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北陸農政局

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食育コラム

更新日:令和元年8月9日

食育コラムについて


食育コラム

        この食育コラムは、皆さんの食に関する思い、感想や食育を推進する上でのアイデアを多くの人と
        共有・共感するために開設しました。

        あなたの思い、考えを伝えてみませんか。たくさんのお便りお待ちしています!!!


記載方法

1.字数:タイトルを除き500字程度
2.写真:2枚程度の範囲で掲載可能
3.原稿の執筆者名:原則、所属・氏名等を記入するが、匿名(筆名)での記載も可能
4.内容:食育や食に関わる思いを自由に記載。
   (例)食育推進に対する意見・メッセージ、食にまつわる体験談、食に関しての情報(簡単メニュー・食の紹介)など
5.原稿の提出について:下記「食育ネットほくりく」事務局にお電話して下さい。
     提出方法等について、ご相談させていただきます。

問い合わせ

 ※頂いた感想等は事務局の判断により掲載させていただきます。


魅力ある食育活動をめざして NEWアイコン
専門調理食育推進指導員 村山 浩一(新潟県)

私は、新潟市において食育活動を行っています。経費削減のため「食育活動」が先細りの状況になっておりますが、「食育」という燈火(ともしび)が消えないようにがんばっています。
みなさんもご存じのように、新潟・山形の震災に遭遇いたしました。「鍋でご飯を炊こう運動」も行っています。災害時に困らないようにすることも「食育活動」です。
さて、私の食育活動は幼稚園、小学校、自治会等で行っていますのでご紹介します。

(幼稚園)
「菌ちゃん元気野菜づくり」と称して、生ゴミとぼかし肥料で発酵させた肥料を園庭の畑に入れて、元気な野菜作りを行うとともに、元気な園児作りを目指しています。「うんちがよく出るように発酵食品を多く食べ、よく噛みましょう。」と話しています。畑作りと体作りをリンクさせて楽しくやっています。

(小学校)
甘味・塩味・苦味・酸味・旨味の5種類を食して味の感じる箇所を確認する「味覚の授業」を行い、食の魅力や食べることの大切さを伝えています。

(自治会)
「発酵食品を学ぼう・ワイン編」
新潟県内のワイナリーの方を招き、三種類のワインを味わうとともに、ワインに合う料理を自ら提供しました。

「災害時の生活を体験しよう・調理編」
未曾有の災害時に備えてアルファ化米を調理し、炊き出し体験を行ってもらいました。

自治会でのこれらの取組は大変好評で、若い方々や新しい住民の方々が自治会活動に協力的になっていただくという効果もありました。
今後、ひとりになっても「食育活動」を通じて様々な食べ物の問題を考え、活動して参りたいと思っております。

「ハ-ブティ-の会」を開催して
河村学園 河村 幸江(福井県)

私は、福井県敦賀市で料理教室を開講していますが、今回、当教室で毎月2回開催しています「ハーブティーの会」の様子をご紹介いたします。
昨今は健康志向の関心の高まりもあり、料理教室での家庭料理を対象とした指導だけでなく昨年から病気改善・予防のお話しを含めた講義も行っております。
この講義では、確実性・信頼性の高い情報を提供できるよう配慮しています。
5月24日・25日開催の会では、「慢性肝炎・慢性関節リウマチ炎」の改善・予防についての講義と身近な食材で“自家製痛み止めの湿布”を作る方法などをお話させていただきました。
その後、「慢性肝炎・慢性関節リウマチ炎」の改善・予防になる料理の一品として、ブロッコリー・パプリカ・タコを浮き実にした野菜たっぷりの冷製スープと、よもぎ・ローリエを中心にした「ハーブティー」を皆さんにご賞味していただきました。
この「ハーブティー」は、飲みやすいと好評でした。
ちなみに「ハーブティー」は我が家で栽培・収穫・パック詰めを一環し管理したものを使っており、19年間販売しております。
これからも、食育活動として一人でも多くの方にお話しを聞いていただき、少しでもお役に立てたらと考えています。

ハーブティーの会の様子

野菜たっぷりの冷製スープ

「体験を通して学ぶ食育」
農事組合法人 食彩あさひ 弓野 良子

朝日町は富山県の最東端に位置する、海と山に囲まれた人口1万2千人の小さな町です。
風光明媚な日本海に日の出と日没を同じ場所で見られ、ヒスイが拾える海岸があることでも有名です。
平成16年、地産地消にこだわって立ち上げた法人も16年目を迎え、農産物の加工品(みそ、梅干し、漬物等)を中心に弁当や料理、オードブル作りをしています。
スタートから2年後には食育の中に地場産物を取り入れて子供たちと一緒に何かできないものかと行政に相談したところ、快く取り入れてもらったのが地元保育園の年長児とのさつまいもの苗植えや収穫体験でした。
春の苗植えや秋の収穫時に土に親しむこと、そして100kg近く採れるさつまいもに子供たちは大喜びし感動してくれています。
3年前からは子供たちを招待し、収穫したさつまいもを用いたランチ会を開いています。
メニューは、さつまいもごはん、さつまいもサラダ、大学いも、さつまいも入り豚汁。
「おいしい」「甘い」と喜んで食べてくれます。
子供たちには、自分の植えた小さな苗から両手でやっと抱えられるほどの大きなさつまいもを収穫できることを体験し、農業や食べ物の大切さを学んでもらえたら嬉しいです。

