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北海道農政事務所

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北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第7号

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ファーマーズ
     神田勇一郎さん(名寄市)(前回からのつづき)
【3】地方参事官こぼれ話
【4】イベント情報

1.ホカグリ情報局

農政に関係する新着情報などを、ピックアップしてお知らせします。

(1)米政策改革について【動画掲載】

◯平成25年12月に農林水産業・地域の活力創造本部で決定された 「農林水産業・地域の活力創造プラン」に基づき、30年産を目途に、行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、国が策定する需給見通し等を踏まえつつ生産者や集荷業者・団体が中心となって円滑に需要に応じた生産が行える状況になるよう、行政・生産者団体・現場が一体となって取り組むこととされています。
   ▽農林水産省柄澤政策統括官が、米政策の見直しを解説します

(2) 「農業競争力強化プログラム」説明動画のご案内(再掲載)

◯農林水産省ホームページで「農業競争力強化プログラム」の説明動画をご覧になれます。
   ▽項目ごとに、本省担当局長がわかりやすく説明していますので、ぜひご覧下さい。

(3)平成29年度産地活性化総合対策事業等の補助事業参加者の公募について

◯農林水産省では、補助事業参加者を募集しています。

(4)「食品ロス削減シンポジウム」(仮題)の開催について

◯食品ロスの削減に向けた相互理解を深めることを目的とした本シンポジウムでは、食品ロス削減に関する国の施策や取組、企業・団体等の取組を報告するとともに参加された皆さんとの質疑討論、意見交換を行います。
※詳細については、3月10日から下記URLで確認できます。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/suisin/kikaku/20170228131405.html
 

(5)六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定について

◯新たに1件を認定し、これまでの認定総数は141件になりました。
 

(6) 「センサスからみた北海道農業」を掲載しました

◯本資料は、北海道を農業の特色等により4地域に分類し、2015年農林業センサス結果等を用いて、農業経営体や経営耕地の動向を明らかにし、地域農政の推進等に寄与することを目的に作成しました。
 

(7)「農産物検査データ」を更新しました

北海道における28年産米穀検査実績(速報値)(平成29年1月31日現在)
 

「フキ(ふきのとう)とそれに似た有毒植物」リーフレットのご案内

◯農林水産省は、野菜や山菜に似た有毒植物の誤食による食中毒を防止するため、それらの特徴を示した、「野菜・山菜とそれに似た有毒植物」のリーフレットを作成しています。
   https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/leaflet.html

▽この度、ニラ、ギョウジャニンニク、ギボウシ類に続き、「フキ(ふきのとう)と間違えやすい有毒植物」を作成しましたのでご活用ください。
   フキ(ふきのとう)と間違えやすい有毒植物(PDF : 786KB)
 



農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください

◯「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。
施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルに分かりやすくお伝えします。

なお、これ以外の情報については、農林水産省本省又は北海道農政事務所ホームページをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/ (農林水産省本省ホームページへリンク)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/ (北海道農政事務所ホームページへリンク)

 

2.現場のきら星☆ファーマーズ

農業経営の発展に向けた取組、地域を元気にする取組など、キラリと光る現場の取組を紹介します。

★今月のキラ星・・・「かんだファーム」代表 神田勇一郎さん(名寄市)

◯「輝くかんだファーム」(前回からのつづき)  

冬には、「なよろ星空雪見法蓮草」という寒締めほうれん草を生産組合5名で出荷しています。寒締めほうれん草は、自分が凍らないように身を守ろうとして、水分をできるだけとらないで生長します。一方で、糖分を蓄え甘みが多く、その糖度は高いもので14度もあり、市場でも高く評価され、野菜の少ない冬の時期には引き合いも多くなっています。かんだファームでは、1~2月には外気温がマイナス20度にもなる環境で、無加温で栽培し、寒い12~2月に出荷しています。

