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平成23年度食育の取組紹介 

目次

国営越後丘陵公園の取組(新潟県長岡市)【平成24年3月8日】 

 山菜採取

里山体験(山菜採取)

 かまど調理

  里山体験(かまどを使って調理)

 山菜料理試食

里山体験(山菜料理試食)

国営越後丘陵公園は、農業などの体験を通じて里山について学び、親しみを持ってもらうとともに、里山の自然や文化の魅力を発信したり、自然資源の保護・育成について普及・啓発を図ることを目的としています。

平成23年4月11日には、里山フィールドミュージアム内に新たに里山体験工房「かたくり」がオープンし、田んぼで田植えや稲刈りを行う農業体験や施設を活用した料理教室など、子供から大人まで体験できるさまざまなイベントを行っています。 

23年度の「里山体験イベント」の実施状況は、

  • 5月     春の息吹を味わおう(山菜採取、料理体験)
                 田植え体験
  • 7月     ピザ作り体験教室、ちまきづくり
  • 10月  稲刈り体験
                秋の実りを味わおう(キノコ採集、料理体験)
  • 11月  収穫祭(脱穀、餅つき)、ピザ作り体験教室

 

 

その中の「春の息吹を味わおう」では、春の里山の自然を観察しながら、山菜などを収穫したり、山菜の混ぜご飯や天ぷら等の料理を調理しました。
参加者からは、「自分で採って作った山菜料理は、とても美味しかった。」「かまどで炊いたご飯を初めて食べたが、甘くて香ばしくて美味しかった。」「知らなかった山菜の食べ方などの体験ができてよかった。」など嬉しいコメントがありました。担当者からは、「里山ならではの恵み(山菜など)を子ども達もちろんのこと、今の大人の方でも知らない情報を伝えることで、昔ながらの生活の知恵や里山の魅力、保全の大切さをアピールしています。今後も様々なイベントを開催するので、興味のある方は、是非参加してほしい。」とのことでした。

とやまスローライフ・フィールドの取組(富山県富山市)【平成24年2月8日】   

  農園風景

農園風景

  さつまいも収穫体験

  さつまいも収穫体験

 そばうち体験教室

そばうち体験教室

とやまスローライフ・フィールドは富山市開ケ丘の畑地帯を活用した市民農園と交流施設からなります。

市民農園では、初めて野菜作りをする人や農機具のない人でも安心して楽しむことができるように、農機具の貸出しや野菜の栽培講座などの講習会を開催しています。また、地域の生産者の栽培サポーターから栽培指導やアドバイスを受けることもできます。

「開ヶ丘スローライフくらぶ」会員になると、様々な行事やイベントに参加できます。 

主な内容は、

  • 「スローライフ体験スクール」:じゃがいも・さつまいも収穫体験、そば栽培体験等
  • 「家庭菜園サポート講習会」:野菜栽培講習会、地産地消野菜加工講習会・料理教室、食育講座等

 

その他にも、農園や地域で栽培された野菜や果物をプチマルシェ(富山市の中心部で開催されているトラック市)で販売したり、年に一度の収穫祭では、栽培サポーターが審査員となり、市民農園の栽培状況や整備状況を審査する優良利用者の表彰や、栽培した野菜の品評会を実施するなど、農園利用者間や地域の方との交流も図っています。

参加者からは、「楽しかった」「自分たちで栽培したものを料理して食べると格段においしい」「良い体験ができた」などの感想が寄せられ、参加人数も回を増すごとに増えています。

23年2月から「キッチン里山倶楽部」がオープン(土日のランチ営業)しました。農園や地域の食材をメインにその時々の旬の野菜やその季節(年間行事)にあったメニュー、旬の野菜がトッピングされた里山カレーや地域の野菜や果物を利用した手作りスイーツを提供しています。

 

新潟市食育・花育センターの取組(新潟県新潟市)【平成23年12月5日】   

 食育・花育センター外観

 食育・花育センター外観

 展示コーナー

      展示コーナー

 亀田第四保育園  親子クッキング体験

  亀田第四保育園
  親子クッキング体験

食育・花育センターは、平成23年10月15日にオープンしたばかりの新潟市が誇る「食と花」を一体的に学ぶことができる施設です。

2.2haの敷地には体験農園や花畑も整備されています。体験農園では、農業への理解を深めてもらうことを目的として一般向けの「食と農の学校 週末農業体験教室」や、保育園や小学校向けの体験プログラムが行われおり、野菜が成長する様子などは自由に見学することができます。

施設内では、調理実習室や講座室があり、地元の食材や米粉を使った料理教室等さまざまな食育・花育体験を行うことができます。食の体験などの展示コーナーもあり、新潟市の豊かな食を支える生産者の熱意や工夫、食の尊さ、食事バランスなどを楽しみながら学ぶこともできます。

