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食育ネットほくりく意見交換会 (富山県)

日      時 : 平成19年 3月16日(金曜日)13時30分 ~ 16時00分
場      所 : 富山農政事務所別館  大会議室
参 加 者 : 23名(うち会員17名、富山県 1名)

開会

会場風景
主催者挨拶
藤定 光太郎 <北陸農政局消費・安全部長>
《要旨》
・本日お集まりの皆様には、様々な分野で食育に取り組まれ、また、各地域の特色を活かした食育を積極的に推進されていると伺っています。皆様の日頃のご尽力に深く敬意を表します。
・平成17年6月に「食育基本法」が制定され、昨年3月末には「食育推進基本計画」が策定され、この基本計画に基づき、国及び地方公共団体を始め、関係者が創意と工夫を凝らしつつ、その総力を結集した食育を国民運動として強力に展開しているところです。
・北陸農政局においても、特に、各方面の幅広い方々とのネットワークを活用しつつ、食育を推進していきたいと考えており、18年7月に皆様方のご参加により「食育ネットワーク」を立ち上げ、「食事バランスガイド」を活用した「日本型食生活」の実践の促進、地産地消の推進、農林漁業の体験や生産者と消費者の交流促進など市町村を含む会員相互間の情報交換や連携などのお手伝いに取り組んでいるところです。
・本日の意見交換会は、「食育ネットほくりく」にご加入頂いている皆さん方同士の連携・協力の一層の強化、地域レベルでの効果的に食育を推進する方策等について、皆様の忌憚ないご意見をいただき、今後の活動を更に活発にして参るため開催しました。
・お互いの情報交換を中心として地域に根付いた多様な活動を自立的に推進して行くには、今後とも幅広い方々のご参加を得るよう努力していく必要があると考えています。
・本日の意見交換が有意義なものとなり、皆様の「食育」に関する取り組みがより一層深まるとともに、本日参加されている皆様の益々のご繁栄を祈念して挨拶とします。

