このページの本文へ移動

北海道農政事務所

メニュー

北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第8号

目次

【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ファーマーズ
     山下敏晴さん(上ノ国町)
【3】地方参事官こぼれ話
【4】イベント情報

1.ホカグリ情報局

農政に関係する新着情報などを、ピックアップしてお知らせします。

(1)平成29年度加工原料乳生産者補給金単価及び交付対象数量の決定について

◯農林水産省は、平成29年度加工原料乳生産者補給金単価等を正式に決定しました。

(2) 「農業競争力強化プログラム」説明動画のご案内(再掲載)

◯農林水産省ホームページで「農業競争力強化プログラム」の説明動画をご覧になれます。
   ▽項目ごとに、本省担当局長がわかりやすく説明していますので、ぜひご覧下さい。

(3)新しく『畜産情報』のページを新設しました

◯北海道畜産業の現状、各種施策や優良事例集等をわかりやすく掲載しましたのでぜひご覧ください。
  ▽「北海道の畜産業の概要」は、各種統計データのグラフ等を用いて、北海道の畜産の現状を分かりやすく説明したものです。
   北海道の畜産業の概要(PDF : 1,508KB)

(4) 「農産物検査データ」を更新しました

◯北海道における28年産米穀検査実績(速報値)(平成29年2月28日現在)
◯北海道における28年産大豆検査結果(速報値)(平成29年2月28日現在)
 

(5) 「観光地域づくりNAVI 2017」を発行しました

◯北海道地区における国の管区機関が、観光振興に活用することができるそれぞれの所管事業をとりまとめた、「観光地域づくりNAVI2017~地域で活用できる観光振興ガイドブック~」を作成しました。
   北海道の観光振興に取り組まれている皆様に、様々な支援制度を積極的にご活用いただきたいと考えています。
 

(6) JASとアニメ「ちょびっとづかん」がコラボしました

◯JAS(ジャス)マークは、食品の品質等を保証するマークであり、消費者が商品を選ぶ際のひとつの目安となります。品質管理や生産行程管理などが第三者機関に適切と認められた事業者のみが、JAS規格を満たすものにJASマークを付けることができます。
   食料産業局では、JASの魅力を世界にアピールするため、人気アニメ「ちょびっとづかん」とコラボレーションしたアニメを制作し、動画を配信していますので、ぜひご覧ください。
   ▽ナイストューミーチュー編
   ▽メニーメニーメニー編
   ▽パワーオブネイチャー編
   ▽オーマイオーガニック編
 

(7)消費者の部屋(消費者コーナー)

◯通常展示「米トレーサビリティ法をご存じですか?」等のご案内
   展示期間:平成29年4月28日(金曜日)まで(土日、祝日を除く)
   ▽北海道農政事務所1階消費者コーナーでは、「米トレーサビリティ法をご存じですか?」、「食品表示」のパネル展示を行っています。
また、日本の四季を美しく彩る数々の「花」のパネル展示も行っています。
全国47都道府県の花や、さまざまな記念日やイベントに合わせ、季節も感じさせてくれる贈り物にぴったりな花の一例を紹介しています。
   ぜひお立ち寄りください。
 

(8) 北海道版6次産業化取組事例集

◯六次産業化・地産地消法に基づく計画の認定を受けた北海道内の事例です。
この事例集が地域における6次産業化の推進にご活用いただければ幸いです。

(9) 緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイドの紹介

◯東日本大震災から6年が経過し、平成28年4月の熊本地震を踏まえ、今後も家庭備蓄の啓発普及に係る取組を強化してまいります。


 


農林水産省広報誌「aff(あふ)」をぜひご覧ください

◯「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者、そして農林水産省を結ぶ広報誌です。
施策の現場のリポートやインタビューのほか、暮らしに役立つ情報も満載し、農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などをビジュアルに分かりやすくお伝えします。

なお、これ以外の情報については、農林水産省本省又は北海道農政事務所ホームページをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/ (農林水産省本省ホームページへリンク)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/ (北海道農政事務所ホームページへリンク)

 

2.現場のきら星☆ファーマーズ

農業経営の発展に向けた取組、地域を元気にする取組など、キラリと光る現場の取組を紹介します。

★今月のキラ星・・・山下敏晴さん(上ノ国町)

◯「自分探しの旅・・・」

檜山管内上ノ国町で、管内有数の作付規模(水稲53ha、小麦24ha、大豆22ha)を誇る「山下農産(株)」の二代目である山下敏晴さん(30歳)をご紹介します。

   23歳でUターン就農するまでは、農業に全く関心がなかった山下さん。
   2K(きつい仕事・結婚できるのか)のイメージから、高校卒業後は「自分がやりたい仕事探しの放浪の旅」へ。全国を転々とし、自動車製造業、サービス業など、いろいろな職種を経験しましたが、「コレ!」という仕事は見つけられず、あっという間に5年が経過した頃、姉から「山下農産の従業員が病気で父が人手不足で困っている。」との連絡をきっかけに、Uターン就農を決意。
   最初は何もわからず、不安だらけの1年だったそうですが、父親のやることを見て学び、持ち前の負けん気で農作業の一連の流れは1年でそれなりに習得。それでも、栽培技術は就農から8年経った今でも未熟と感じ、地域で開催される技術講習会や勉強会に積極的に参加し、日頃から技術向上に努められています。
   「農業をやってみて何年かしているうちに「欲」が出てきた。どうしたらもっと良くなるか考えるようになり、だんだん楽しくなってきた。今は、農業にやりがいを感じる。」と話す山下さん。農家の高齢化等により離農農地が増加するなか、地域の担い手のリーダーとして今後の活躍が期待されます。
(つづく)

