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平成18年度 豊かなむらづくり表彰事業 受賞地区

布施谷ふるさと活性化委員会(農林水産大臣賞)

県名(所在地) 富山県黒部市 布施谷地区 位置図
名称(代表者) 布施谷ふるさと活性化委員会(会長:谷口俊政)
組織の規模・性格 集落の集合体(4集落)・地縁的な集団

むらづくりの背景・動機

平成8年に県単事業で実施される笠破頭首工周辺の環境整備をきっかけに、地区の意見を環境整備に反映させるため、布施谷地区の4集落の自治会組織を母体とした「ふるさと水と土構想策定委員会」を発足させた。

平成9年に県単事業が完了となり委員会も解散するはずであったが、各集落とも過疎化・高齢化という同様の問題を抱えており、この機会を捉えて地区の活性化を目的にむらおこしに取り組もうと言う意見がだされ、新たなメンバーを加え「布施谷ふるさと活性化委員会」として発足した。

地区の概要

人口 387人

布施谷地区は、黒部市と魚津市の境を流れる布施川上流の黒部市側に位置する中山間地域である。

布施川は、僧ヶ岳を源流にわずか20kmで日本海へ注ぐ急流である。

地域の農地は、60%以上が1/20以上の急傾斜水田となっており、過疎化・高齢化に伴い農業の担い手不足、耕作放棄地の発生が深刻化している状況である。

世帯数 総世帯数120戸
販売農家戸数36戸(専業:2戸、1兼:0戸、2兼:31戸)
農用地の状況 田65ha 畑4ha
主要作目
()内農業産出額
水稲37ha(46百万円)

むらづくりへの取組・活動状況

(1) 「布施谷まつり」の開催

委員会では、まつりで地区を活性化しようと企画し「布施谷まつり」を平成10年から開始した。

まつりは、毎年11月に開催され、地元の特産品である山菜や山菜の加工品、木炭などを販売し、平成17年のまつりには1,700人を超すほどの人が訪れ賑わいを見せている。

(2) 女性陣の活躍

委員会の婦人会では、特産品である山菜の採取や山菜の加工など一連の作業を任され、まつりで販売している。

現在では、スーパーのインショップや「魚の駅」などへ販路を拡大し売上げを伸ばしている。

また、山菜加工は、年間を通じた恒常的な作業となっているため、作業従事者へは時給制を取入れており、就業場の少ないこの地区にとって貴重な収入源となっている。

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(3) 集落営農への取組

委員会が発足してからは、地区の将来の農業について話し合う機会が増え、その話し合いの中から3つの集落で集落営農組織が誕生した。

さらに集落営農組織では、委員会と連携して耕作放棄地を復旧し、ソバや新規作物を栽培し、まつりやインショップなどの販売品目の増加を図っている。

(4) 製炭活動の復活

かつて農閑期に製炭作業が盛んに行われていたが、その後の社会情勢の変化により生産量が年々減少し、昭和40年代後半には生産が途絶えた。

近年、木炭が燃料のみならず消臭や除湿、防虫などの効用が見直されていることから、伝統技術の継承と地区の活性化の一助となればと平成10年に高齢者が中心となって「黒部市布施谷製炭組合」を設立した。

生産した木炭等は、布施谷まつりで販売するほか、地元や近隣市町村へも出荷し、独立採算によって運営されている。

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(5) 高齢者の活躍

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地元、東布施小学校の総合学習でのソバ栽培や炭焼き体験に高齢者が指導を任され、幅広く活躍し、世代間交流を深めるとともに生きがいにも繋がっている。

ソバ栽培では、播種、ソバの花見会、ソバ打ちを小学生のほか国際交流員等も参加し国際的な交流も深めている。



委員会は、布施谷地区4集落で構成され、まつりで地区を活性化しようと「布施谷まつり」を企画した。まつりでは女性が中心となって、山菜などの特産品を採取から販売までの一連の作業を任され活躍している。現在では、スーパーのインショップなどに販路を拡大し、就業場の少ないこの地区にとって貴重な収入源となっている。

さらに委員会が設立されてからは、地区の将来の農業について話し合う機会が増え、集落営農組織が3集落で生まれた。集落営農組織では委員会と連携して耕作放棄地を復旧し、ソバや新規作物を導入し、布施谷まつりでの販売品目を増やしている。

また、高齢者が中心となって製炭活動を復活させ「黒部市布施谷製炭組合」を設立し、木炭の販売や地元小学校の炭焼き体験学習の指導など、幅広く活躍している。

他に小学生のソバ栽培の体験学習の場でも、高齢者に指導が任され活躍している。

こうした活動により地区を活性化し、さらに製炭活動など、伝統文化を継承している点が豊かなむらづくりに大きく貢献した。

お問い合わせ先

企画調整室  
担当者:地域農政調整官、計画推進係
代表:076-263-2161(内線3217)
ダイヤルイン:076-232-4206
FAX:076-232-4218

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