議題

(1) 「北陸農政局における食育の取組状況について」
早川 昌子
<北陸農政局消費・安全部消費生活課農政業務管理官>
* 配付資料(食育を進めよう!2007)
(2) 「富山県における食育の取り組み状況について」
長谷川 明宏
<富山県農林水産部農林水産企画課副主幹>
(3) 「会員からの取組事例の報告」
谷口 新一 <あそあそ自然学校 代表(環境カウンセラー)>
《スライドを用いて説明》
・「子どもには自然が一番」を理念に、農生活空間を遊びと学びの場とする環境教育を行っている。
・今年度、助成金をもらって「食育キャンプ」を実施した。キャンプでは“いも掘り” “焼いもづくり” “ピザづくり”などを行った。19年度も「食育キャンプ」を計画している。
・体験を通じて、子どもに「食」の大切さを学ばせることが大切。我々は、食べ物を身近に感じてもらう、きっかけ作りをしている。
・農政事務所や県とも連携して、“食育リーダー”を養成していくことが必要であると考えている。
島林 寛 <富山八百屋塾実行委員会 実行委員長>
・近年、果物の消費量が減少している。
・食育を進める上において、料理教室も大事だが、それ以上に、子ども達を取り巻く食の現状を知ることが大事である。
・今、子どもの約3割は生活習慣病であり、最近の子ども達は、見た目だけでは健全かどうかはわからない。
・親の中には、駄菓子弁当(ご飯の上に店で売っている駄菓子を載せてマヨネーズをかける)やチンチン弁当(全て冷凍食品)を子どもに持たせている人もいる。野菜が全く入っていない弁当もある。植物性の食品を中心にした食事が体に優しい。
・子どもにとって、弁当を持参する日は、普段何気なく食べている給食のありがたみや、また、自分で弁当を作ってみて初めて、親が弁当を作る苦労がわかる。
・学校の給食便りや広報などで、“はし”の持ち方や郷土料理、旬の情報などを提供することが大切であると考えている。
(4) 「意見交換」<出された主な意見・要望>
清水 文清 <富山県生活協同組合連合会 専務理事>
・「メールマガジン」については、情報量が多すぎて毎月同じパターンで、内容にメリハリがない。農政局のメールマガジン“あぐり北陸”を見てわかるものは、重複して載せなくてもよいのではないか。
小川 健一 <富山青果商業協同組合>
・ネットワークができる以前は、局で年2回開催されていた「北陸地域食育推進協議会」の会合を楽しみにしていた。協議会が廃止になったのは残念だが、こういうご時世だから仕方がない。
・学校給食に使用する果物については、月1回、県保健課の課長と打ち合わせをして決めている。もっと野菜・果物の消費量を増やさないといけない。
大川 美智子 <管理栄養士>
・40年間、子どもの食に携わってきたが、その後7年間は大人の食に携わっている。
・人から頼まれて調理方法を教えたり、新しい料理を考える事が多い。以前、中核農家の方から、精米時に出来た大量の“くず米”の利用方法について聞かれたことがあるが、くず米はそのままでは売り物にならないが、もち米の場合、具をまぜると“ちまき”が出来るし、和菓子(もち菓子)にもなる。工夫次第で商品化し、販売も可能である。現にイベント会場などで販売している人もいる。
・南砺市の8町村は、それぞれに特産品を持っている。以前、市の学校給食に8つの特産品全てを盛り込んだ献立を考えたこともある。
瀬尾 和子 <富山県料理学校協会 会長・瀬尾学園総合カレッジSEO 学校長>
・最近は、自らご飯を作らなくても、出来たものが何でも手に入る時代になった。
・朝ご飯を食べていない(食べられない)子どもが、母親に気を遣う時代になっている(朝ご飯の時間に寝ている母親もいる)。「子どもの食育」も大事だが、「大人の食育」も大事。
・また、食育を進める上で、自分で野菜を作ってみることも大事。4月以降、瀬尾学園でも、砺波市の空いた畑を借りて野菜作りをする予定にしている。調理だけでなく、食材を自ら作ることによって、「食」に興味を持ってもらおうと考えている。
碑苗 勉 <魚津市農業協同組合 組合員課長>
・野菜作りをすると、より「食」の大切さが解るのではないか。JA魚津では、今年度から休耕田での野菜作りも検討している。野菜の摂取は大事だが、なぜ、大事なのかがわからない子どもが多い。
渡辺 美和子・清水 文清 <富山県生活協同組合連合会 副会長・専務理事>
・現在、6万人弱の会員がいる。生協連は、生産~流通~消費の全てに関わっている。環境問題も大切だと考えている。
・若い親を対象にした食育が必要であると考えている。
・商品にならないものや売れ残りなどを活用して、新商品の開発等も行っている。一会員だけでは出来ないことも多いため、ネットワークの有効活用をお願いしたい。
畠山 順子・廣田 良美 <食生活アドバイザー>
・今、“はし”が持てない子どもが多い。親の中には、「外国では手で食べているところもあるのだから、今更、はしなんか持てなくてもよい」と言う人もいるが、日本人であり、ずっと日本に住むからには、持てないよりは持てた方が良いと思う。
・学校のPTAの会合で講義等も行っているが、自治体等で、学校(子どもやPTA)での講座を計画されれば協力したい。
田中 文恵 <日本海ガス カルチャースクールPrego!>
・料理教室を実施したいが、その場所のない人に場所を提供している。多くの方に、自分で調理する楽しさを知ってもらいたい。
三井 麻美 <砺波市農業振興課 主任>
・農業関係の仕事に携わっているので、「地産地消」から食育に取り組んでいきたい。
石尾 真希子 <滑川市福祉課 管理栄養士>
・保育所の献立を考える仕事をしる。今は、献立表を見ない親も多い。献立表を全て“ひらがな”に変えたら、子どもが家でそれを読んで、親に献立の内容を伝えるようになった。工夫することも大切だと思う。
島林 寛 <富山八百屋塾実行委員会 実行委員長>
・「自給率向上」や「地産地消」という大きな課題があるが、一般の人まで情報が届いていないのが現状。情報があっても表に出てこない。県や市町村は、一般の人向けにもっと情報を流すべきである。

閉会

お問い合わせ先

消費・安全部消費生活課 
担当者:食育ネットほくりく事務局
ダイヤルイン:076-232-4227
FAX:076-261-9523

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