ホーム > 報道・広報 > 行事予定・イベント情報 > 豊かなむらづくり表彰事業 > 平成20年度豊かなむらづくり表彰事業受賞地区:三乗営農組合(北陸農政局長賞)
| 県名(所在地) | 富山県富山市八尾町(三和(さんわ)・乗嶺(のりみね)地区) |
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| 名称(代表者) | 三乗(みのり)営農組合(組合長:前田 徳二) |
| 組織の規模・性格 | 集落の集合体(4集落)・地縁的な集団 |
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三和・乗嶺地区では、過疎化や高齢化による農業の担い手不足や耕作放棄地の増加が深刻な問題となり、地域の活性化と棚田の保全を図るため、「三乗営農組合」を設立した。 水稲作業の育苗から収穫までを行う協業経営によって、効率的な機械作業や栽培技術の統一化が図られ、労働時間や生産コストの低減につながっている。 また、更なる地域活性化を図るため、当地区が「日本の棚田百選」に選ばれたことをきっかけに、営農組合が中心となって「みのり棚田の学校」を開校し、田植え等の農作業体験やホタル鑑賞会などの棚田の魅力を味わう企画を通して、都市と農村との交流に取り組んでいる。 これら営農組合の活動により、地区内の交流が活性化するとともに、棚田の魅力や重要性が再認識され、農村景観の形成・保全と耕作放棄地の発生防止が図られており、豊かなむらづくりに大きく貢献した。 |
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三和・乗嶺地区は、昭和54年に地域の用水の改修とほ場整備を終えて大型機械が使用できるようになったものの、年々、過疎化や高齢化により農業の担い手不足、耕作放棄地の増加が深刻な問題となっていた。
このことから、平成6年頃から集落における担い手確保や生産性の向上について頻繁に話し合いが行われるようになった。その結果、平成8年に地域の活性化と棚田の維持を図ることを目的として、水稲作業の育苗から収穫までを行う協業経営型の「三乗営農組合」が設立され、低コストで生産性の高い米づくりに取り組むこととなった。
また、平成11年に当地域の棚田が「日本の棚田百選」に認定され、たくさんの人が訪れるようになったことをきっかけに、都市と農村の交流を深め、地域の活性化に取り組んでいる。
| 人口 | 247人 |
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| 世帯数 | 総世帯数 39戸 販売農家戸数 26戸(専業:0戸、1兼:1戸、2兼:25戸) |
| 農用地の状況 | 田 30ha |
| 主要作目 ()内農業産出額 |
水稲 30ha(31百万円) |
八尾町は、富山県の中央に位置する富山市の南部に位置しており、南は岐阜県、西南は南砺市利賀村とそれぞれに接し、南部の境界線には標高1,638mに達する金剛堂山を主峰に、白木峰、小白木嶺、西新山等飛騨山脈の支脈にあたる諸山が連なっている。この山々に源を発する室牧川、野積川、久婦須川、別荘川が市街地の中央部で合流し、井田川となって北流し、やがて神通川に注いでいる。
(1) 機械や農作業の共同化
機械や農作業の共同化により労働時間が短縮されている。また、全戸による共同作業が主に土日に行われることや、操作の困難な大型機械の導入を図ったため、若い後継者も機械オペレーターとして出役するようになり、高齢者や女性は軽作業を行うなど、各自がそれぞれの役割意識をもって参加している。
これにより、世代を超えた交流が活発に行われることにより、集落が活性化している。
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オペレータによる田植え作業 |
オペレータによる稲刈り作業 |
(2) 農地の面的な利用
農地の面的な利用として、作付品種毎の団地化や団地別の適切な肥培・水管理の実施がなされている。また、営農組合内で栽培係を設けることにより、栽培管理技術の統一化が図られている。
これにより、収量・品質の高位平準化が図られ作業効率も上がるため、労働時間が従来よりも短縮され、生産コストの削減につながっている。
(3) 都市農村交流
平成11年にこの地区が「日本の棚田百選」に選ばれたことを機会に、平成13年にみのり棚田の学校を開校して農作業体験や夏のホタル鑑賞会、おわら鑑賞会等の年間を通した企画により、都市と農村の交流を深め、地域の活性化を図っている。
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みのり棚田の学校(田植え) |
みのり棚田の学校(稲刈り) |
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おわら風の盆 |
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(4) 中山間地域等直接支払交付金の活用
平成12年度より、三乗営農組合に参加している4集落で中山間地域等直接支払制度に取り組んでおり、三和・乗嶺集落協定が締結され耕作放棄地の発生防止に努めている。
また、本制度を活用し、みのり棚田の学校の運営費やラジコンヘリコプターによる農薬散布及び土づくりのための鶏糞・珪酸質資材散布を共同で行っている。こうした取組により、米の収量と品質の安定化につながっている。
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企画調整室
担当者:地域農政調整官、計画推進係
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