このページの本文へ移動

北陸農政局

メニュー

今月の園芸特産作物: 11月 さといも 

さといもの原産地と由来

(写真:(独)農畜産業振興機構提供)

さといもの原産地はインド東部からインドシナ半島にかけての熱帯地方で、タロイモと同じ仲間です。原始マレー族の移動とともに、太平洋一帯に広まったとされています。日本へは中国を経て縄文時代に伝わったといわれており、お米より古い主食であったとも考えられています。
さといもの名前は、山でとれるやまいも(自然薯)に対して、村(里)で栽培されることに由来しています。 

 

 

さといもの主な種類と特徴

アジアの熱帯に分布する多年草で、種子ではなく「いも」で増えます。いもは茎が肥大したもので、株を中心に大きな親いもがあり、そこから子いもが分球して増えていきます。孫いもは子いもからさらに分球したものをいいます。
さといもは、子いも・孫いもを食べる「子いも用品種」、親いもと子いもを食べる「親・子いも兼用品種」、親いもを食べる「親いも用品種」に分類されます。このほか、ズイキと呼ばれる葉柄を食べる「葉柄専用品種」もあります。

imo.jpg                     (写真:(独)農畜産業振興機構提供) 

さといもの生産

imomap_a.jpg
       資料:農林水産省統計部 「平成25年産野菜生産出荷統計」

全国の作付面積は13,000ha、収穫量は162,100tとなっています。作付面積の全国1位は、千葉県(作付面積1,600ha、収穫量19,700t)、2位は宮崎県(作付面積1,260ha、収穫量19,700t)です。
北陸の作付面積は1,120ha(全国シェア8.6%)、収穫量は13,800t(同8.5%)となっています。新潟県は作付面積が全国5位、収穫量は全国6位です。 

 

 

 

 

 北陸のさといも産地

201611_syukaku.jpg
さといもの収穫作業
(写真:(独)農畜産業振興機構提供)

北陸の代表的な産地として、新潟県新潟市、五泉市、富山県南砺市、福井県大野市、勝山市などがあげられます。これらの産地には、「帛乙女(きぬおとめ)」(五泉市)、「上庄里芋(かみしょうさといも)」(大野市)といった味や食感が異なるなど人気のさといもがあることでも知られています。
  ・帛乙女(きぬおとめ):肌が白くきめ細かで、ぬめりのある食感です。
  ・上庄里芋(かみしょうさといも):ぬめりが少なく歯ごたえがあり、煮崩れしない特徴を持っています。  

 

出荷時期

出荷は、10月中旬から12月中旬ごろがピークです。
また、冬期から春先までは、秋に収穫したさといもを貯蔵庫で保管したものが、順次出荷されています。  

さといもの機能性

さといもは、水分が多いことから、一般的にエネルギーが高いいも類の中では、最も低エネルギーの部類に入ります。また、カリウムが豊富に含まれているので、余分な塩分を排出する効果があり、高血圧の予防につながります。 

さといもの選び方

土が適度についており、表面がしっとり湿っているものが新鮮です。シマ模様がくっきりと出ているものが、順調に生育した良品です。重量があり、固くて、しまったものを選びましょう。 

さといもの保存方法

熱帯地方原産なので高温多湿を好み、乾燥や寒さに非常に弱い作物です。泥付きなら新聞紙にくるみ湿度を保ち、常温で保管します。表面が湿っている場合は、そのままだとカビ臭くなるので、天日でさっと乾燥させるのが良いでしょう。

 

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:農政調整官(野菜経営)
代表:076-263-2161(内線3334)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader