ホーム > 政策情報 > 食料 > ほくりく食育ひろば > 平成26年度食育の取組紹介


ここから本文です。

 * 平成28年度  * 平成27年度   * 平成26年度   * 平成25年度   * 平成24年度   * 平成23年度

平成26年度食育の取組紹介 

目次

三条市健康づくり課食育推進室(新潟県三条市)【平成27年3月5日】     

鎌田實医師の講演
  【鎌田實医師の講演】

減塩啓発コーナー

【減塩啓発コーナー】

天然だしを活用した料理の試食

【天然だしを活用した料理の試食】

三条市健康づくり課食育推進室では、市民が健康に幸せに暮らせるように家庭、学校、保育所などあらゆる場面において、食べる力を育む取組を行っています。

三条市は平成20年度から小中学校の完全米飯給食を実施しています。お米は三条産コシヒカリ、地元の野菜や卵、豚肉をできるだけ使い、和食中心で子どもたちが毎日楽しめる工夫がいっぱいの献立です。子どもたちが大人になり、自分で食事を選ぶとき、選んでほしい食事を提供しています。まさに、望ましい食習慣を学ぶ「生きた教材」、毎日の給食で「食育」を実施しています。「子どもたちを変えることができれば、親になったときに三条市の食生活が変わり、市民の健康レベルは向上する!」このような考えから、完全米飯給食を起点とした、食育に取り組んでいます。

三条まんま塾(食と農の連携協議会)は、生産者、消費者、医療関係者、教育関係者、環境の専門家をはじめ、様々な分野の人が食や農について考え、元気なまち三条を目指す市民団体です。三条市健康づくり課食育推進室はその事務局を担っています。三条まんま塾では、毎年、農業体験を実施しています。地域の農業についてみんなで考え、人々が元気で地域農業が豊かな、いきいきとしたまち三条を目指します。平成26年6月15日には「田の草取り&じゃがいも収穫体験」を開催し、親子連れなど約60人が参加し農家の苦労を実感しました。また、年に2~3回、「食と農で元気アップ講座」を開催しています。市民の皆さんに、食や農への関心を深めてもらいたいと、講演会や食の体験を計画しています。11月9日には、NPO法人生物多様性農業支援センター理事長で、生きもの調査などで有名な原耕造さんの講演会と、地元食材をたっぷり使った地産地消バイキングを行い、大変にぎわいました。

平成27年2月15日には、「しみん食育と農業のつどい」を開催し、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師による講演会を行いました。鎌田医師は大学卒業後、長野県の諏訪中央病院に赴任し、「健康づくり運動」「住民とともに作る医療」を実践し、脳卒中死亡率の高かった長野県は長寿日本一、医療費も安い地域になりました。その中で取り組んだ事は、減塩と野菜摂取量を増やすことです。積極的に地域の中に溶け込み「健康づくり運動」を進めたことをユーモアを交えながら話されました。また、自身の生い立ち、イラクの医療支援、東日本の被災地支援の取組みについても話され、参加者は命の尊さ、幸せの探し方、生きるうえでのヒントを得ることができました。会場では、「だしをたっぷりかけた焼きおにぎりの試食」、「みそ汁の塩分測定」、「地場農産物の直売」なども行われ、大勢の参加者でにぎわいました。参加者からは「塩分を減らすことと、野菜を多く食べることが健康維持に大切なことがあらためてわかった」「人のために何かをすることが、自分の人生を豊かにするんだね」などの感想が聞かれました。

 

* お問い合わせ先三条市 健康づくり課 食育推進室(電話:0256-34-5511   内線242)

NPO法人 食の工房ネットワーク(新潟県上越市)【平成27年1月28日】    

調理前のさめの身皮を持つ齊京さん
  【調理前のさめの身皮を持つ齊京さん】

さめのうろこを取り細かく刻む

【さめのうろこを取り細かく刻む】

冷やして固まったら出来上がり!