   「なよろ星空雪見法蓮草」は、今年1月に野菜ソムリエサミット協会が主催する「野菜ソムリエサミット」で最高金賞を受賞しました。これまで、野菜ソムリエサミットは2007年から開催されてきましたが、最高金賞の受賞は初めてです。味の評価や認知度も上がり、価格も上がってきているので、生産組合のメンバーの利益が上がる体制をとり、新たにチャレンジしたいという仲間が増えていくことを期待しているそうです。

   神田さんは、「農業の原点は土作りにあり」を信念にしています。
   ほうれん草のハウスを増設した時は、地力がなく良いものが採れなかったそうですが、父親が土作りをしていたハウスは良いものが採れていました。父の苦労がどれだけありがたいことかを思い知らされ、土作りをしっかりやっていかないと絶対に良いものは作れないことに改めて気付かされたそうです。

稲作と施設園芸の複合経営の安定化などの目標達成のために、土作りに一生懸命取り組みながら、地域の方と連携し地域活性につながる取り組みを行い、日々チャレンジをしている「かんだファーム」代表神田勇一郎さんでした。
                                                                                                     (終わり)

3.地方参事官こぼれ話

地域拠点に常駐し、現場と農政を結ぶ役割を担う「地方参事官」から、身近なメッセージをお届けします。

★今月の地方参事官・・函館地域担当 宮崎 久人(地方参事官・函館支局長)

  皆さん、こんにちは、函館地域を担当しています宮崎です。
   函館にお世話になって、早いもので1年が過ぎようとしています。この1年で、多くの関係機関、農業法人の皆さんはもとより、大学で美術を専攻し稲作農家の後継者となった方、公務員を辞めて畑作農家になった方、自然農法の野菜作りに取り組んでいる方、民間企業を退職し農業大学校で勉強の後、果樹農家の後継者となった方、野菜の水耕栽培の経験を活かしキノコを生産している方、夫の死を乗り越えて息子夫婦と孫とで220頭の牛を飼っている方、親子で酪農と6次産業に取り組む方々などなど、多くの農業者の方々と知り合いになれました。
   本年も多種多様な農業を展開する道南農業者の皆様にお会いし、様々なご意見・ご要望を中央へつなげていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

*宮崎地方参事官の「みやざき」の「さき」は、つくりの上が「立」です。


   各地域拠点では、ホームページを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌地域拠点)  (函館地域拠点)  (旭川地域拠点)  (帯広地域拠点)  (釧路地域拠点)  (北見地域拠点

 

4.イベント情報

道内で開催される農業に関する説明会やセミナー等を紹介します。

(1) 【帯広市】バイオガスエネルギーシンポジウム」の開催について【申込期限:平成29年3月3日(金曜日)】※締め切り間近です。

◯北海道農政事務所帯広地域拠点は、平成29年3月8日(水曜日)に、帯広市「とかち館」において「畜産資源を活用した再生可能エネルギーの展望~再生可能エネルギー拠点としての十勝~」と題して、バイオガスエネルギーシンポジウムを開催します。
   ▽バイオマスエネルギーの利活用の現状と課題などについて、理解と今後の取組みに資することを目的として開催します。北海道農政事務所は、平成29年1月19日(木曜日)、これまで以上に北海道の各地域において、農福連携の取組が自主的・自立的になされることを促進するため、「農福連携推進北海道ブロックセミナー」を開催します。
 


  編集後記

  【今日の出来事】
メルマガの編集も終盤のお昼休み、お弁当の時間がやってまいりました。
   まずは、ミニトマトを箸でつまみ口の中へ・・・と入らずコロコロ、そのまま行方知れず。とりあえずあとで探そうと周りの皆様に「トマト踏まないでください」と、注意報を発令(笑)
   食べ終わり、デスクの下を探そうとかがんだら、「んっ、冷たい?!」なんと、作業服の裏地の隙間にスルリと挟まっていたミニトマトは、パッカリ割れ
て・・・。(大笑)
   ミニトマトには申し訳ないが、これを洗濯する人にも申し訳ない。 
   皆さんも、手ごわくておいしい野菜「ミニトマト」には気をつけよう。    (担当:吉田)

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次回は3月31日配信予定です。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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