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更新日:平成28年10月31日

担当:企画調整室

第3号(平成28年10月31日)

目次


【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ファーマーズ
       勝部征矢さん(栗山町) part3

【3】地方参事官こぼれ話
【4】イベント情報

 

1.ホカグリ情報局

農政に関係する新着情報などを、ピックアップしてお知らせします。

(1)災害関連情報について

▽平成28年8月、9月に襲来した台風第7号、第11号、第9号、第10号は北海道を始めとする各地域の農林水産業に甚大な被害をもたらしました。

このため、被災された農林漁業者の方々が一日も早く経営再開できるように、支援対策を講じます。

 

被災農業者向け経営体育成支援事業(平成28年台風第7号、第11号、第9号、第10号及び第16号)

▽平成28年台風第7号、第11号、第9号、第10号及び第16号による甚大な農業被害(以下「気象災害による農業被害」という。)により、農産物の生産に必要な施設・機械が損壊するなど農業経営に支障をきたす事態となっていることから、気象災害による農業被害を受けた農業者が農業経営を維持していくために必要な農産物の生産施設・機械の復旧等の経費を支援します。

 

平成28年台風による被災農業者への畜産支援対策について (独立行政法人 農畜産業振興機構へリンク)

▽台風第7号、第11号、第9号、第10号及び第16号による被災農業者の経営安定を図るため、畜産支援対策を実施します。

  • 飼料対策(自給飼料の低品質化を抑制するための発酵促進資材等の購入経費を支援等)
  • 酪農家向け対策(損壊した畜舎・飼養管理機械等の補改修及び簡易畜舎や給水タンク等の整備の取組支援等)
  • 肉用牛農家向け対策(損壊した畜舎・飼養管理機械等の補改修及び簡易畜舎や給水タンク等の整備の取組支援)
  • 養豚農家向け対策(死亡・廃用した繁殖に供する雌豚に代わる繁殖に供する雌豚の導入支援等)
  • その他対策(経営悪化で負債の償還に支障が生じた経営体に対し、当面の間、毎月末日を貸付日として、緊急的に資金を融通)

※災害関連情報については随時更新されます。

 

(2)地理的表示(GI)の登録について【10月12日】

▽地理的表示(GI)保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護するものです。

今回新たに、北海道から「十勝川西ながいも」が登録されました。

 

(3)「農業経営統計調査 平成27年産米生産費(北海道)」を公表しました【10月14日】

▽平成27年産米の10a当たり資本利子・地代全額算入生産費(以下「全算入生産費」という。)は11万2,886円で、前年産に比べ2.2%減少し、60kg当たり全算入生産費は1万1,868円で、前年産に比べ0.7%減少しました。

 

(4)平成28年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)(北海道)について【10月28日】

▽作況指数は102(10a当たり予想収量は551kg)の見込み

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農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください

▽「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。
施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルに分かりやすくお伝えします。

なお、これ以外の情報については、農林水産省本省又は北海道農政事務所ホームページをご覧ください。

http://www.maff.go.jp/ (農林水産省本省ホームページへリンク)
http://www.maff.go.jp/hokkaido/ (北海道農政事務所ホームページへリンク)

 

2.現場のきら星☆ファーマーズ

農業経営の発展に向けた取組、地域を元気にする取組など、キラリと光る現場の取組を紹介します。

★今月のキラ星・・・<勝部農場代表理事 勝部 征矢さん(栗山町)> part3

勝部農場の秘訣(2)~連作障害知らずの畑

(播種~収穫まで)

消毒済の種子を12.5センチの畝幅でほどよく攪拌されたほ場に播種。除草剤散布→冬枯れ防止剤を撒いて冬を迎えます。3月中頃から融雪剤散布→分肥(硝酸態カルシウム等)→除草剤を散布。
5月から防除1(眼紋病、うどんこ・赤かび病)→分肥(硫安を部分散布)→防除1を2回程度(収穫前まで)のプロセスを経て、7月下旬の収穫を迎えます。