【冷やして固まったら出来上がり!】

新潟県上越地域の食文化の伝承や地産地消の推進を目指し、農産物加工施設「正善寺工房」の運営を基盤に、年100回を超える各種体験教室には、800名以上の参加者が訪れます。地元町内会(4集落)と共同開催している年4回の祭り、地元商工会議所から任されている、上越地域の「おいしい」をインターネットで広く紹介する「上越食の宝石箱」の管理など、「作る側」と「食べる側」をつなぐ食のプラットホームづくりを推進し、上越の豊かな食文化を地域内外に発信する取り組みを行っています。

今回は、「さめの煮こごり」の料理体験教室及び食の工房の活動について紹介します。

 「さめの煮こごり」は、冬の季節を代表する上越地方の郷土料理で、正月が近づくと思い出す家庭の味です。かつては親戚や近隣で集まり、材料となる「さめの身皮」を共同で購入・調理し、各家庭で食されていましたが、最近では家庭で調理されることが少なくなっています。

作り方は、(1)しょうが、酒を入れ沸騰したお湯に、さめの身皮をくぐらせる。(2)水の中で皮のウロコを取り除き、細かく刻む。(3)お湯を沸かし、皮を入れ弱火で煮込む。(4)醤油・砂糖など調味料を入れ5分くらい煮込み、型に流す。 (5)冷やしてゼリー状に固まったら、切り分けて出来上がりです。

 今回の料理教室では、和やかな雰囲気のなかで、参加者が食の工房ネットワーク事務局長の齊京貴子さんの指導の下、手際よく調理作業を進め、べっ甲色に輝くゼラチンの中にコリコリの食感のさめの皮が存在する、美しい「さめの煮こごり」を見事に完成させました。参加者は煮こごりについて、「昔から食べていた伝統食品」、「食べたことがないので(さめの皮の)食感を味わいたい」、「上越高田の伝統の食文化である」と感想を話していました。

『法人として運営している正善寺工房の原点は「情報発信」。食にはちゃんと旬があり、上越の豊かな食文化がこの風土の中で育まれてきた事と、この大切な食文化を世代を超えてしっかりと伝えて行きたい。平成28年度には、上越地域に伝わる郷土食のレシピや由来、その背景までの証言をまとめた本を作る計画をしています。』と、齊京さんは瞳を輝かせて語ってくれました。

工房のスタッフ一同が精力的に活動していることの一つひとつが、地域を巻き込んだ取組として、地産地消や食育の推進と絡みながら、地域の活性化の面においても大きな役割を果たしていることが伝わってきました。食の工房ネットワークの信条である、上越地域の食文化や地産地消の推進の思いが、世代を超えてより多くの人たちに末永く継承されていくことを期待したいと思います。

 

* お問い合わせ先「NPO法人 食の工房ネットワーク」(電話:025-523-0621)

高岡市農業センター(富山県高岡市)【平成26年12月18日】    

農産加工教室の模様

農産加工教室の模様

農産加工教室の模様

 

高岡市農業センターは、平成4~5年度に開設された施設の規模拡張を行い、今日までの22年の間、農業についての技術情報を提供するとともに、市民が楽しく農業体験や農産物にふれあう事業を行っており地域農業の振興と地域の活性化を図っています。(平成18年度からは、JA高岡が指定管理者となりました)

 

◎活動

【農業体験】(1)「体験農業コース」(上・中・初級コース)、(2)保育園児や小学生を対象とした「こども農業体験教室」、(3)市民園芸講習会等を開催。

【農産加工教室】(1)季節や旬に合わせた食材を使った料理教室、(2)市民対象の料理教室(お父さんや若いお母さんを対象とした教室も開催)、(3)地域の伝承料理や味噌・かぶらすし作り等の教室、(4)イタリア料理やフランス料理、中国料理、インド料理など、プロに学ぶ料理教室等といった人気のある教室を毎月開催。(地場(高岡地域)で採れた食材を使用しています)

 

◎目的

  • 農業と食の結び付きによる、農産物の消費拡大(地産地消・学校給食)を目指す。
  • 市内の小学生(低学年)を対象したこども農業体験教室により、地場で採れた農産物のおいしさや味覚の維持を目指す。また、農作業体験をとおして若いお母さんに対し、農業への理解を求める活動としている。(農作物を育てるための必要最小限の取り組みを理解してもらう)
  • 農業体験教室を体験した子どもたちの中から、将来1人でも農業に関心を持ち、農業に携ってくれたら良い。
  • 農産加工教室では、高岡で採れた地場の旬の安全・安心な農産物を使って色々な料理にチャレンジしてもらい、高岡産農産物の消費拡大につなげたい。

