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さつまいも

・ヒルガオ科
・和名:サツマイモ、カンショ、カライモ、リュウキュウイモ
さつまいもの原産地は、メキシコ中央部からグァテマラ付近です。南アメリカで作物として発達したと思われますが、ヨーロッパへは15世紀末にコロンブスによって伝わり、その後、ポルトガル人によって東南アジアのマレー地域へ、スペイン人によりフィリピンへ伝わり、フィリピンから中国に伝わりました。
日本へは1600年頃中国から琉球(りゅうきゅう=沖縄)、鹿児島に伝わりました。頭の中で世界地図を描(えが)いてみると、さつまいもは世界中を旅して日本と出会えたようです。
さつまいもは高温や乾燥(かんそう)、台風に強く、また、栄養の少ない土地でも栽培できるので(逆(ぎゃく)に栄養がありすぎるとさつまいもは育ちにくいのです)、当時の薩摩藩(さつまはん=鹿児島)ではさつまいものおかげで凶作(きょうさく)による食料不足の問題が少なかったようです。その後本州にも伝わり、今では、南九州と関東地方が大産地になっています。
さつまいもは約半分が青果用に、2割がでんぷん用に、そのほかアルコール用、食品加工用などに使われています。
戦時中や戦後の食料不足の時に大活躍(かつやく)したさつまいもですが、年々栽培が減少(げんしょう)しています。しかし、最近さつまいもは食物繊維(しょくもつせんい)やビタミン類(ビタミンCはリンゴの6倍)も豊富(ほうふ)なことから健康食品として人気が出ており、また、中が紫(むらさき)色の紫いもはアントシアニンという色素(しきそ)を豊富に含(ふく)んでおり、紫色のお菓子やアイスクリームなどに使われるようになりました。当然、焼き芋(やきいも)の人気も永遠(えいえん)に不滅(ふめつ)でしょう。







