このページの本文へ移動

北海道農政事務所

メニュー

北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第13号(平成29年7月31日)

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ファーマーズ
     阿寒・釧路の酪農女子グループBecotto(べこっと)(釧路市)
【3】地方参事官こぼれ話
【4】イベント情報

1.ホカグリ情報局

農政に関係する新着情報などを、ピックアップしてお知らせします。

(1) 平成29年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)採用案内

▽主な仕事内容や採用予定人数については下記Webサイトをご覧ください。https://www.maff.go.jp/hokkaido/soumu/jinji/29saiyoujyouhou.html

▽平成29年度一般職(大卒程度)農学、化学区分対象業務説明会の開催について【平成29年8月9日】
当事務所において国家公務員一般職試験(大卒程度試験)農学、化学区分を対象とした業務説明会を実施します。
詳しい日時や場所については下記のPDFファイルをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/soumu/jinji/attach/pdf/29nougaku.pdf

(2)「第10回地産地消給食等メニューコンテスト」応募開始について

▽農林水産省は、学校給食、社員食堂、外食・弁当等に地場産農林水産物・食品を活用している優れたメニューを表彰する「地産地消給食等メニューコンテスト」を実施しています。【申込期限:平成29年8月25日(金曜日)】

(3) 「平成29年度地産地消等優良活動表彰」応募開始について

▽農林水産省は、全国各地のそれぞれの立地条件を活かした創意工夫のある様々な地産地消及び国産農林水産物・食品の消費拡大の取組を募集し、優れた取組を表彰する「地産地消等優良活動表彰」を実施しています。 【申込期限:平成29年8月25日(金曜日)】

(4) 第6回ご当地!絶品うまいもん甲子園エリア選抜大会進出校が決定しました【北海道標茶高等学校が出場します】

▽参加する高校生が夢を持つキッカケになるよう、企画を通じ、企業・行政・メディアが協力・連動することで、高校生の夢や希望をサポートし、地域が盛り上がり、そして日本が元気になれるような企画にいたします。

(5) 「フード・アクション・ニッポン アワード2017」の募集について【平成29年10月30日(月曜日)】

▽農林水産省は、地域の農林水産物や食文化を活かした魅力的な産品を発掘するコンテストを開催します。全国への流通販路を持つ大手百貨店、流通、外食事業者等が「今一番食べて欲しい、おいしい日本の逸品」を選定し、作り手の想いとともに消費者に届けます。【申込期限:平成29年8月31日(木曜日)】

(6) 「食と農林漁業大学生アワード2017」における出場グループの募集について【平成29年11月4日(土曜日)】

▽農林水産省は、「食と農林漁業の祭典」の一環として、「食と農林漁業大学生アワード2017」を開催します。開催に当たり、食や農林漁業について、自主的な取組を行っている大学生の出場グループを募集します。【申込期限:平成29年9月20日(水曜日)】

(7) 通常展示「国内の農畜産物を守る動物・植物検疫」等のご案内

▽北海道農政事務所1階消費者コーナーにおいて、上記のパネル展示を行っております。ぜひ一度お立ち寄りください。
展示期間:平成29年8月31日(木曜日)まで(土日、祝日を除く)
 

(8) 「北海道農業の概要」を更新しました

▽農業構造や農地の動向、農業経営、農畜産物の生産概況などについてグラフや図でわかりやすくまとめていますのでご覧ください。

(9) 「まるみえアグリ」の開設(再掲載)

▽農業者の所得向上を図るためには、農業者が自由に経営展開できる環境を整備するとともに、農業者の努力では解決できない構造的な問題を解決していくことが必要です。

この一環として、「農業競争力強化プログラム」においては、農林水産省が、民間のノウハウ等を活用して、農業者が資材の購入先や農産物の出荷先を比較して選択できる環境を整備することとしており、農業の研究成果の情報と併せ、このような農業者に役立つ「見える化」ウェブサイトをまとめて、「まるみえアグリ」として開設することとしました。