 

◎課題と目標

【農業体験】

  • 毎年各小学校高学年から2~3人を募って、農業体験教室を開催し、子どもたちに農業を広く理解してもらうことを目的とした、体験発表会をJA高岡(園芸課)とタイアップして開くことができればと考えている。
  • 保育園児や小学生を対象とした「こども農業体験教室」では、苗の植え付けと収穫作業のみを行っているが、植え付けから収穫までの一貫作業(肥料まき、土寄せ、草取り等)が体験できないことが課題。

【農産加工教室】

  • 若い女性が興味を持てるような内容の教室や、高齢者の介護食用の料理教室の定期開催も考えたい。 

 

* お問い合わせ先「高岡市農業センター」   (指定管理:JA高岡)(電話:0766-63-1818) 

NPO法人 フードヘルス石塚左玄塾(福井県福井市)【平成26年11月18日】 

調理風景

調理風景

料理

10月22日(水曜日)に、福井市浅水の麻生津公民館で「NPO法人フードヘルス石塚左玄塾」の料理教室が開催されました。

塾名のとおり、日本で初めて「食育」という考え方を広めた福井市出身の明治時代の医師・石塚左玄氏の六つの訓えを受け継いだ塾です。

料理教室(初級コース(年10回))では料理の基本メニューを通して調理の基本を学ぶことを目的としています。講師の先生は「一物全体食」についてや料理の注意点・食材の良いところ悪いところ(野菜などの食材は皮や根の近くに大切な栄養分があるのでここを捨てることはない。反面例えばじゃがいもの芽、皮や実の青い部分も取り去る)など、食材にも色々気をつけるべき基礎知識が必要なことも話されていました。

また、調理に入る前に調理器具類の衛生面についての心配りに始まり食材一つ一つの選び方、切り方とその理由の説明、料理手順や受講生の方の質問にも丁寧に答えていらっしゃいました。さらに調理中はそれぞれの素材の扱い方や火加減、煮加減についても一人ひとりに手とり足とり指導されて、料理の基本の習得は文字ではなく体験であることが感じられました。

料理をするということは、本人も家族にも、あるいは食事を提供する相手の健康にも気を配るということなのだと、親心のように伝えようとされていたのが印象的でした。

当教室では、基本的に調味料は昔ながらの製法の味噌、醤油、塩だけを使用しています。これらは「食材一つひとつの味を引き出し食材の持つ本来の味や個性を楽しめるため」とのことでした。

こうして出来上がった料理こそ本来の食の形であり、正しい食生活をすることの大切さを再確認することができます。

出来上がった料理を皆さん一緒に食べながら、その料理に使った具材、調理方法、季節によって変える味付け方、食べる人の健康状態により作り方に少し工夫をすること、昔ながらの食文化に関わることなどを話題に会話がはずみました。ここに何気ないけれど大切な時間が演出されており、若い人たちの食生活が乱れる現代に、忘れてはいけない必要かつ一番大事なことがこの塾で学ばれていたと思います。

 

* お問い合わせ先「NPO法人フードヘルス石塚左玄塾」(電話:0776-25-7203)

一歩一歩楽園(石川県金沢市)【平成26年10月17日】    

5月:田植え風景

【5月:田植え風景】 

9月:稲刈り開始☆

【9月:稲刈り開始☆】

10月:収穫感謝祭後の芋ほり

【10月:収穫感謝祭後の芋ほり】

一歩一歩楽園は「三世代交流で、農から学ぼう」をテーマに、子供たちの健全育成につながるよう、2008年4月から活動を開始したNPO法人です。

金沢市山科町にある休耕田を利用した800坪の農園を拠点に、昔ながらの田植え・稲刈り、収穫祭、講演会などを開催しています。また、農薬・化学肥料を使わない自然農法で、美味しいお米や野菜を栽培していて、毎年沢山のお爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さん、子どもたちが活動に参加しています。今年からは菜園の区画も増え、現在40区画ある菜園を利用している会員は、家族で思い思いに野菜づくりに励み、収穫の喜びを感じ、さらに家族や会員同士の絆も深めています。

