1 HACCP方式等の導入による水産物の品質管理の向上

 ア 水産加工品についての内外の信頼を維持し,水産加工業の健全な発展を図るため,産・学・官の連携によるHACCP(危害分析・重要管理点)方式の普及・啓発,品質管理指針の策定,専門的人材の養成等を行う水産食品品質管理高度化センター事業に対し助成した。

 イ 伝統的水産食品の科学的データの収集を行い,品質管理の向上を図ったほか,食品の危害防止,環境問題等を考慮した次世代型水産加工場のモデル設計を行う伝統的水産食品品質高度化促進事業に対し,新たに助成した。

 ウ 産地市場における衛生管理の徹底を図るため,衛生管理マニュアルの作成等の取組を支援したほか,産地から消費地までの一貫した水産物品質管理システムを構築するため,産地市場においてHACCP方式の前提となる危害の特定・分析を実施した。

 エ 水産加工品を含む食品企業等における品質管理システムのレベルアップを図るため,JAS(日本農林規格)認定工場の技術的基準等にISO9000s規格(国際標準化機構により制定された品質保証に関する一連の規格)等の高度な品質管理システムを取り入れるための調査・検討を実施したほか,国際的な検査・分析方法をJAS制度に導入するための調査・検討を実施した。また,登録格付機関の精度管理についてのマニュアルを作成し,検査精度の向上を図った。