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北陸農政局

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今月の園芸特産作物:4月 たけのこ

たけのこの由来

たけのこの記述は「古事記」にも見られ、日本でも古くから食べられていたようです。
ただし、当時はまだ日本に入ってきておらず、そのころ食用としていたのは、日本に古来から自生する真竹(まだけ)ではなかったかといわれています。現在手に入るたけのこのほとんどは、中国が原産の品種です。
竹・笹類全体の原産地は南西アジアからヨーロッパにかけてと言われていますが、日本で食用にされる孟宗竹(もうそうちく)、寒山竹(かんざんちく)は中国原産帰化植物で、笹は、日本原産が多いと考えられています。
漢字の「筍」は、成長が早く、地面に芽を出してから10日目(一旬)くらいには竹になってしまうことからきています。また、「竹の子」は、竹の地下茎から出てくる、つまり、竹の子供という意味からきています。
ちなみに、孟宗竹は、1736年、薩摩藩主島津吉貴によって琉球経由で入った株が植えられたのが最初で、以後各地に広まりました。孟宗竹という名は、中国の孟宗という孝行息子が病気の母のために真冬、雪を掘り起こし採って食べさせ母を喜ばせたという故事に由来しているといわれています。 

北陸のたけのこの生産

北陸のたけのこ生産量

平成25年産の生産量は、全国で24,203トンで、主な生産地としては、福岡、鹿児島、熊本、京都と続き、1府3県で約70%を占めています。
北陸の生産量は354.4トン(全国の1.5%)となっています。
県別生産量は、石川県は、267.5トン(全国12位)、富山県は、52.4トン(全国27位)、新潟県は、18.8トン(全国32位)、福井県は、15.7トン(全国36位)となっています。
金沢市のたけのこは、「加賀野菜」の1つとなっており、江戸時代に加賀藩士の岡本右太夫が江戸から孟宗竹を持ち帰り植えたのが始まりといわれています。

 

たけのこの選び方と保存方法

たけのこは鮮度が命です。
市場に出回っているたけのこの多くは孟宗竹です。形がずんぐりとした釣鐘型のもので、外皮は薄茶色で湿っていて、先端は黄色く、切り口が白くてみずみずしいものを選ぶようにしましょう。根元の赤い粒々が小さくて少ないものほどやわらかいようです。
生のままおいておくと固くなり、えぐみが増します。保存する場合は必ず、下ゆでをしてあく抜きをしてください。あく抜き後、空気に触れないように水に浸して密封容器に入れ、冷蔵庫で保存します。時々水を替えれば10日ぐらいは持ちます。 

たけのこの栄養と機能性

食物繊維が豊富で、カリウムやタンパク質などを含みます。
食物繊維は、便秘の予防・改善だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度を下げるなどの機能が明らかになっています。
カリウムは、ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。
タンパク質には、うまみ成分となるグルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのアミノ酸が含まれています。たけのこの切り口に出る白い粒状のものは、チロシンで人体に害はありません。
また、えぐみのもとの1つはシュウ酸なので、結石症の人は多量摂取を避けましょう。 

たけのこレシピ

金沢市農産物ブランド協会(外部リンク)

北陸農政局:わが家・我が地域の自慢料理(春編)

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:農政調整官(畑作経営)
代表:076-263-2161(内線3336)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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