管内概要
1.管轄区域
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札幌地域拠点は、札幌経済圏(石狩・後志・空知・胆振・日高)のうち15市33町7村を業務対象区域としています。 これらの総面積は1万8,916㎢で北海道(8万3,424㎢)の約4分の1(22.7%)を占め、四国4県の合計とほぼ同じ面積です。 また、人口は約317万人で、北海道(約522万人)の6割を有しています。
資料1)北海道「地域生活経済圏」 2)国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調」 3)総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和4年1月1日)
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2.地勢
羊蹄山のふもとのばれいしょ畑
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管内には、北に北海道最大の河川である石狩川の中流・河口付近に広がる石狩平野、南に苫小牧市を中心とする勇払平野、東に日高山脈・夕張山地、西に羊蹄山・ニセコ連峰、内に支笏湖・洞爺湖があります。
また、支笏洞爺国立公園のほか複数の国定公園など多くの景勝地があります。
ほぼ全域が亜寒帯湿潤気候に属しますが、海風の影響により、冬には日本海側で寒気の影響を受けて雪や曇りの日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなります。
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3.農業の概要
空知、石狩地域にまたがる石狩平野及び勇払平野は、稲作中心でしたが、米の消費量減少とともに、麦や大豆などの畑作物、野菜及び施設園芸などとの複合経営に移行しています。近年は、大消費地札幌市に隣接する優位性を活かし、少量多品目の農産物を供給しています。 石狩東部、羊蹄山麓及び胆振西部の丘陵地帯は、麦、てん菜、ばれいしょなどの畑作物が作付けされているほか、道内有数の野菜産地として評価されています。 後志(余市・仁木)、胆振(壮瞥)は、古くから、さくらんぼ、りんご、ぶどうなどの果樹の生産が行われています。 近年は、空知南東部やニセコ、蘭越などでワイン用ぶどうの生産が広がっています。
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なたねの畑(安平町)
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サラブレッドの親子(日高)
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管内全域に渡って畜産、酪農も行われ、特に石狩南東部、胆振中部は、道内有数の採卵鶏飼養羽数となっています。 軽種馬産地の胆振東部、日高地域は、全国の繁殖牝馬飼養牧場数の約9割を占めています。 また、札幌や支笏・洞爺などの観光地を活かし、農産物直売所や農家レストラン、観光農園、農業体験などの観光型農業も盛んに行われています。
資料 日本軽種馬協会 生産関連統計「繁殖牝馬飼養牧場数の推移」(2021年)
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お問合せ先
北海道農政事務所 札幌地域拠点
〒064-8518 札幌市中央区南22条西6丁目2-22エムズ南22条ビル
☎:011-330-8821
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