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北陸農政局

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今月の園芸特産作物: 9月 ねぎ

ねぎ

ねぎは、中国西部またはシベリアが原産地といわれ、日本へも古くから伝わり、平安時代には食用として栽培されていました。今では、鍋の具材や薬味など料理に欠かせない野菜となっています。昔から関東では主に白い部分を食べる根深ねぎ(白ねぎ)、関西では緑の葉の先端部分まで食べる葉ねぎ(青ねぎ)が栽培されました。このため、「関東は白、関西は青」という食文化が生まれました。 

ねぎの生産

北陸のねぎ生産

ねぎは、関東(千葉県、埼玉県、茨城県)を中心に全国的に生産されており、26年産の栽培面積は22,900ha、出荷量は39万tとなっています。この関東3県で、全国の約39%を出荷しています。

北陸では、砂丘地や水田転作を中心に1,170haが栽培されており、約1万5千tが出荷されています。

 

 

北陸の”ねぎ”ブランド

やわ肌ねぎ(新潟)

新潟県のJAが京浜市場へ長ねぎの出荷販売をはじめたのは、昭和40年代の前半。昭和40年代後半には”にいがたねぎ”として名称や規格が統一されました。特に10月以降の「秋冬ねぎ」は、抜群に甘く、やわらかく白く美しいことから、越後美人にかけて「やわ肌ねぎ」のブランド名で出荷・販売されています。「にいがたねぎ」は、4月から12月が収穫期で、10月から11月中旬が出荷のピークとなります。

富山しろねぎ(富山)

富山県内で生産される野菜の中で、最も販売金額が大きい品目が白ねぎです。特に、JA系統で共同出荷される白ねぎは、「富山白ねぎ」という商品名で県内はもちろんのこと、岐阜や名古屋など県外市場へも多く出荷されています。ジューシーで柔らかく、しまりがあって甘いことから市場の評価も高く、出荷期間は7月から12月で、10月が出荷のピークとなります。 

金沢一本太ねぎ(石川)

「金沢一本太ねぎ」は、その名のとおり分けつせず、白い部分は太くて長く、肉質の柔らかい品種で、11月から1月に出荷されます。特に、冬場に煮物にすると、甘さや風味は格別で、「加賀野菜」に認定(金沢市農産物ブランド協会認定)されています。

 能登白ねぎ・能登赤ねぎ(石川)

「能登白ねぎ」は、7月下旬から12月上旬頃まで出荷される「能登野菜」(能登野菜振興協議会認定)です。

根から葉先までしっかりとハリがあり、辛味がなくほのかに甘いのが特徴です。
「能登赤ねぎ」は、1月頃から3月頃に出荷されます。ハウスで栽培されており、鮮やかな赤色で、葉までやわらかいので捨てる所は無く、甘さ、香り、つやを楽しめます。

谷田部ネギ(福井)

「谷田部ネギ」は、福井県小浜市谷田部地区に伝わり、柔らかくて甘みがあり、根の部分が釣針状に曲がっているのが特徴です。2度植え換えをし、2度目は斜めに植えることで根が釣針状となり、その土深く入った部分が柔らかく甘くなります。

ねぎの機能性

ねぎには、タンパク質の合成に不可欠なビタミンCや高血圧予防に効果的なカリウムなどが含まれています。
また、ねぎは、独特の刺激臭と辛みを持つ硫化アリルを豊富に含みます。この成分は、ねぎ類を切ると目にしみる成分で、血行をよくして、体を温めるなどの効果があります。そのほか、殺菌作用があるため、のどの痛みや、せきを鎮める作用もあります。 

ねぎの選び方

根深ねぎ(白ねぎ)は、切り口が新鮮で白い部分が長く、光沢と弾力があるもの、葉の緑色が鮮やかで、白い部分との境がはっきりしているものを選びましょう。
葉ねぎ(青ねぎ)の場合は、葉先まで鮮やかな緑色で、根に白さがあり、乾燥していないものを選びましょう。 

保存方法

ねぎの保存方法 出典:(独)農畜産業振興機構Webサイト

白ねぎは、水分が蒸発しやすいので、新聞紙でくるみ、日の当たらない涼しい場所で保存しましょう。上へ伸びる特性があり、横にすると曲がってしまうので、立てて保存します。青ねぎは、湿らせた新聞紙に包んで冷蔵庫で保存します。
調理で残ったものはポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存します。一度に使い切れない場合は、小口切りにして密閉容器に入れ、冷蔵庫に入れます。

 

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