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北陸農政局

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今月の園芸特産作物:4月 ピーマン   

ピーマン:ナス科トウガラシ属

ピーマンは、中南米原産のナス科の辛味のないトウガラシの一種です。
15世紀にコロンブスによってスペインにもたらされ、香辛料としてヨーロッパに広がり、世界中に広まったとされています。我が国には、16世紀末に南蛮貿易により伝えられたと言われています。
明治の初期に、品種改良による現在食べられているような甘トウガラシのピーマンが、アメリカから伝えられました。
昔のピーマンは、現在より大きめで、青臭さく独特の香りが強くて少し食べづらいものでしたが、品種改良により最近では中型の薄肉で香りが少ない品種が主流となって、急速に消費が拡大しています。
このほかにも赤や黄色等の様々な色があり、大型で甘みのあるパプリカや緑色のピーマンより甘みが強く、栄養価に優れた独特の香りが少ない赤色に熟したピーマンも注目されています。
なお、ピーマンの語源はフランス語のピマン(Piment)から来ているといわれ、我が国では当初欧米系の大型の甘トウガラシを指してピーマンと呼んでいましたが、近年は辛くないトウガラシ全般をピーマンと呼ばれています。 

 

薄肉中型種緑 ベル系赤 バナナピーマン ピーマン(黒)
薄肉中型種緑 ベル系赤  バナナピーマン ピーマン(黒)

 

 ピーマンの仲間
ししとう
ししとう

 生産概況

ピーマンの全国の作付面積は3.4千ha、出荷量は126千t(平成25年産以下同じ)となり、北陸管内では、新潟県の作付面積は73ha、出荷量は374t、富山県の作付面積は8ha、出荷量は27t、石川県の作付面積は15ha、出荷量は44t、福井県の作付面積は18ha、出荷量は46tです。
ピーマンの生産は、大きく夏秋ピーマン(6月~10月)と冬春ピーマン(11月~5月)に区分され、かつては、夏から秋中心の野菜でしたが、現在ではハウス等施設栽培により周年栽培となっています。
夏秋ピーマンの主な産地は、茨城県、岩手県、福島県等で、北陸管内もおおむね夏秋ピーマンが作付けされています。冬春ピーマンは、西南暖地の宮崎県、高知県等で生産されています。

北陸生産図ピーマン                                             (単位:ha,t)
面積等表資料:農林水産省統計部「平成25年産野菜生産出荷統計」
 

ピーマン

ピーマン
  ピーマン

選び方

へたの切り口がきれいでピンとしているものが新鮮です。全体にハリがあって、まるまるとした肉厚なものが美味しいです。多少曲がっていてもへこんでいても味には問題はありません。皮にシワがよっているもの、色が黒ずんでいるものは、鮮度が落ちている証拠です。 

保存方法

ピーマンは、水気に弱いので通気性を良くした穴あきのポリ袋等に入れて保存しましよう。冷やしすぎると品質が落ちるので10℃前後の冷蔵庫の野菜室に入れて、1週間が目安です。まとめて保存する場合にはヘタの色をこまめに確認し、痛んだものは取り除くようにするのが良いでしょう。 

中型赤 薄肉中型種緑
中型赤 薄肉中型種緑 

 栄養素・機能性成分

ピーマンは、栄養豊富な野菜です。特にビタミンCが多く含み、実にレモンの2倍、トマトの5倍もあります。そのほか、ビタミン類やカロチン類、食物繊維を豊富に含んでおり、加熱調理しても栄養価が損なわれることが少ないので、どんな料理でも栄養バランスよく、食べられる野菜といえます。 

料理のワンポイント

ピーマンは、炒めてもビタミンCを多く吸収することができます。
カラーピーマン等大型のものは皮が固いので、表面の水気を拭いてから直火で焦げるまで焼き冷水につけると簡単に皮がむけます。
加熱しすぎると栄養価が落ちてしまいますので、強火でサッと調理しましょう。また、切り方によって歯触りが異なるので、料理によって切り方を使い分けるのもおもしろいです。 

レシピ

≪ ピーマンの肉詰め ≫

【調理の仕方】

  1.   ピーマンを縦半分に切って種を取り、小麦粉を軽くふる。
  2. 合挽き肉、卵、タマネギのみじん切り、ケチャップ小さじ1、塩・こしょう少々をよく混ぜ、1のピーマンに詰める。
  3. フライパンにサラダ油少々を入れ、肉を詰めた面から焼く。焦げ目がついたら、裏返して弱火にし、ふたをして蒸し焼きにする。
  4. ソースは残った肉汁に、トマトケチャップ、ウスターソース大さじ3、バター30gを加えて一煮立ちさせて、出来上がりです。

【材料(4人前)】

  • ピーマン                 4個
  • 合挽き肉              200g
  • 卵                         1個
  • タマネギ(小)        1個
  • トマトケチャップ     大さじ3
  • ウスターソース       大さじ3
  • 塩・こしょう            少々
  • バター                   30g
  • 小麦粉                  適量
  • サラダ油               適量

 

≪ ピーマンのベーコン巻き ≫

【調理の仕方】

  1.  ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り除きます。
  2. ベーコンは長さを半分に切り、1枚で1のピーマン半個分をグルッと巻き、巻き終わりを楊枝で留め、12個のベーコン巻きを作ります。
  3. フライパンを熱してサラダ油を薄くなじませ、2のベーコン巻きを並べ入れます。強めの火加減で転がしながら焼き色をつけ、軽く塩・こしょうをふります。
  4. 3のベーコンから油が出て、縁がカリッとしてきたら油をきって器に盛りつけ、かぼすの半月切りとパセリを添えて出来上がりです。

【材料(4人前)】

  • ピーマン(緑・赤)    小6個
  • 塩・コショウ             少々
  • ベーコン                  6枚
  • かぼす                    1個
  • パセリ                    少々
  • サラダ油                 適量
  • 楊枝                      12本

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:課長補佐(野菜)
代表:076-263-2161(内線3332)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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