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環境保全対策 |
更新日:平成23年8月26日 環境への配慮について国営佐渡農業水利事業では、環境保全の基本的な考え方や貴重な動植物、歴史的・文化的景観の保全等の具体的な内容を盛り込んだ「佐渡地区環境配慮計画」を策定し、これに基づいて事業を進めています。
佐渡地区環境配慮計画のあらましパンフレット
(1) 環境配慮の基本方針佐渡市では、トキと共生する安全・安心な農業を推進するため、「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を発足させ、生きものを育む農法を実践しています。具体的には水田への江の設置、冬期湛水(冬みず田んぼ)、水田魚道の設置およびビオトープの設置などを行い、田んぼでもドジョウなどのトキのえさが生息できるような環境づくりを目指しています。本事業では新潟県、佐渡市、関係土地改良区等関係機関と連携を取りながら、これらの取り組みを進めています。 本地区では、整備を行う施設により立地条件が異なるため、それぞれの施設において多様な配慮を行うこととなりますが、地域の活力を支える環境の保全のために、次の2つの事項を環境配慮の基本方針として定めています。
施設整備における環境保全 施設整備に当たっては、事業実施により地域の活力の源泉である環境への影響の低減に努めます。
施設整備をきっかけにした地域資源の再発見 施設整備を契機として、地域の活力の源泉となるような潜在的な環境・景観・文化資源を顕在化させ、その保全に努めます。
(2)環境配慮対策の具体例上記の方針を踏まえ、以下のような具体的な取り組みを行っています。 ダム付替市道等の法面を自生種により緑化 外山ダム付替道路等の法面保護において、地域の生態系を保全するために、島外種による植生吹付を行わず、現地周辺の土を法面に吹き付ける工法を採用しました。
外山ダムが完成すると水没してしまう範囲において、全国的にも希少な植物が多く自生していることが確認されました。そのため、フクジュソウ、コシノカンアオイ、オオミスミソウ等について、植物専門家のご指導を得ながら、地元住民の方のご協力をいただき、ダムの影響がない範囲への移植を行いました。移植した植物は継続的にモニタリング調査を行っています。
頭首工に魚類の遡上を確保するための魚道を設置 小倉川頭首工等の改修工事において魚道を設置し、アユ等の遡上の確保を図っています。
パイプラインを道路の下に埋設し、周辺の環境・景観への影響を低減 小倉幹線用水路、外山幹線用水路のパイプラインを道路の下に埋設することで、周辺環境や景観への影響を可能な限り軽減しています。佐渡地区では観光産業が盛んなため、観光資源の観点からもこのような取組が重要だと考えています。
田園景観との調和に配慮した排水機場の様式の選定 排水機場の改修に当たって、国仲平野の田園景観との調和に配慮した建屋の様式を選定しました。屋根の型式は佐渡島内に多く見られる切妻屋根とし、色彩は白壁・黒瓦やベージュ基調のものを採用しました。
排水路の改修において、生物の移動経路を確保した構造を採用 金井排水路の改修にあたっては、水路底の溝掘や流入水路との段差の解消など、水棲生物が移動できる構造とし、それらを餌とする鳥類等を含め、生態系ネットワークに配慮した構造とします。(平成23年~改修工事予定)
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佐渡農業水利事業所
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