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北陸農政局

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今月の園芸特産作物: 12月 さつまいも

さつまいもについて

さつまいもの花
さつまいもの花

さつまいもは、中南米原産のいもが17世紀初めに中国から沖縄へ伝来し、その後、薩摩藩を中心に栽培が盛んになり、南九州地方に広まったことから「薩摩芋」と呼ばれるようになりました。
さつまいもは、形、皮や肉の色等が品種によって様々で、世界には4,000種類あると言われています。

日本では約40品種が栽培されており、生食用、でん粉やアルコール向け等の加工用、飼料用等それぞれの用途に適した品種が開発され、特にお菓子等の加工食品用については、国民の健康ブームの追い風もあり、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む優れた自然食品・健康食品として需要を伸ばしています。 

 

 ベニアズマ  安納芋  高系14号  パープルスイートロード
<ベニアズマ>
<安納芋>
<高系14号>
<パープルスイートロード>
関東地方の代表品種で、生食用
の中で、人気の品種の一つ。
繊維少なめ甘み強く、 粉質で
ホクホクしています。
鹿児島県種子島の特産品。
肉はオレンジ色でカロテンを
含み、ねっとりした食感と高
い糖度が特徴です。
西日本での生産量が多く、 各
産地の独自の名前で生産。
石川県の五郎島金時もこの系
統です。
肉は鮮やかな紫色で、ポリ
フェノールの一種のアント
シアニンが多く含まれている
ので、機能性食品として注目
されており、お菓子の材料の
他、生食用としても幅広く利用
されています。
  (資料(写真):(独)農畜産業振興機構提供)

北陸のさつまいも栽培

平成26年産作物統計
資料:農林水産省統計部 「平成26年産作物統計」

全国の作付面積は3万8,000ha(H26)で、このうち鹿児島が1万3,400haと全国の35%を占めています。
北陸管内では、696ha(新潟県255ha、富山県100ha、石川県224ha、福井県117ha)作付けされており、主産地は、新潟県三条市(越紅(こしのくれない))、石川県金沢市(五郎島金時)、福井県あわら市(とみつ金時)などとなっています。
注:主産地の( )内は、産地のブランド名です。

 

  

 

 

  管内の産地情報

新潟県三条市『越紅』

越紅
越紅(こしのくれない)

(資料(写真):JAにいがた南蒲提供)

三条市下田地区で生産されている『越紅(こしのくれない)』は、ほくほくした食感と甘みが特徴です。昭和60年代頃より栽培が始まり、新潟県内を中心に出荷されています。
また、三条市では「さつまいもコロッケプロジェクト」をつくり、下田地区の生産者と飲食店や小売店が連携し、越紅を使ったオリジナルコロッケ「越の紅(べに)コロ」づくりを通じて交流人口の増加、農産物の高付加価値化、地産地消を推進する活動が行われています。

石川県金沢市『五郎島金時』

金沢市で生産されている『五郎島金時』は、金沢市の日本海に面した砂丘地の通気性・保水性に富むちょうど良い砂質の土壌で栽培され、糖度が高く、外皮は鮮明な紅赤色の焼き芋にぴったりのホクホクとした食感で市民に親しまれてきました。
また、金沢市のさつまいもは、金沢市農産物ブランド協会の加賀野菜に認定され、市場からも高い評価を得ており、加工食品用としても販路拡大が図られています。

福井県あわら市『とみつ金時』

あわら市富津(とみつ)地区で栽培されている『とみつ金時』は、あわら市の海沿いに面した強い海風をうける丘陵地のやや赤土を含む砂地の土壌で栽培され、甘みが強く、適度な水分が含まれているのが特徴です。
高湿度の部屋に一定時間置くことで、一年中市場出荷され、その美味しさに、料理人やパティシエにも注目されています。

選び方と保存方法

皮の色みが均一で、ハリとツヤが良く、でこぼこの少ない重量感がある紡錘系のものが良好です。糖度が高いものは、切り口にアメ色のみつが染み出てくるので、じっくり観察して、みつの出ているものを選びましょう。
さつまいもは、寒さと乾燥に弱く貯蔵適温は12℃±2℃前後なので、冷蔵庫には入れず、新聞紙等で包み冷暗所で保存しましょう。使いかけのものは、ラップに包み冷蔵庫の野菜室に入れ、早めに使い切りましょう。加熱すると冷凍保存も可能です。   

調理のワンポイント

皮の下にあくが多く含まれ、空気に触れると黒く変色することから、色よく仕上げるためには、切ってすぐ水にさらし、あく抜きをします。あく抜きの目安時間は、スイートポテトやきんとんであれば10分程度さらすときれいに仕上がります。
また、ゆっくり加熱することで酵素がでん粉をブドウ糖に変え、甘みが増すので、じっくり時間をかけて加熱調理し、素材本来の甘みを味わってみて下さい。

 

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:農政調整官(野菜経営)
代表:076-263-2161(内線3334)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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