ほくりく水土里の環境宣言
生きもののにぎわいある農村を目指して
北陸農政局管内の新潟、富山、石川、福井では、信濃川、黒部川、手取川、九頭竜川等の大河川の形成した平野部や、その水源である中山間地域において、豊富な雪解け水や豊かな自然環境の中、水田稲作を中心とした農業が営まれてきました。
北陸農政局では、農業や農村を巡る厳しい状況の中、関係自治体や農家と連携をとりながら、農業の生産性の向上や担い手の育成を図るため、農地や農業水利施設の整備等を進めてきました。
一方、近年、農村の豊かな自然環境や美しい景観に対する国民の関心が高まりつつありますが、現実には、都市化、混在化の急速な進展等により、かつての農村の豊かな自然環境や美しい景観等が次第に失なわれつつあります。
平成13年度の土地改良法改正を機に、北陸農政局では、農村地域における農地や農業水利施設等の整備に係る事業の実施に当たっては、農業生産性の向上等の目的を達成しつつ、環境への負荷や影響を回避、低減するとともに、良好な自然環境や景観の形成に寄与することを基本理念としてきました。
今回、北陸農政局管内の国営事業実施中地区における、これまでの環境への取り組みと、今後の進め方について、「ほくりく水土里の環境宣言」としてとりまとめ、公表することとしました。
環境配慮の5つの基本方針
- 環境との調和に配慮した調査・計画を行います。
- 地域住民の参画を得ながら事業を進めます。
- 環境配慮に対する客観性と透明性の確保に努めます。
- 実効性ある環境配慮の取組を行います。
- 環境配慮に対する意識の高揚に努めます。
お問合せ先
農村振興部 設計課
担当者:事業調整室
代表:076-263-2161(内線3513)
ダイヤルイン:076-232-4722
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