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北陸農政局

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更新日:平成22年9月22日

ストックマネジメント技術の推進

ストックマネジメント技術

1.ストックマネジメント導入の経緯

(1)農業水利ストックの形成状況

昭和24年土地改良法の制定以降、国等により水源開発、取水堰や用排水路、機場等の造成が本格的に実施され、我が国の基幹的及び県営造成施設を含む農業水利施設は再建設費ベースで約26.6兆円にのぼります。

 更新時期を迎える農業水利施設

(2)更新時期を迎える農業水利施設

戦後整備した農業水利施設の老朽化が進行し、更新が必要な時期を迎える施設が増加。
最近では、老朽化による各種事故が増加しています。 

2.ストックマネジメントの基本的な考え方

施設の長寿命化を図るため、深刻な機能低下が発生する前に、機能診断に基づく適切な予防保全対策を実施し、ライフサイクルコスト(建設~維持管理~処分)の低減を図ります。

 ストックマネジメントの基本的な考え方

 機能診断に基づく適切な予防保全対策 

3.連携の強化と情報の共有

(1)施設管理者と造成者の連携について

農業水利施設の利用・日常管理を行っている「施設管理者」と中長期的に基幹施設の機能を適切に保全する「施設造成者」が連携・協力して取り組み、日常より施設管理の状況等を情報交換し、効率的な機能保全を図っていくことが重要です。 

(2)土地改良関係機関との連携について

施設管理者、施設造成者に加え、県や市町村等の土地改良施設関係者がストックマネジメント技術の推進や、保全対策等の情報を共有し、連携の強化を図っています。

お問合せ先

土地改良技術事務所

〒921-8507 金沢市新神田4丁目3番10号(金沢新神田合同庁舎4階)
電話:076-292-7900

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