北海道開拓の村「農作業体験」(男爵いも)
【と き】平成30年5月12日~平成30年9月1日
【ところ】北海道開拓の村(札幌市厚別区)
【主 催】一般財団法人北海道歴史文化財団
札幌市厚別区にある北海道開拓の村では、開拓期以来の作物の種まきから収穫までの一連の農作業体験を行っています。北海道農政事務所では、北海道開拓の村のご協力を得ながら、栽培から収穫までを紹介します。
男爵いも(じゃがいも)は、現在の函館どつく株式会社の取締役として赴任した川田龍吉男爵が、明治41年(1908年)に自家農園「清香園」で試験栽培したことに始まる「男爵いも」の植付けです。男爵いもは、大正期以降のあいつぐ凶作や不況、戦争などによる生活苦から人々を救い、その品質や収量が優れていたことから、今なお私たちの食卓に欠かせない食材の1つとなっています。
【植付け】平成30年5月12日(土曜日)
晴れ渡った青空の下、7組(23人)の参加者による作業は、最初に6メートルの畝に肥料をまき、次に目安の棒を使って30cm間隔で種いもを植付けしました。この種いもは、1個100~120gの男爵いもを半分に切り分けたものを21片使用するので、1畝に1kg強を植付けすることになります。植え付けた種いもには土をかけ、乾燥防止と発芽が促進されるよう、その上を鍬で押し固める鎮圧作業を行います。最後に、自分の畝の目印として杭を立てました。
【1】開会のあいさつ
【2】種いも(21片(約1kg)と肥料360g
【3】まず、肥料を入れます
【4】肥料が種いもと触れないように土をかけます
【5】いよいよ、種いもの植付けです
【6】植付けた種いもに土をかけます
【7】鍬で地面を押さえます(鎮圧)
【8】植付けした畝に目印の杭を立てました
【除草・培土(土寄せ)】平成30年7月8日(日曜日)
雑草に栄養分を取られないよう圃場の除草を行い、鍬で根元に土をかけてあげることで地下茎の成長が盛んになります。
【1】圃場の除草をしています
【2】たくさんの雑草を取りました
【3】鍬で根元に土を寄せます
【4】除草・培土(土寄せ)作業が終了しました
【収穫(いも掘り)】 平成30年9月1日(土曜日)
9月になり地面の中では、男爵いもが大きく育ちました。鍬を使って収穫しました。
【1】鍬を使って男爵いもを掘ります
【2】掘り出した男爵いもは、かごに入れます
【3】土の中から出てきた男爵いも
【4】かご一杯になりました
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お問合せ先
生産経営産業部 事業支援課
担当者:食育担当
FAX番号:011-520-3063