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平成17年度 豊かなむらづくり表彰事業 受賞地区

高須集落活性化モデル推進協議会(北陸農政局長賞)

県名(所在地) 福井県福井市高須町 位置図
名称(代表者) 高須集落活性化モデル推進協議会(会長:植木正義)
組織の規模・性格 1集落・地縁的な集団

むらづくりの背景・動機

高須集落は、かつては抑制キュウリ、山菜などの出荷で経済的に豊かな集落であったが、自然災害や山菜の乱獲などにより出荷量が減少し収入も減り農家が減少した。それらが起因となり過疎化・高齢化が加速し担い手不足が顕著となり、37haあった水田は半減し集落の活力低下が顕著となっていった。

このままでは集落が崩壊が崩壊しかねないため、中山間地域等直接支払交付金制度をきっかけに集落のリーダーが中心となって高須集落活性化モデル推進協議会を設立した。

そして、集落を出ている者も将来戻ってくるという合意のもと、活性化策の検討を行い活動を開始した。

地区の概要

人口 129人

高須町は、福井市市街地より西方約15kmに位置し、高須山の南側山麓斜面に集落を形成する山間集落である。近隣集落までは、山間道路で約5kmと離れており孤立した集落である。

世帯数 総世帯数44戸
販売農家戸数32戸(専業:2戸、1兼:0戸、2兼:30戸)
農用地の状況 田17.8ha、畑6.1ha
主要作目
()内粗生産額
水稲17.8ha(17百万円)
野菜  2.4ha(  5百万円)
花卉  0.5ha(11百万円)

生産の効率化

*

協議会では、農道やパイプラインの設置など計画的に推進し、生産基盤近代化に努めている。また、育苗乾燥施設を導入したり、担い手への農作業を集積し効率化にも努めている。

水稲栽培は、湧き水で有機肥料のみを使用し農薬を極力減らし、環境に優しい栽培方法で高い評価を得ている。販売面においても、直売などにより着実に増加している。

棚田オーナー制度

* 平成14年から棚田オーナー制度を開始した。年間とおして農村や農作業を体験できるよう工夫を凝らし、年々、棚田オーナーに募集する人が増えている状況である。

また、棚田の保全や耕作放棄防止にも繋がっている。

新たなブランドづくり

*

高須町では、新たな収入源確保に向け、ハウスでイチジクのポット栽培に取り組み始め、商品化を目指している。

町内会との連携

協議会は町内会と連携し、健康づくりもむらづくり活動の一つと考え、集団検診を継続している。

また、地元の小学校において、交流を目的に棚田オーナーを招待して地域運動会を開催し、集落の活性化に繋げている。さらに、棚田オーナーに年間をとおして高須を体験出来るよう、5月の田植えから12月の収穫祭まで11種類のメニューで高須を満喫出来るようにしている。

女性・青年によるむらづくりへの参画

集落の女性も農作業のインストラクターとなり、棚田オーナーの指導にあたっている。自分たちの技術を教えることが生きがいにも繋がり、女性の経営参画を促している。

高須町の次代を担う青年(市街に出ている青年と町内に住む青年約10名)が「高須を創造する会」を創設し、町の将来や活性化について考える取り組みも始まっている。


協議会では、棚田オーナー制度を導入し棚田の保全に努めるとともに、農業体験や運動会を開催して、棚田オーナーと交流することにより集落に活気をもたらしている。

さらに協議会では、育苗乾燥施設を整備する一方、集落の新たな目玉となるべくブランド品づくりを目指して、イチジクのポット栽培に取り組むなど、意欲的に活動している。

このように地域資源を活かし地域ぐるみで活動に取り組み、福井市の中山間地域モデル集落に選定されるなど、集落が着実に活性化している点が豊かなむらづくりに大きく貢献した。

お問い合わせ先

企画調整室  
担当者:地域農政調整官、計画推進係
代表:076-263-2161(内線3217)
ダイヤルイン:076-232-4206
FAX:076-232-4218

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