   次回は、「これからの夢・・・」です。

3.地方参事官こぼれ話

地域拠点に常駐し、現場と農政を結ぶ役割を担う「地方参事官」から、身近なメッセージをお届けします。

★今月の地方参事官・・・帯広地域担当 橋本  尚文(地方参事官・帯広支局長)

   帯広地域拠点の橋本です。
   昨年の十勝は、5月上旬の20mを超える強風によるビート苗の被害に始まり、続く長雨、日照不足、湿害、そして未曾有の8月の4つの台風襲来、更に年の瀬には道内初となる高病原性鳥インフルエンザ発生と、管内農畜産業には大変な試練の年でありました。一昨年の過去最高を誇った管内JAの農畜産物取扱高の落ち込みは如何ばかりか・・・。見上げる空に気懸かりは日増しに募るといった状況でした。

   こうしたなか、鳥インフルエンザ対応もほぼ終盤を迎えた12月23日、我が耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。「十勝農業2,923億円、JA取扱高、史上2位」。
   ニュースは、耕種部門の減収(対前年67%)の一方で、畜産部門が増収(同108%)となったことによると伝えています。明治16年、依田勉三翁による晩成社を率いた生命を賭しての入植以来、百三十有余年にわたり厳しい自然との共生と対峙を繰り返しつつ、幾多の直面する困難をその都度克服しながら脈々と受け継がれてきた「十勝農畜産業」の、まさに「底力」を肌で感じた瞬間であります。

   ほどなく4月の声も聞かれようかという某日。文字通りの十勝晴れの下、長らく続いた寒さも緩み、久方ぶりに姿をのぞかせた大地からは、盛んに水蒸気(地霧)が立ち昇り、あたかも雪の下で蓄えた新たな生命の息遣いが聞えてくるようです。私たち帯広地域拠点はこの息吹に的確に応えているのか・・・。大地を前にして、尽きることのない自問自答を繰り返しています。

   2017年度も、帯広地域拠点をどうぞよろしくお願いします。


   各地域拠点では、ホームページを開設しています。地域の優良取組や身近な情報の発信などを行っているほか、農政に関するご相談、事業や制度へのご質問などを受け付けています(地方参事官ホットライン)。ぜひご利用ください。

札幌)  (函館)  (旭川)  (帯広)  (釧路)  (北見

 

4.イベント情報

道内で開催される農業に関する説明会やセミナー等を紹介します。

(1) 【札幌市】平成29年北海道森づくり研究成果発表会(森林整備部門・木材利用部門)の開催について【平成29年4月19日(水曜日)】
【申込期限:平成29年4月7日(金曜日)】※締め切り間近です。

◯北海道及び森林研究本部(林業試験場・林産試験場)では、森林整備や木材利用に関する研究成果を発表するとともに、北海道の各(総合)振興局の森林室が道内各地で展開している活動事例などを紹介します。 
 


(2) 【札幌市】平成29年食品加工研究センター研究成果発表会のご案内 【平成29年4月26日(水曜日)】

◯食品加工研究センターでは、研究開発や技術支援の成果を広く公開し、皆様の今後の事業展開や製品開発などにご活用いただくために、『研究成果発表会』を開催いたします。 
 


  編集後記

  【編集者の秘密?】
   いつもご愛読いただきありがとうございます。
異動による担当者変更のため、今回が最後の編集となりました。メルマガに登録して下さいました多くの方々と編集にご協力していただきました関係者様には、本当に感謝しております。
   先月のミニトマトのように道東へ「コロコロ」することになりましたが、「パカッ」と割れないようにがんばりたいと思います。ネーミングがイマイチな「ホカグリ通信」を今後ともよろしくお願いします。
                                                  (担当:吉田久雄  吉田裕紀)

======================================================================

次回は4月28日配信予定です。

バックナンバーはこちら
登録解除や他のメールマガジンの購読をご希望の方はこちら
======================================================================
編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

  このメールマガジンに掲載された記事の無断転載を禁じます。
  本メールマガジンに関するご意見・ご感想をお寄せください。
  TEL:011-330-8801 FAX:011-552-0530
  E-mail:merumaga@hokkaido.maff.go.jp

  


 

お問合せ先

企画調整室
TEL:011-330-8801
FAX:011-552-0530