調理実習室で親子クッキングを開催していた亀田第四保育園の園長先生からは、「親子が楽しく喜んで調理しています。センターは、食と花の一貫性があり、五感を生かし、年齢ごとに学ぶことが出来る施設ですね。」と賞賛されていました。

新潟市食育・花育センター所長は、「平成23年11月23日現在5万4千人の入場者があり、食育と花育がともに体験できるということで興味を持っていただいている。多種多様な料理教室やさまざまな体験講座を進めているので、ぜひ、来場して、新潟の「食と花」にふれ、楽しく学んでいただきたい。」と話していました。

鯖江市農村主婦会議の取組(福井県鯖江市)【平成23年9月13日】 

ブロッコリーの共同育苗

ブロッコリーの共同育苗

小学生のブロッコリーの苗定植

小学生のブロッコリーの苗定植

鯖江市農村主婦会議は、鯖江市の農業振興と豊かで魅力ある農村生活の実現を目的に、結成されて45年以上にもなる女性のみで構成する団体です。 福井県内で初めて「夕市」を開催し直売に取り組んだり、 まだ、一般に知られていない頃から栽培を始め、現在では鯖江市の特産品となったブロッコリーの共同育苗に取り組んだりしています。共同育苗された苗は毎年注文があり、寒い時期の種まきや水やりなど苦労も多いですが、メンバーみんなで頑張って栽培しています。

ブロッコリーを共同育苗しているハウスそばの小学校の児童に対して、毎年、種まきや苗の定植などの農作業体験の指導を行っています。また、平成17年度から鯖江市内の小学校、幼稚園、保育所にブロッコリーの苗を無料配布し、児童や園児にブロッコリーに触れてもらうよう取り組んでいます。学校給食への地場野菜の提供も平成12年度から始め、学校や市とも意見交換しながら、給食によく使われるたまねぎやじゃがいも、小松菜などの軟弱野菜を主に提供しています。 小学校からは学校給食感謝祭などに招待され、児童と一緒に給食を食べながら野菜の話をしたり、「おいしかった。」等の感想が、絵手紙として送られてきて、感激することもあります。

他にも市制50周年を記念して制定された「ふるさとの日」に開催される市主催のイベントで、地場野菜を利用した料理や伝承料理を調理、提供するなど、食文化を伝承していくための取組も行っています。

今後も、地場野菜や米粉を使った料理、伝承料理の提供、学校給食への地場野菜の供給、子どもたちへの農作業体験の指導など、様々な食育活動に取り組んでいきたいとのことでした。

JA福光キッズクラブの取組(富山県南砺市)【平成23年8月9日】 

さつまいも定植

さつまいも定植

ジャガイモ収穫

ジャガイモ収穫

JA福光では、「自然の大切さ」「食べ物の大切さ」「助け合い・協力の大切さ」を子どもたちに伝えることを目的として、平成14年から「キッズクラブ~あぐりスクール~」に取り組んでいます。

対象は、JA福光管内の小学校2年生~6年生で、毎年4月~翌年2月まで年間12回の活動を通じて、「育てよう!」「食べよう!」「作ろう!」「体験しよう!」の4つのキーワードを体感できるように計画しています。

「育てよう!」
じゃがいも、さつまいも、稲などを植え、いつも食べている野菜やお米が、どの様に育つか収穫までを体験。

「食べよう!」
いちご狩りやなし狩り等。

「作ろう!」
収穫した芋でコロッケ作り、米でおはぎや味噌作り等。

「体験しよう!」
「昔のおやつ」を教わる等。

また、JA福光の若手職員もサポーターとして参加し、子ども達と一緒に学びながら地域の方々と交流し、JAに親しみを感じてもらえるよう取り組んでいます。

参加している子ども達からは、「田植えの苗を手で植える時の大変さ」「一つの種芋から、たくさんのじゃがいもを収穫できた時の喜び」「さつまいもの苗って葉っぱのついた茎なの?」など、毎回初めての発見や体験に、驚きの感想が寄せられます。

JA福光キッズクラブでは、「子ども達は自分たちで作ったものには興味を持ちます。そこからいろいろなことが学べるのではないかと考えており、それには、なによりも「体験する」ことが大切であり、今後もこの取り組みを継続していきます。」としています。

JA新潟みらいの取組(新潟県新潟市)【平成23年7月8日】 

親子米作り体験

親子米作り体験

JA新潟みらいでは、農業体験などの食農教育を通じて、「食」を生み出す農業・地域・自然の役割について理解を深め、子どもたちの未来を応援するため、様々な活動を展開する「食農食育ひろば」の取組を行っています。