 

一歩一歩楽園の山科農園では、昔ながらの稲作を始めて今年で7年目です。

5月には子どもも大人もみんなどろんこになりながら田植えに挑戦する『どろんこ田植え』、9月には自分たちで植えた稲を収穫する『稲刈り体験』、10月には収穫したお米と野菜で作る美味しいカレーライスをみんなで一緒に食べて、笑って、秋の収穫を祝う『収穫感謝祭』を企画し、これらの一連の食育イベントをとおして、三世代が農を通じてワイワイといっしょに働きながら活動を行っています。

 

今回は、9月20日に行われた『稲刈り体験』の様子をお伝えします。

当日は快晴で、田んぼには柔らかな日差しがふりそそぐ、最高の稲刈り日和となりました。近所の小学校、幼稚園、保育園、児童館から元気な子どもたちと保護者約50名が参加して『稲刈り体験』が行われました。

黄金色に輝く稲穂たちは、秋のそよ風に吹かれて収穫を今か今かと待ちわびています。

しかし、ぎっしりと実をつけたのは稲穂だけではありません。除草剤を使わない自然農法で夏を過ごした一歩一歩楽園の田んぼには、ヒエなどの雑草も元気に共存しています。津幡町の市谷営農組合の方々にお手伝いしていただき、稲と雑草の違いの説明や、鎌の使い方を教わった後は、早速、グループに分かれて稲刈りスタート!

稲刈りが初めての子もいれば、慣れている子もいて、みんなでワイワイガヤガヤ♪   刈って、束ねて、どんどん刈り進んでいきます。

「地面に稲が落ちてるよ。もったいないね」そういって、稲刈り後の田んぼで落穂を拾い集めている子もいました。自分たちで稲刈りすることで、お米を作る事の大変さと、それを残すことのもったいなさが分ったのかな?

 

今後について、理事長の宮下さんは「子ども、親子一緒に参加をしていただき、「農」を通して「食」と「環境」と「助け合い」による豊かさを次世代に継なげて行きたい」と話されていました。

 

* お問い合わせ先「一歩一歩楽園」   (事務局:宮下印刷(株)内)(電話:076-263-2469)

 立山町農家民泊体験推進協議会(富山県立山町)【平成26年9月17日】   

朝の散歩をおばあちゃんと

【朝の散歩をおばあちゃんと】 

「おいしく育ってね」モモに優しく袋掛け

【「おいしく育ってね」モモに優しく袋掛け】

田植えってこうするんだ

【田植えってこうするんだ】

立山町の農家約130軒が、平成26年5月~6月にかけて、大阪府の8中学校の修学旅行生約1,400人を農家民泊で受け入れました。

生徒たちは、農家に泊まり、田植えや野菜の植え付け・収穫を体験し、収穫した野菜で調理を一緒に行いました。

受け入れ先となる各農家は、野菜の種まき・収穫、山菜採り、森の散策などを考え、いつも食べている米や野菜を使った普段どおりの食事でおもてなしを行い、生徒たちをお客様ではなく家族の一員として受け入れています。

 

◎目的

 

  • 行政と農家などが協力をして都会から修学旅行生を受け入れ、農作業を体験することで農業への理解を深めてもらうとともに、生徒が農家宅に宿泊し、受け入れ家族と一緒に農作業や食事作りなどを通じて親交を深め、県外の若い人たちに「立山町ファン」を増やすこと。
  • 教育活動の一環との位置づけではあるものの、生徒の口コミで町の自然や農産物の産地としての魅力が知られるようになれば、将来的に農産物の販路拡大といった波及効果が期待される。また、生徒が家族と再び立山町に訪れることがあれば、定住や半定住も期待でき、観光客の増加にもつながる。

 

 

