ホーム > 政策情報 > 生産 > 園芸特産作物に関する情報 > 今月の園芸特産作物:1月 チューリップ


ここから本文です。

今月の園芸特産作物

1月   チューリップ 

北陸のチューリップ生産

1月から2月にかけて新潟県及び富山県のチューリップの切り花が出荷のピークを迎えます。

新潟県、富山県とも県の花が「チューリップ」であることが示すとおり、両県では、チューリップ生産が盛んで、球根の生産では両県で全国シェアの100%(富山県50%、新潟県50%)、切り花では新潟県が全国シェアの52%を占めています(22年産産出額)。

チューリップが日本へ伝わったのは19世紀の中頃(文久年間)ですが、本格的な栽培は、大正時代のほぼ同時期に新潟県と富山県で開始されました。両県の気候がチューリップの生育に適していたこと、当時はチューリップが珍しく、高値で取引されたことから、水田裏作として広がっていきました。

近年は、輸入球根の増加等によって球根の生産は減少していますが、オリジナル品種の開発や切り花生産の拡大等に取り組んでいます。

球根生産の盛んな富山県砺波市や新潟県胎内市では、花が見頃を迎える4月下旬~5月上旬にチューリップフェアが開催され、様々な品種がご覧いただけますので、是非お訪ね下さい。

 

日本一のチューリップ新品種育成県(富山県)

チューリップの新品種富山県ではチューリップの新品種の育成が盛んです。富山県農林水産総合技術センター園芸研究所にはチューリップ遺伝資源センターが併設されており、現在、2,094もの品種を収集・保存しています。

1品種に20年以上の歳月をかけて、これまでに「黄小町」「夢の紫」「春天使」など28品種を育成しています。29品種目「春のあわゆき」は、24年10月に品種登録が完了したところです。30、31品種目となる「赤い糸」及び「春の火まつり」は登録手続き中です。 

このほかに、生産者等の育成した品種も多数あります。

 

 

 

 

 

 

日本一のチューリップ切り花生産県(新潟県)

新潟県のチューリップ切花産地地図

新潟県ではチューリップ切り花の生産が盛んで、全国1位となっています(22年産産出額)。主な産地は新潟市、胎内市、五泉市などで、秋から冬にかけてハウスで栽培され、約300品種が10月~4月に出荷されています。

チューリップは多様な色や形があります(一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、パーロット咲きなど)。バリエーションが豊富ですので、組み合わせることで色々な楽しみ方ができます。

 

管理のポイント

<切り花>

生けるときは、水の中で茎の先を切り(水切り)、しばらく水に浸けて水を吸い上げさせます。花瓶の水は毎日取り替え、水切りをし直すと長持ちします。

温度に敏感で、暖かい部屋が苦手ですので、廊下や玄関先など、直射日光の当たらない涼しい場所に飾るとよいでしょう。

<球根(花壇植え)>

暖かい土の中では根がうまく育たないため、植え付けは地温が十分下がった頃に行います(紅葉が見頃の時期を目安にするとよいです)。完熟堆肥を十分にすき込んだ用土に緩効性の肥料を与え(100g/平方メートル)、球根の高さの3倍程度の深さに植え付けてください。

花期は4月~5月ですので、花が終わりしだい花首から折り、枯れ花を取り除いてください。6月に葉が黄変したら球根を堀上げ、日陰で乾燥させましょう。 

 

チューリップの種子のはなし

チューリップは通常、球根で育てますが、めしべに他の品種の花粉がつき(受粉)、子房が熟せば種子もできます。必ず種子ができるとは限りませんが、できた種子をまくと様々な色や形の花が咲き、ひとつとして同じものがありません。

種子をまいて、花が咲く大きさの球根に育つまで約5年かかりますが、あなただけのチューリップを育ててみませんか。

 

お問い合わせ先

担当者:花き・特産係
代表:076-263-2161(内線3333)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

ページトップへ

北陸農政局案内

リンク集