具体的な取組は、

  • 親子米作り体験
    小学生の親子を対象として、年間を通した米作りを体験する。
  • あぐりスクール
    小学5~6年生を対象として、農産物の収穫、野菜や果物の集出荷施設見学、調理実習などの体験する。
  • 出前授業
    JAの職員が小学校へ出向き、総合学習の中で食農教育に関する授業を行う。

等があります。

参加者からは、親子米作り体験では、「楽しかった」や「農作業の大変さや大切さが分かった」という感想があり、あぐりスクールでは、地元の特産品を知るとともに「美味しさが分かった」や「農家の方の苦労が分かった」という感想がありました。

なお、親子米作り体験及びあぐりスクールの23年度の参加者募集は終了しております。

JA新潟みらいとしては、「全ての事業をとおし、テーマは地産・地消で、地場産食材にこだわっています。これらのことは1年で成果が出るものではないので、今後も継続していく中で、地元農産物や農業への理解が浸透していくよう進めていきたい。最終的には、子供への食農教育をとおして、親の食育を進めていきたい。」とのことでした。
 

あぐりパークほんごう の取組(福井県福井市)【平成23年6月10日】 

 代表杉本英夫さん
代表 杉本英夫さん

  炭焼き小屋
  炭焼き小屋

名水「足谷の清水」

名水「足谷の清水」

 

あぐりパークほんごう(代表杉本英夫氏)は、炭焼き体験、椎茸栽培体験、養蚕見学などの農林業体験や山羊と触れ合うこともできる自然豊かなところです。

この地で体験活動を始めたきっかけは、町で生活している人達に農林業体験をしてもらいたいという思いから。

ここでは、季節に応じて、様々な体験メニューがあります。

  • 4月は、「椎茸植菌体験」
  • 6月・9月は、「養蚕見学」
  • 7月は、「ちまき作り体験」
  • 8月・10月は、「炭焼き体験」

その中の炭焼き体験では、炭焼き小屋で実際の炭焼きの説明後、空き缶に松ぼっくり等を入れてアルミ箔で蓋をし、炭の上に乗せて焼くと1時間程度で松ぼっくりの炭が作れる簡単な体験が出来ます。

また、地元のNPO法人と連携し「ふるさと学級」というイベントを年5回程度開催しています。

その時には、杉本さんが作ったお米を使い、近くのおいしい名水と炭で炊いたおにぎりを食べてもらっています。参加された方からは、とてもおいしいと大好評です。

あぐりパークほんごうの申込みについては、事前に電話又はFAXで申し込んでいただければ、1家族から受入可能です。

杉本さんの今後の活動としては、最近の荒れた山林の様子を見ると天然林の大切さや水の大切さを分かってもらえるよう取り組んでいきたいとのことでした。
 

高塚地区自然保全会の取組(石川県加賀市) 【平成23年5月10日】 

説明

子ども達に「かきもち」の説明をする

高塚地区自然保全会 代表 山本清剛さん

 かきもち

編み込み出来た!

高塚地域では、大規模なほ場整備をきっかけに、薄れていく昔ながらの技術を子ども達に伝承し、また、食のありがたさ、米一粒のありがたさを町内皆に実感して欲しいと、営農組合が中心となって「子ども農園」を提案し、町内会や各会に呼びかけ、田植え、稲刈りや収穫祭など、町内全戸参加の行事となりました。以降、平成13年から「子ども農園」を中心に取組を行っています。

「子ども農園」では、親子や家族が田植え、稲刈りや収穫祭を行っており、地域の輪が強くなり、お米一粒のありがたさにも気付きます。

収穫祭では、高齢者から若い親子へ、餅つきの「手返し」の技や、かきもちを編み込む技を伝授します。

平成23年2月26日には、近くの「清心保育園」の年長園児20名が、大きなビニールハウス「多目的ハウス」の中で、「子ども農園」で収穫されたもち米で作った「かきもち」の編み込み体験をしました。

山本さんは、園児らに「昔はおやつ」にしたことや、「保存食」であったことを説明しました。

園児らは、「おもしろかった」、「早く食べたい」など、自分で編んだ「かきもち」を自慢気に見せ合っていました。

また、同地区の小学校の総合学習と連携し地区内で小麦の栽培 を行い、日常の肥培管理に小学生も参加し、麦を使った昔遊びも体験しています。脱穀、製粉、乾燥なども自力で行い、調整後の小麦は、うどん作りを学んだ主婦が小学校へ出向き、子ども達と一緒にうどん作りをし、この機会を使って、食の大切さやありがたさを伝えています。 
 

保育所給食調理員の取組(富山県高岡市) 【平成23年4月5日】 

じゃがいもの収穫

じゃがいもの収穫

(能町保育園)

 お米のお話

お米のお話

(能町保育園)