◎取組までの経緯

立山町は、「立山町ファン」を増やすため、平成24年に「立山町農家民泊体験推進協議会」を設立し、同26年から修学旅行生を対象に農業体験や民泊の受け入れを決めた。受け入れにあたり、講習会や先進地視察(長野市の信里地域・福井県美浜町等)を兼ねた研修会を重ね、食べ物アレルギーへの対処や農作業時の注意点等を学んでいる。

 

◎課題と目標

 

  • 受け入れ側の農家数を増やしていきたい。
  • 来年も大阪府の中学校6校と東京都の中学校からの予約を取り付け、今後は北陸新幹線の開通に伴い、平成28年には首都圏からの誘致に力を注ぎたい。
  • 生徒からの感想文の中で、「卒業してからまた遊びに来たい」との意見があり、この交流が発展して行けばと思っている。

 

* お問い合わせ先「立山町農家民泊体験推進協議会」   (事務局:(株)たてやま)(電話:076-483-4201)

福井市立和田小学校(福井県福井市)【平成26年8月19日】   

夏野菜栽培の様子1

夏野菜栽培の様子2

夏野菜栽培の様子3

福井市立和田小学校は、食に関する指導目標として、(1)食事の重要性を理解すること、(2)心身の健康のため自ら管理していく能力を身に付けること、(3)食品を選択する能力を身に付けること、(4)感謝する心をもつこと、(5)社会性を身に付けること、(6)食文化を継承することの6つを指導の観点に各学年に応じた指導を行っています。

今回は、2年生の取組みを紹介します。

児童たちは、自分の好きな夏野菜を鉢で育て、毎朝登校するとすぐに各自専用のペットボトル(学校側で準備した穴のあいたジョウロのキャップが付いています)で水をあげています。雨の日も水やりをしてしまうほどの児童たちの熱の入りように驚く先生方の優しい指導のもと観察も熱心に行っていました。

観察するたびに草丈が伸び、葉っぱが増えてきたことや茎や葉さえもその野菜の匂いがすることに気付き驚いていました。取材中の私達にも「私のトマト、カラスに食べられちゃったんだよ!」とがっかりした様子の児童や「僕のナス見て!」と嬉しそうに話しかけて来たり、だれかに自分の野菜のことを聞いて欲しくてたまらない様子でした。

子供の頃に特に持ち合わせる純粋で繊細な感覚で受け止めたことは、子供たちにとってかけがえのない素晴らしい財産になったことと思います。

また、野菜の栄養の学習に加え、自分で育てた野菜を持ち帰り「新鮮な野菜はおいしい!」と家族から言われたことをとても喜び、苦手な野菜を食べられるようになった児童が増えたそうです。

街中の小学校なので近隣に田畑が少なくなり、思うようにはいかない部分もありますが、地域の方とのふれあい、家庭との連携を大切して子供たちに望ましい食習慣を身に付けさせてあげたいとおっしゃる先生方のあたたかい心が感じられました。

 

* お問い合わせ先北陸農政局福井地域センター消費・安全グループ食育担当(電話:0776-30-1625)

北里大学保健衛生専門学院(新潟県南魚沼市) 【平成26年7月15日】   

メニューを提案したゼミの皆さん

【メニューを提案したゼミの皆さん】 

学生にPR

【学生にPR】

メニューには工夫がいっぱい

【メニューには工夫がいっぱい】

北里大学保健衛生専門学院は、臨床検査技師養成科、管理栄養科、保健看護科及び臨床工学専攻科の3学科1専攻を持ち、健康・環境・食の関わりから、「豊かで穏やかな心と健やかな体を持った人々があふれる社会」の実現に貢献することを使命としている専門学校です。

中でも、管理栄養科は病態別、在宅栄養指導や給食管理業務の専門知識、技術を養いながら、健康、栄養状態の是正を他のスタッフと対等の視点で提案できる力を身につけるとともに、食育において指導的役割を果たす管理栄養士を養成している4年制の学科です。

管理栄養科では、食育月間に向け新たな取組みを話し合い、特別メニューを食堂で提供することになり6月25日に実施しました。

 