ここでの特徴は、追肥の多用をしていないこと。収穫前の倒伏がほとんど見られないこととも関係しますが、勝部さん曰く「だから、基肥中心。追肥は最小限に分肥。倒伏は眼紋病と窒素過剰施肥で軟弱茎になるため。(年に600kg/10a取る人なら知ってると思うけど)これを防ぐため亜リン酸と尿素を使用。亜リン酸は殺菌剤として、出穂後の穂発芽防止にも有効なので、数回に分けて必ず行う」とのこと。

(排水対策)

土を乾かし、固めないことに腐心。このため、すべてのほ場に補助金事業の活用ゼロで排水溝、暗渠を1メートル深以上に埋設。さらに、排水性の悪いほ場では自作の礫材機で加工した礫在暗渠も施工。勝部さん曰く「土作りは、まず排水、乾いた畑。これらの作業でも土を練らないことに特に注意。機械の大型化が進む中、多湿なほ場で作業をすると踏圧で酸素が土に入らず、微生物の活動が弱まる」とのこと。

このような作業を30年以上継続して、道産小麦のトッププロデューサーとして営農されてきました。次回はその経営哲学と後進への期待についてご紹介します。(つづく)

 

3.地方参事官こぼれ話

地域拠点に常駐し、現場と農政を結ぶ役割を担う「地方参事官」から、身近なメッセージをお届けします。

★今月の地方参事官・・・旭川地域担当  阿部 洋介

この夏、とある会の夏期セミナーに参加しました。「すみません、名刺がなくなったので、これで勘弁してくだい。」と言って、ノートを名刺サイズに切って、手書きで作った名刺をいただきました。これが、妹背牛町で稲作経営をしている辻村農場の辻村さんとの出会いでした。

それから、しばらくして、辻村農場さんにおじゃまする機会がありました。「ぜひ家に上がってください」とのお言葉に甘え通されたリビングで「まずDVDを見てほしい」と言われ見た映像は、耕起、田植え、防除、収穫等ご自分の農作業をトラクター内から撮ったもので、省力化農業を目指している人たちの参考になればと「YouTube」にもアップしているそうです。

辻村さんは、昨年から全経営面積(14ha)の乾田直播(乾籾のドリル蒔き)に取組み、奥様は子育てに専念されています。「家族と過ごす時間もできるだけ多く確保したい。そのためにもさらに、農作業の省力化につながる情報を提供してほしい。」と意欲的な方でした。

これからも多くの農業者の方々との出会いを大切にし、多くのことを学び、現場の生のお話を聞きせていただき、農業で頑張っている方々のお手伝いができることはないのか、できることがあれば小さいことでもどしどしやっていきたいと考えています。

(p.s.  手書きの名刺は、今でも大切に保管しています。)

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 各地域拠点では、ホームページを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌地域拠点) (函館地域拠点) (旭川地域拠点) (帯広地域拠点) (釧路地域拠点) (北見地域拠点) 

 

4.イベント情報

農林水産省が道内で開催する説明会やセミナー等を紹介します。

【当麻町】 「青年・女性の就農・活躍促進シンポジウム」の開催について【11月25日】

▽農林水産省経営局就農・女性課長による、基調講演「“選択される農業”の実現に向けて」が行われます。

また、神田 勇一郎 氏(名寄市「かんだファーム」代表)、溝口 めぐみ 氏(深川市「溝口農場」)、北海道旭川農業高等学校の学生をパネリストにお招きし、「農業の未来を創る新しい力」と題したパネルディスカッションを行います。

※お申込みは平成28年11月18日(金曜日)まで、定員(300名)になり次第、参加受付を終了しますので、ご了承ください。

 

  5.編集後記

先日、農業体験のため、岩見沢市のタマネギ農家を訪れました。今年は台風の影響もあり、手作業で行う選別作業では、商品にならないものも多くありました。腐敗部分を取り除けば食べられそうなのに・・・と思う反面、お店に並ぶ商品は厳選されたものなのだと、農家さんの大変さを肌で感じました。『農作業よりも「脳」作業が大事』と話していた農家さん。様々な困難を自ら考え、工夫して乗り越えてきたその背中は、とても大きく見えました。(担当:吉田)

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◇次回は11月30日配信予定です。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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