7 漁業従事者等に対する社会保障等の充実

(1) 漁業従事者に対する社会保障等の充実

 ア 船員保険については,災害補償部門において年金等の賃金スライドによる額の見直しを実施した。また,失業部門において失業保険金の所定給付日数等の改善を図った。

 イ 労働者災害補償保険については,労働保険事務組合制度等を通じて同保険への加入促進を図った。

(2) 沿岸漁業者等の福祉対策の推進

 近年の漁業就業者の高齢化に対応して,漁業者の老後の生活の安定及び福祉の向上を図り,漁業の担い手・後継者の育成確保に資するため,全国共済水産業協同組合連合会が実施する自主的な漁業者老齢福祉共済の事務運営及び普及推進に要する経費について助成したほか,年金制度等の知識の普及及び加入促進活動の円滑を図るための経費について助成した。

(3) 保健福祉の向上

 老人保健制度により,40歳以上の者に対し健康教育,健康診査等を実施する保健事業を推進したほか,「新寝たきり老人ゼロ作戦」を展開し,老人の寝たきり状態を予防するための施策を総合的に実施した。

 健康づくりの基盤整備の面では,老人保健事業を始めとする住民生活に密着した保健サービスを実施するため,市町村保健センターの整備や保健婦等のマンパワーの確保に努めたほか,保健所の機能強化を図った。

 さらに,(財)健康・体力づくり事業財団による国民健康づくりの啓発・普及活動を展開した。

 このほか,へき地保健医療対策として,へき地中核病院,へき地医療支援病院,へき地診療所,患者輸送車(船)の整備等に対し助成を行った。