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北陸農政局

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今月の園芸特産作物:11月 柿   

柿の産地

北陸管内各県の柿生産状況

日本は、柿の生育に適していることから、北海道と沖縄を除く各地で栽培され、和歌山、奈良などが主産県となっています。

北陸管内では1,450haが栽培されており、北陸の果樹の中では栽培面積が最も多い品目です(平成25年)。県別にみると新潟県692ha、富山県303ha、石川県315ha、福井県138haとなっています。

 

 

 

 

 

北陸の品種

北陸管内における柿の品種構成(平成23年度)

柿は、大きく分けると甘柿と渋柿に分けられますが、北陸管内の柿はほとんどが渋柿です。
品種構成をみても、「平核無」、「刀根早生」、「三社」などの渋柿が上位を占めており、「富有」などの甘柿の生産はわずかとなっています。

 

 

 

甘柿と渋柿

甘柿と渋柿とではどこが違うのでしょうか。実は、甘柿も渋柿も未熟のものは渋みがあります。ただ、甘柿は、成熟が進むとともに渋みのもとであるタンニンが不溶性になり、渋みを感じなくなりますが、渋柿は、成熟してもタンニンが果肉中に残ります。(果肉中の黒い斑点はタンニンが不溶化したものです。)
渋柿を食べるためには、渋抜きが必要となりますが、その方法は、(1)湯抜き法(温湯に一晩漬ける方法)、(2)アルコール脱渋法、(3)炭酸ガス脱渋法などがあり、その他、渋ガキの皮をむき乾燥させて脱渋した干し柿があります。 

干し柿

ころ柿 ころ柿 

干し柿は、「あんぽ柿」と「ころ柿」に大別されます。「あんぽ柿」は、50%前後の水分を含み、表面は乾いているものの内部は生乾きのものをいいます。「ころ柿」は水分が25~30%になるまで乾燥させたものです。また、干し柿の表面に付着している白い粉は、柿に含まれるブドウ糖や果糖が結晶化したものであり、害はなく、食べても問題はありません。
北陸管内では平成23年産(特産果樹動向調査)で582トンの干し柿が生産されています。県別にみると、富山県374トン、新潟県156トン、石川県47トン、福井県5トンと、富山県で多く生産されており、その多くは「ころ柿」の生産となっています。 

柿の選び方

柿は地域ごとに作られている品種が異なるため、「おいしい柿」を判断するのは難しいですが、一般的に柿の良質果は、形が整っていて、ヘタの緑が鮮やかで、ヘタと果実との間に隙間がなく、果皮にツヤと張りがあり、赤みの濃い重量感のある果実です。
また、柿の保存は、乾燥しないように薄いポリエチレン袋に入れ密閉し、冷蔵庫又は日の当たらない涼しいところで保存するようにしましょう。  

柿の健康機能性

柿

「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれるほど、柿の栄養価は高く、ビタミンC、カロテノイド、カリウム、食物繊維などを豊富に含みます。カロテノイドは、がん抑制効果が高いことが知られているほか、カリウムには高血圧の予防効果が、食物繊維には便通改善や大腸ガンの予防効果が期待されています。 

  

 

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:果樹係
代表:076-263-2161(内線3336)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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