(10) 消費税軽減税率の導入について(再掲載)

▽平成31年10月から消費税の軽減税率制度の導入が予定されています。軽減税率制度に関することや中小事業者等向けの支援につきましては、以下のホームページ等をご覧ください。
▽国税庁は、消費税の軽減税率制度について、ホームページに掲載しています。
https://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/
▽中小企業庁は平成29年3月、中小企業・小規模事業者の方々向けに分かりやすく解説した「消費税軽減税率対策に関するパンフレット」を公表しています。
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2017/170307zeiseikaisei.htm 


農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください

◯「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。
施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルに分かりやすくお伝えします。

なお、これ以外の情報については、農林水産省本省又は北海道農政事務所ホームページをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/ (農林水産省本省ホームページへリンク)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/ (北海道農政事務所ホームページへリンク)

 

2.現場のきら星☆ファーマーズ

農業経営の発展に向けた取組、地域を元気にする取組など、キラリと光る現場の取組を紹介します。

★今月のキラ星・・・阿寒・釧路の酪農女子グループ Becotto(べこっと)(釧路市)

酪農生活を楽しむ!facebookで情報発信・オリジナルグッズ作成販売!!

  昨年3月に結成された釧路市の酪農女子グループ「Becotto」は、メンバー6人で「酪農生活を楽しむ!」ことを目標に活発な活動を繰り広げています。
  きっかけは、JA阿寒青年部で活動していた数少ない女性だけで会合を開いたこと。
  メンバーのみなさんは、20~30代で、酪農後継者1人、酪農家に嫁いだ方3人、酪農家のお嫁さん候補2人(現在は牧場従業員)。出身地は、釧路市阿寒町、釧路町、帯広市、神奈川県、香川県、兵庫県と様々です。中には酪農に全く携わったことが無いメンバーもいます。
  「あ~牛乳のみてぇ」の文字がプリントされたTシャツがユニフォームで、ピンク・グリーンなど6色をパーソナルカラーとし、その色がメンバーの呼び名にもなっています。(昔の戦隊ものを連想させますね!)
  グループの活動は、情報交換の女子会はもちろんのこと、いきいきとした目線で「楽しく元気に酪農生活を送っている」様子などをfacebookや写真展で情報発信を行い、「酪農は魅力的で楽しくやりがいがある」ことを伝えています。また、勉強会、オリジナルグッズの作成販売及び各種イベントへの参加など幅広い活動を行い、酪農女子に力を与えています。
  代表の籔内さんは、「仕事の質を高めるためにも様々なセミナーや視察などに積極的に参加したいです。他地域の酪農女子とも交流を深めて、つながりをこれまで以上に広げて、みんなでより楽しい酪農生活にしていきたいです。」と話していました。
  「Becotto」のみなさんには、地域の活動に止まることなく全道規模のイベントにも参画するなど、より一層の活躍が期待されます。
 
  ▽ 「Becotto」のfacebookをぜひご覧ください。
    https://www.facebook.com/Becotto946/


3.地方参事官こぼれ話

地域拠点に常駐し、現場と農政を結ぶ役割を担う「地方参事官」から、身近なメッセージをお届けします。

★今月の地方参事官・・・函館地域担当 宮崎 久人(地方参事官・函館地域拠点)

