寿都町の新たな特産品へ!「風のバジル」
寿都町は漁業の町として知られていますが、農業分野においても、バジルの生産・販売を通じた新たな特産品開発と雇用創出を図る取組を進めています。
バジルの生産に当たっては、通年型耐候性ハウスを設置、縦型水耕栽培プランターにより省スペース化を実現。IOTを活用してハウス内の温度、液肥管理などを行うとともに、風力発電やバイオマスボイラーのエネルギーを利用するなど、環境にも配慮した新たなスタイルで取り組んでいます。月平均150kgを通年で生産しており、「風のバジル」のブランド名で町内の道の駅や温泉施設、札幌のレストランにも販売。地元加工品の新メニュー開発の原料としても活用され始めています。
今後は農福連携などへの活用も検討しており、将来的には複合的な農業施設として規模を拡大、観光農園などとして発展させていくことを目指しています。
撮影データ
◯撮影年月日:令和3年3月12日(金曜日)◯撮影場所:寿都町
【通年型耐候性ハウス(外観)】
【縦型水耕栽培】
【定植前のバジル苗】
【複合環境制御盤】
ハウス内の換気、温度等を管理
【肥料管理機】
水耕栽培で使用している溶液(液肥)を管理
【熱源の管理小屋】
RPF(廃棄物固形燃料)を原料としたバイオマスボイラーのある小屋
【ゆべつのゆ売店にて】
温泉施設で販売されている「風のバジル」
【ゆべつのゆ「バジル湯」】
温泉に「風のバジル」を湯船に浮かべた「バジル湯」を実施
【バジル焼酎~壽(ことほぎ)~】
「風のバジル」を3%以上使用
お問合せ先
北海道農政事務所札幌地域拠点
電話番号:011-330-8821
FAX番号:011-520-3064