂いを感じた当時の給食調理師の渡地区食生活改善推進員が、平成11年度に、3年生児童を対象に「ねぼし」を作り始めました。また、12年度からは「サツマイモの栽培についても勉強しないと意味がない」との提案から栽培体験も地域の方の協力を得ながらおこなっています。
※「ねぼし」とは、薄きりにした生サツマイモをワラに通し、軒下に吊るしてつくる乾燥芋のこと。
地域特産サツマイモの地域との関わりや歴史を学ぶ中で、人や文化を大切に思う心を養うとともに、栽培の大変さ、収穫の喜び、食べ物の大切さを学ばせたいと思います。
「ねぼし」を作る時期は収穫直後の10月に加工する方が品質的に良い物が出来ますが、低温に遭うとサツマイモが腐ることを理解させるため、あえて、11月下旬から12月上旬に加工しています。
3年生の総合的な学習「ふるさと大さくせん~地いきの方とふれあおう~」での中、学校が借り上げしている圃場「わたりっ子農園」を使用して、児童がサツマイモ栽培を行っています。
まず畝作りから始めます。鍬を使うのが初めての児童が多く、時間を要しますが、楽しく作業を行っています。
できた畝は黒マルチで覆い、一人二本ずつの苗を植え付けます。 この作業の前にはサツマイモの特性や栽培の歴史、栽培管理についても学習をおこない、日照りが続いた時には児童が灌水もおこないます。
収穫後、児童は収穫したサツマイモに穴をあけてスライスしたものに稲わらを通して吊し、乾燥させて「ねぼし」を作ります。サツマイモが傷む寸前の12月に「ねぼし」づくりをすることで1年を通して食することのできる保存食の意味も学習できます。
児童は自分たちが栽培したサツマイモなので、小さな物まで使用して「ねぼし」に加工しており、もったいないという意識が醸成されています。
2月には食生活改善推進員さんに調理方法を教わりながら、「ねぼし団子」「ねぼし煮」を作成し、最後に保護者や地域の方と一緒に試食をしました。
ねぼしつくり 調理教室

左:ねぼし煮・そのままもどして煮付け
右:ねぼし団子・粉に引いた物に水と炭酸をくわえて練り茹でる
詳しい取組内容については、下記までお問合せ下さい。
代表者:境港市渡小学校 校長 老松幹雄
住 所:鳥取県境港市渡町901
電 話(0859)45-0354
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消費・安全部消費生活課
ダイヤルイン:086-224-4511
FAX:086-224-4530