さつまいも収穫の様子

ランチ会の様子

「被災時の命を支える食」 
野菜ソムリエプロ・防災士 中島 早苗(福井県)

「もしもの時、あなたは食に関して3日間自分の力で生きられますか?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?
未曽有の大災害が多く発生している近年、被災時の命を支える食に関して真剣に取組む時代になってきました。
一昨年6月福井市内の婦人会長から依頼を受け、ライフライン復旧までの3日間、家族のための非常時ご飯について考えていたところ、昨年2月に豪雪が発生。まさにタイムリーな講座開催となりました。
まず私が実践したのは、身近で役にたつ講座を目指し、何を常備してどう行動するかの講義とデモンストレーション。
そして「簡単・おいしい・栄養豊富な非常食づくり」をモットーにした料理教室の開催でした。
食材は家庭にある食べ慣れたジャガイモ・タマネギ・ニンジンなどの常備野菜と、保存食を使っての「お湯ポチャ(※)」レシピなど、電気や水などエネルギーを節約して作る温かい料理は、生きる気力になりますね。
非常時の食事は炭水化物に偏りがち。
ポータブルコンロを活用してのこのような食事は、非常時の健康維持や地元食材の良さの再認識、食品ロス防止にも繋がる取組みになると思います。
意外と簡単、実践に繋がると評判も上々。
目からウロコの講座だと言われます。
男性の講座参加も頼もしいですね。
まずは自助努力と共助。
今後はメニューを増やし、食の視点から災害対策をしていきたいと考えています。

(※)お湯ポチャとは:ポリ袋を用いた調理法

ビニール袋を使った料理

食事の様子

「子育て中だって、できる農業がある」
子育て農業応援団 団長 山本 実千代(石川県)

「子育て中だって、できる農業がある」そんな言葉を合言葉に、ちょっと冒険したい親子が集まりました。
山間の大自然に囲まれた畑で一年を通して四季の野菜作り、ミニミニ田んぼで米作りを行い、「畑の物語」が始まります。
親子一緒にお日様の下、土に触れ体で風を感じ虫や鳥の声を聞きながら土を起こし、畝を立て、種をまき苗を植え、野菜を育てていきます。
「おおきくなぁーれ」と魔法の言葉をかけながら、収穫の楽しみを待ちます。
子ども達にとって、自分たちが育てた野菜の味は特別なようで、畑の野菜が食卓に上がるとパクパク食べて、おいしい笑顔が広がります。
野菜嫌いな子も食べるようになり、お母ちゃんはニンマリ!
私はそこに「食の原風景」があるように思います。
畑の料理教室では、畑の野菜を使って地元料理を作ります。
金沢めった汁、押し寿司、大根寿司、昔懐かしいすいとん、そしてミニミニ田んぼで実ったはざ干しの新米。
3、4才の子ども達も包丁を持って畑の野菜を刻み、お米もとぎます。
お母ちゃん、お父ちゃんの力も借りてみんなで作った料理のおいしさはまた格別で、畑の大家族になっていきます。
食育とは、難しい理屈ではなく、こういうところから生まれてくるものではないかと思っています。

稲刈りの風景

押し寿司作りの風景

「サルベージクッキング:使いきれない食材がホームパーティーの主役に」を開催して
NPOエコラボ 中村 早苗

サルベージクッキング

「サルベージ」とは難破船を引き上げること。家庭の中には手付かずの食品が眠っていて、これらを引き上げておいしく食べよう!という講座を開催しました。
家庭からの食品ロスの発生は、過剰購入、適切でない保存方法、過剰調理が原因。
近年は手付かず食品が増えており、一回も食卓に上がらないうちに廃棄になる食品の割合が増えているそうです。
食品ロス削減は「発生抑制」が基本。
座学では、在庫把握、適量購入、効率的な保存、適量調理の連携をバックキャスティングで管理することをお伝えしました。
そのためには、冷蔵庫やパントリーの3S(※1)は重要です。みなさん、目からうろこ。
実習では、調理しきれない食材、残りがちな食材を使って、新しいお料理に生まれ変わらせるサルベージクッキングをしました。
この講座を楽しみにしていました!という方が県内外から多数お集まりになられ、包み焼きのドウ(※2)の作り方から開始。
調味料は、塩こうじ、甘酒、味噌、柿栖などが登場。
深みのあるお味で健康にもいい。
サルベージクッキングならではで、調理から盛り付けまで、レシピに書ききれない皆さんの即興の妙も光りました。

当日のメニュー

  • カルツオーネ
    (中身は基本のトマト味に加え、蓮根の煮物を包みこむ2バージョン。先手調理の蒸しチキンを活用)
  • 信州りんごの米粉ケーキ
  • 玉ねぎの豆乳スープ
  • ねぎマリネ
  • 春雨のペペロンチーノ
    (信州特産ホースラディッシュがピリリと〆る。)

NPOエコラボでは、環境の視点で食を考える講座を企画開催しています。
次回のテーマは水!食の基本を支える水!食事バランスガイドの独楽を回すのも水でしたね。一緒に考えましょう。

 (※1)3S:整理・整頓・清掃
 (※2)ドウ:生地

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

担当者:「食育ネットほくりく」事務局
ダイヤルイン:076-232-4227
FAX:076-261-9523

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