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北陸農政局

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今月の園芸特産作物: 3月 春菊   

春菊(キク科)について

春菊の花 
春菊の花

春菊の語源は、春に咲く菊という意味からきており、関西では、葉や花の形、その香りから「菊菜」とも呼ばれています。
原産地は地中海沿岸で、日本には室町時代に中国を経て渡来し、西日本を中心に栽培されるようになり、戦後、食生活の洋風化に伴って香味野菜としての需要も増加して各地で栽培が広がってきました。
春菊の種類は、葉の大きさや切り込み方で3種類に大別され、切り込みの浅い柔らかくえぐみが少ない大葉(おおば)種、切り込みがあり香りの強い中葉(ちゅうば)種、切り込みが深く香りの強い小葉(こば)種に分けられます。

 

 大葉 株張り中葉
大葉 株張り中葉

(資料(写真):(独)農畜産業振興機構提供)
 

北陸の春菊栽培

全国の作付面積は2,010ha(H25)で大阪、千葉、福岡、群馬、兵庫など大消費地近郊の生産量が多くなっています。
北陸管内では、全国に占める割合はわずかですが、58ha作付けされており、県別には、新潟県が37haと管内の過半を占め、福井県10ha、富山県9ha、石川県2haとなっています。北陸の春菊栽培

選び方と保存方法

葉の緑色が濃くツヤがあり、香りの強いものが良品です。また、茎の切り口の断面が乾燥しておらず、茎が細めのみずみずしいものを選びましょう。痛みやすい野菜でもあるので、早めに使い切ることが基本です。
保存する際は、葉先を乾燥させないように湿らせた新聞紙で包みビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。冷凍保存する際は、硬目に茹で水気を切り、1回分ずつラップで包めば、2~3週間は保存が可能です。 

調理のワンポイント

 水炊き
『水炊きにも良く合います』

春菊はアクが少ないため、下茹での必要がなく、柔らかい葉は生でも食べられます。加熱の際は、茎部分を最初に入れ、茎が茹であがる直前に葉を入れると良いでしょう。おひたしの場合は、茹でた後の余熱で変色しないよう冷水にとり、水気をよく切ってから使うと良いでしょう。





(資料(写真):(独)農畜産業振興機構提供)

管内の産地情報(石川県:金沢市小坂地区・かほく市)

 管内の産地情報

加賀野菜の一つでもある「金沢春菊」は、2003年に加賀野菜として認定されました。昔から金沢周辺で作られていた春菊の呼び名で、別名“ツマジロ(端白)”とも呼ばれており、大葉種に分類され、一般の春菊より肉厚で柔らかくクセが少ないので、鍋やおひたしの他、生のままサラダにするなど、幅広い調理法があります。
栽培管理が難しく、わずかな生産量となっており、店頭で見かけることも少ないのですが、守るべきふるさとの伝統野菜として加賀野菜に認定され、保存と生産拡大に向けた働きかけが行われています。 

金沢春菊
金沢春菊
(資料(写真):金沢市農産物ブランド協会提供)

金沢春菊に関する情報(金沢市農産物ブランド協会Webサイトへ)(外部リンク)

金沢春菊を使ったレシピ(JAグループ石川 JAわくわくレシピへ) 

金沢春菊のガーリックアンチョビ和え(外部リンク)

金沢春菊とリンゴの寒天ゼリー(外部リンク)

 

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:農政調整官(野菜経営)
代表:076-263-2161(内線3334)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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