皆さん、こんにちは、函館地域を担当しています宮崎です。
 今回は「お米」の話をしたいと思います。北海道稲作発祥の地は、北斗市(旧大野村)です。北海道のお米は「ゆめぴりか」、「ななつぼし」をはじめ全国的に非常に人気があり、ここ道南でも「ふっくりんこ」が、食味ランキングで3年連続最上位の「特A」を受賞しています。
 今ではおいしい「北海道のお米」ですが、江戸時代には松前藩が稲作を試みますが、寒冷地のため稲作はなかなかうまくいかなかったようです。そんな中、寛永3(1850)年に、旧大野村の高田松五郎・万次郎親子が稲作不適の定説を覆し、一町四反の水田で玄米60俵を収穫したのが始まりとされています。
 その後、明治6(1873)年には、北広島市(旧島松村)の中山久蔵氏が「赤毛」という品種を植え、寒冷地のため水を溜めてあたためるための水路を作ったり、お風呂で湯を沸かし苗代へ入れたり(の逸話あり)したそうで、その後の品種・栽培方法の改良や指導など様々な工夫と努力により、徐々に稲作が道内に広まっていったとのことです。
 北海道開拓使は、稲作が適さないため一時期、稲作禁止令を出し、違反した農民を逮捕したとの記録もあるそうですが、現在は北海道の「お米」の作付面積と収穫量はともに全国二位となっています。こうして、おいしい北海道の「お米」が食べられるのも先人の方々の並々ならぬ努力と情熱があってこそだと改めて思う次第です。
 最後に、多種多様な農業経営を展開する道南農業者の皆様方にお会いする中から、貴重なご意見やご要望をお伺いし、解決に向けて取組んで行きますので、引続きよろしくお願いします。

*宮崎地方参事官の「みやざき」の「ざき」は、つくりの上が「立」です。

 


   各地域拠点では、ホームページを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌)  (函館)  (旭川)  (帯広)  (釧路)  (北見

 

4.イベント情報

道内で開催される農業に関する説明会やセミナー等を紹介します。

(1)【比布町】上川農業試験場公開デーの開催について【平成29年8月3日(木曜日)】

▽上川農業試験場は、比布町にて、家庭菜園の土壌・病害虫の診断や試験水田・畑、研究施設のご案内、ご飯の食べ比べ、クイズラリーなど農業試験場について楽しみながら学ぶことが出来るイベントを開催します。
詳しい日時や場所等については下記のPDFファイルをご覧ください。
https://www.hro.or.jp/list/agricultural/research/kamikawa/22koukaidei.pdf

 

(2)【札幌市】「食べる・たいせつフェスティバル 2017」の開催について

▽生活協同組合コープさっぽろは、平成29年8月26日の札幌会場を皮切りに、「食」や「くらし」「環境」について小さなお子さまからご家族で楽しく学べるイベント「食べる・たいせつフェスティバル 2017」を全道各地で開催します。
詳しい日時や場所等については下記のWebサイトをご覧ください。
https://www.sapporo.coop/content/?id=156
 

(3) 【札幌市】「北海道農泊シンポジウム」の開催について【申込期限:平成29年8月24日(木曜日)】

▽農林水産省と北海道は、農泊の取組を広く普及し、農山漁村地域における農泊の取組の促進と機運の醸成を目的として、「北海道農泊シンポジウム」を開催します。
詳しい日時や場所等については下記のWebサイトをご覧ください。
https://ntour.jp/symposium/
 


 

  編集後記

  【子ども見学デー】
7月27日、28日に「わくわく夏休み子ども見学デー」を開催し、たくさんの子どもたちが来てくれました。私は乳牛の模擬乳しぼり体験のブースを担当していましたが、みなさん楽しそうにやっていましたし、牛乳もおいしそうに飲んでいたので、おそらく乳しぼり体験が一番盛り上がったと感じています。
 私も初めて乳しぼりをやりましたが、とてもやわらかかったです。
                                                                             (担当:北田)

======================================================================

次回は8月31日配信予定です。

バックナンバーはこちら
登録解除や他のメールマガジンの購読をご希望の方はこちら
======================================================================
編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

  このメールマガジンに掲載された記事の無断転載を禁じます。
  本メールマガジンに関するご意見・ご感想をお寄せください。
  TEL:011-330-8801 FAX:011-552-0530
  E-mail:merumaga@hokkaido.maff.go.jp

  


 

お問合せ先

企画調整室
TEL:011-330-8801
FAX:011-552-0530