  • 特別メニューのテーマは「魚と野菜を美味しく食べよう」

特別メニューの提供に向けて、給食経営管理論を担当する佐久間講師のゼミでどのようなメニューにするのか話し合われました。学院では1人暮らしの学生が多く、肉類の摂取に比べ魚の摂取が少ないこと、野菜類の摂取が少ないこと等があり、テーマを「魚と野菜を美味しく食べよう」に決め、メニュー作りを行いました。

 

  • メニューは「あじの梅しそフライ定食」

提供するメニューは、他の学科の学生にもバランスの取れた食事に関心を持って欲しいとの思いから、価格は通常の定食と同額の310円とし、若い学生でも食べ応えのある献立がよいとの意見から、あじフライ2尾をメインにし、梅肉ソースを使い、魚をさっぱりと食べることが出来るように工夫した「アジの梅しそフライ定食」に決まりました。また、付け合せの野菜は軽く搾って水分を取る一工夫をし、加えて小鉢「おくらポン酢ジュレ」は夏ばて防止に人気のあるねばねば野菜をメインとし、野菜を通常の定食より多い140g取れるようにしました。そのほか乳製品も不足しがちなことから野菜にチーズをかける工夫をしました。

 

  • 特別メニューは大人気

当日は、初めての取組みということで、通常学食で提供される魚の定食より多めの50食を提供しましたが、特別メニューの評判がよく早々に売り切れてしまいました。特別メニューを楽しみにしながら食べることが出来なかった学生たちが残念がる声が多く聞かれました。

 

管理栄養科では、今後も食堂利用者の意見を聞きながら、学生たちの食生活の改善に生かすため、特別メニューを毎月1回継続して提供する予定としています。

また、メニュー提供に協力した食堂「北里ガーデン」は、学生への食育活動に積極的に取り組んでおり、「今回のメニューで提案された梅肉ソースが予想以上にアジフライとの相性が良く、他のメニューにも活用できるような新たな発見があった。これからも提案は大歓迎で一緒に取り組みたい。」と言っています。

定食は310円の価格設定で提供されており、予算内でいかにバランスのよいメニューの提案が出来るかが今後の課題となっています。

佐久間講師は、この取組みがこれから社会に出て行く学生にとって良い経験となって欲しいと話していました。

 

* お問い合わせ先北里大学保健衛生専門学院   管理栄養科   佐久間   (電話:025-779-4511(代表))

JA新潟みらい(新潟県新潟市) 【平成26年5月14日】     

型枠を体験

【型枠を体験】 

体験圃場の看板

【体験圃場の看板】

手植えの様子

【手植えの様子】

JA新潟みらいは平成20年度から「JA新潟みらい食農食育推進協議会」を組織し、小学生やその父兄を対象とした農産物の収穫体験や出前授業などの食育活動を行なってきました。

また、平成25年度からは、対象者の範囲を拡大し、新潟市西区で地域住民を対象とした「大人の食育講座」の開催や、新潟青陵大学短期大学部の学生を対象とした講演を実施しています。

5月4日には「親子米づくり体験」の田植えが行われ、小学生親子14組37人が参加しました。JA新潟みらいの指導員から手植えのコツを教えてもらった後、子供達が生産者の方と一緒に型枠を転がす体験をしました。その後、一斉に苗を植え始め、1時間ほどで植え終わりました。参加者からは「田植えは初めて。いい経験になった。」「昔は手植えで、大変だと思った」などの感想が聞かれました。

「親子米づくり体験」は、平成21年度から実施されており、今年で6年目になります。小学生親子が1年間を通して米作りに携わることで、生産者の苦労・農業の大変さを知ってもらい、食を大切にする心を育てることを目的にしています。今年の活動は、田植えにはじまり、施肥体験、稲刈り・はざ掛け体験と続き、10月の修了証書授与まで計4回を予定しています。

 

* お問い合わせ先JA新潟みらい企画総務部企画組織課(電話:025-373-2105)

お問い合わせ先

経営・事業支援部地域食品課
担当者:「食育ネットほくりく」事務局
ダイヤルイン:076-232-4890
FAX:076-232-4178

ページトップへ

北陸農政局案内

リンク集