食育かるた

調理員達が主体となって考えた

「食育カルタ」

としながくん

地元の食材で「お星様コロッケ」、

「利長くん丼ぶりお」、「利長くんヌードル」

保育所給食は、乳幼児の健全な発育及び健康の維持・増進の基盤であるとともに、おいしい、楽しい給食や食事を大切にする心を育てるなど、その役割は益々重要性を増しています。

高岡市では、同市児童育成課管理栄養士の指導のもと、同市内全保育所の保育所給食調理員が「作るだけでは食育ではない!」と表舞台に立ち、調理室の可視化をはじめ様々な食育の取組が行われています。

全保育所の畑での「野菜栽培体験」

同市内全保育所にある畑で、野菜栽培が取り組まれています。園児が野菜の苗付けから水やり、収穫、調理までを体験し、それを給食調理員が中心となって取り組みます。試食の際には、園児達にわかりやすく「食育のお話」をされます。

同市内の、ある保育所で、かぼちゃを収穫する際に虫が食べた跡を見つけた園児から、「虫さんが食べるくらいおいしいんや。」と、園児の素直な気持ちが聞けたそうです。バケツ稲に挑戦した保育所や、穂を付けている稲穂、籾、玄米について説明をした保育所もありました。

園児たちは、食材に触れ、水やりなどをして育てること、収穫、調理も体験しました。このような体験をとおして、食べ物の育ちを知り、感謝の気持ちを持って食べることや、食べることは楽しい大切だと感じることを学びます。

毎月19日(食育の日)は「日本昔話献立」

毎月19日(食育の日)は、「日本昔話献立」を取り入れた給食メニューが出されます。園児が作る「金太郎」の顔をしたおにぎりや、「弁慶と義経」では、雨晴海岸(高岡市)にある「弁慶岩」のお話と、雨晴海岸で天草(寒天の材料)が穫れるお話をして、デザートには「フルーツ寒天」を出したそうです。

また、新1年生となる年長児には、その準備として、学校給食でよく出る献立を3月に保育所給食で作り、小学校の校長先生・栄養教諭・栄養職員・教職員の方を招いて一緒に会食するなど、小学校との連携が図られています。

地元の食材にこだわった「手作りコロッケ」

同市がコロッケ消費全国1位であることから、毎月、地元の食材にこだわった「手作りコロッケ」が給食に出されます。これは、給食調理員が知恵を絞って考えた「手作りコロッケ」で、そのレシピを、写真付きで毎回園児の保護者へ紹介しているそうです。

「食育カルタ」の作成

給食調理員が中心となって作成された「食育カルタ」は、B5サイズで大きく、見やすいものとなっています。

同市では、保育所給食調理員を中心に、栄養士や保育士達は、「豊かな食体験は、望ましい食習慣を身に付け、健康な心と身体を育てることにつながる。」と確信しつつ、食育の取組を、今後も様々な内容について企画・実践していくそうです。
 

生産農家 長井照雄さん(新潟県新潟市)の取組 【平成23年3月1日】 

 収穫最盛期の女池菜とハウスの長井さん

収穫最盛期の女池菜とハウスの長井さん

新潟市立木戸小学校の田植えの様子

新潟市立木戸小学校の田植えの様子

長井さんは、新潟市東区中山で、化学肥料を一切使わない、農業を続けています。

ここで収穫された野菜はアクがなくて甘く、ホウレン草や冬菜も生で食べられるので、お客さんからも好評だそうです。

小学校で、田んぼの大切さを理解してもらうために、10年以上前から地元の小学校で、5年生を対象に稲作中心の体験学習を続けておられます。平成22年は、新潟市立木戸小学校、同市立江南小学校で指導されました。

住宅街の一角の田んぼで、100人前後の児童を相手に指導されます。体験する田んぼは6アール程の面積で、子ども達はうるち米ともち米を植えました。

収穫作業は手刈りです。子ども達にとって一番難しかったのが「一掴みの稲を藁を使って束ねること」だったそうです。「はさがけ」も初めての体験の一つ、とのことでした。

収穫した米を米粉にし、1月26日、子ども達が蒸しパンを作りました。近くの石山公民館の「米粉クラブ」の皆さんの応援を得ながら、食料自給率や環境に優しい調理の仕方などを学びました。

長井さんからは、「農作業体験や調理体験は、子ども達に食や農を身近に感じてもらうために必要である。」、「これからも農作業体験を通じて子ども達の応援を続けていく。」と、心強い言葉をいただきました。

子ども達は、体験学習が終わった今でも、長井さんを見かけると挨拶をするそうです。
 

お問い合わせ先

経営・事業支援部地域食品課
担当者:「食育ネットほくりく」事務局
ダイヤルイン:076-232-4890
FAX:076-232-4178

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